長野県高山村にある七味温泉「紅葉館」で立ち寄り湯をしてきました。
ここは信州高山温泉郷となっていて、松川渓谷沿いに8つの温泉が湧き、その中の一番奥にあるのが七味温泉です。
2~3軒ある宿の中で選んだのが「紅葉館」でした。
[紅葉館・玄関]
秘湯ムードたっぷりの宿です。
「七味温泉」という名前は成分の異なる7つの温泉を混合していることからだそうです。
玄関に入ると『タヌキが入るからドアを閉めて』の張り紙がありました。
飼われているわけではなく、人慣れしている「タヌキ」が出没するそうなのですが、この日は現れませんでした。
玄関脇の受付で入浴料を払い、早速お風呂へ。
時間によって男女入れ替え制、昼間の時間は廊下の突き当たり、左側のお風呂でした。
まず内湯、湯船にはエメラルドグリーンの湯がたっぷり。
[内湯]
内湯の脇をさらに進むと薄暗い洞窟になっていました。
洞窟の中、白い温泉のため足下が見えなく、そろそろと歩いて行くと、広々とした露天風呂が待っていました。
広~い岩風呂、硫黄分たっぷりのエメラルドグリーンのお湯、その上源泉かけ流し、消毒・加温・加水なし・・・
温泉の色はその日の気温などで変わり、エメラルドグリーンになったり乳白色になったりするようです。
ゆっくりと至福のひとときを過ごしました。
この宿にはもう一つ、「炭色の湯」という小さな風呂があるそうなのですが、残念ながら入れ替え制の関係で入れませんでした。
このお風呂は70度と30度の異なる無色の2つの源泉を混ぜたら化学反応で温泉が黒くなって、硫黄分がとっても濃くなったということでした。
紅葉館の向かい側には「おばあちゃんのお風呂」がありました。
このお風呂は穴場らしいです。
「紅葉館」の先代の女将さんが営業しているようです。
だから「おばあちゃんのお風呂」なんですね。
男女別になっている野天風呂の内部です。
無人でしたがお金を払って、自由に入れるようになっています。
紅葉館の前の土手に咲いていた花です。
思いがけず、とっても素敵なお風呂に巡り会えました。
「紅葉館」は予約サイトでは扱われていないようで、宿に直接電話して予約するようです。
秘境の雰囲気がたっぷりの宿で食事もとても美味しいとの評判でした。
次は絶対に宿泊して「炭の湯」にも入ってみたいと思いました。
良いお湯、美味しいお料理、又泊まりたい宿です。
こんにちは!
この宿、既に泊られましたか?
やっぱり素晴らしい宿のようですね。
私も是非とも泊ってみたいと思っています。
タヌキにも会ってみたいし(^^)