「スキミア」を見つけた。
スキミアは葉の形がシキミに似ているし、山野に自生しているので「深山シキミ」とも名前がついている。
赤くて丸い蕾がぎっしりとついていた。
この蕾の時期は長くて秋から春3月ごろまでずっとこの状態。
そのためか、時々花屋さんで見かけることがあるけれど、ほとんどが開花前の蕾の時のものが売られている。
木もあまり大きくならないようなので、鉢植えでも大丈夫らしい。
スキミアは雄株と雌株があって、雌株には赤い実が生る。
でも現在流通しているほとんどが雄株だとのこと。
今回見つけたのは赤い蕾で開花すると白くなる品種、そのほかには蕾の時からずっと白い品種もある。
見つけてから数日後、まだまだ開花しないで蕾のままだろうと思って再度その場所に行ってみた。
「あっ、無くなってる 何で?」
このスキミアは建物の脇、せまい空間の砂利が敷いてあったところに植えられていた。
その砂利があった場所がコンクリートに変わっていた。
きっとその時に抜かれてしまったのだろう。
開花までずっとその様子を追い続けていたかったのに、残念!
[開花した時の様子]
いつものサイトから開花した写真をお借りした。
この様子が見たかったのに・・・
この時期、蕾が赤くて開花すると白くなるのは、『ジンチョウゲ』や『トキワガマズミ』などとよく似ている。
学名:Skimmia japonica
英名:Skimmia
別名:深山シキミ
科名・属名:ミカン科 ミヤマシキミ属
原産地:日本