ウォーキングコースの周辺は全体が段々と茶色く変色し、殺風景になってきています。
ところがそんな中でも、秋の陽射しに明るく輝いて見える花がところどころで見つかるのです。
「ネリネ」です。
別名が『ダイヤモンドリリー』、これは光が当たると花びらがキラキラと輝いて見えるからだそうです。
ネリネは10月下旬~11月ごろに開花し、茎の頂部にたくさんの花をつけます。
その花はヒガンバナに良く似ていますが、花と同時に葉も見られます。
これがヒガンバナと違いです。
花が咲いている時に葉がなければヒガンバナ、葉があれば「ネリネ」。
ヒガンバナとのもう一つの違いは、花の時期です。
ヒガンバナは名前の通り、彼岸の頃、夏から秋にかけて咲くのですが、ネリネはヒガンバナが終わってからの開花となります。
ネリネにも数種類があり、『ネリネ・サルニエンシス』という品種を元にして改良されたものがほとんどのようですが、ウォーキング中には違う種類のネリネも見つけました。
これは、『ネリネ・ウンデュラータ』という品種で、別名の『ネリネ・クリスパ』の方がなじみがあるようです。
丈夫で耐寒性がある品種のようで、露地でも栽培できるためなのか、畑の中で見つけました。
細い花弁のフリフリがかわいいネリネです。
学名: Nerine
英名:Nerine
別名:ダイヤモンドリリー、ヒメヒガンバナ(姫彼岸花)
科名・属名:ヒガンバナ科 ネリネ属
原産地:南アフリカ