トラディスカンティアはメキシコや南アメリカに自生するツユクサ科の多年草の総称です。
葉の部分が白い綿のようなもので覆われているもの、鮮やかなピンクの葉のものなどさまざまな品種があって、その数は70種類以上もあるようです。
[トラディスカンティア・シラモンタナ]
多くの品種がある中で、このピンクの花は「トラディスカンティア・シラモンタナ」というのだそうです。
長い名前で覚えられないのですが、学名が「Tradescantia sillamontana」なので、そのまま流通名になっているようです。
以前に園芸店で『しらゆきひめ(白雪姫)』という名前で売っていたのを見たこともありました。
全体が白い毛で覆われています。
だから英名はWhite velvet(ホワイトベルベット)。
互生している卵形の葉とムラサキツユクサに良く似ている花のついた茎が這うようにして広がっていきます。
この花は朝に開花して、昼になると閉じてしまうのです。
でも、この花を撮ったのは朝のウォーキング中だったので、ラッキーでした。
学名:Tradescantia sillamontana
英名:White velvet spiderwort、Cobweb spiderwort
別名:白雪姫、白絹姫、ホワイトベルベット
科名・属名:ツユクサ科 ムラサキツユクサ属(トラディスカンティア属)
原産地:メキシコ北部