日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

グレビレア・ラニゲラ

2023-12-18 07:00:00 | 植物

ちょっと珍しい花です。

「グレビレア・ラニゲラ」です。

まだ葉ばかりの時に気づいて、それからこの場所を通るたびに少しずつ花が赤く色づいてくるのをを楽しみに見ていました。

 

1ヶ月ほど前、葉ばかりの時の状態です。

まだ花も開いていないため、ちょっと肉厚な葉が垂れ下がっていたのを見つけました。

 

そして1ヶ月後、やっと花の様子が分かるくらいの状態になりました。

 

花は変わった形状で、拡大するとこのように、花弁のように見える総苞から、長い花柱を突きだした花になっています。

 

グレビレアはもともと形がユニークな花なので、それゆえにオーストラリア原産の植物の中でも、とっても人気があるようなのです。

そして、さまざまに交配を重ねた結果、品種の数は250種以上もあると言われています。

そのような中で、「グレビレア・ラニゲラ」は地面を這う性質があり、そのためにグランドカバーとして利用されていることが多いようです。

ちょっと肉厚でシルバーがかった葉も魅力的ですね。

 

 ウォーキングコースでは本来のグレビレアも咲いていました。

11月下旬に見たグレビレアです。

とても変わった形の花ですね。

この花は四季咲きのようで、数は多かったり少なかったりですが、1年中花が見られます。

 


[グレビレア・ラニゲラ]

学名:Grevillea lanigera

英名:Woolly grevillea

別名:スパイダーフラワー

科名・属名:ヤマモガシ科 ハゴロモノキ属(グレビレア属)

原産地:オーストラリア

 

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稲住温泉

2023-12-16 07:00:00 | 温泉・宿

栗駒山の麓、秋田県湯沢市にある『秋の宮温泉郷』は秋田県最古の温泉地と言われています。

その中にあった「稲住温泉」は数多くの文人も宿泊したような、歴史ある温泉だったのですが、今から10年ほど前に休業してしまいました。

ところが、令和になってから『共立メンテナンス』が経営を引き継いで、「秋の宮温泉郷 湯けむりの宿 稲住温泉」としてリニューアルオープンしたのです。

共立メンテナンスは、全国にビジネスホテル「ドーミーイン」や「共立リゾート」としてリゾートホテルチェーンを運営している会社です。

 

古川駅から宿までの直行バスを利用させていただきました。

稲住温泉の所在地は秋田県湯沢市、ところが宮城県古川駅から日にち限定で宿のバスが出ているのです。

バスは途中、「あ・ら・伊達な道の駅」で休憩を取り、約2時間かけて宿まで送迎してくれました。

[宿の玄関]

バスが到着するとすぐにスタッフがバスに乗ってきて、宿についての細かな説明をしてくれました。

そのおかげでチェックインもスムーズに進み、ウェルカムドリンクが用意された部屋で一休みし、すぐに部屋に直行しました。

館内は明るく、高い天井、そして木のぬくもりを感じるような造り、接待してくださるスタッフの方たちもとても丁寧でした。

 

[檜の内風呂]

 

客室数は49室(その内離れは4室)、ほとんどの部屋に温泉を引いたお風呂が付いています。

通された部屋の内風呂は檜風呂になっていて、もったいないほどの温泉が溢れていました。

1軒宿なので、豊富なお湯をたっぷりと使えるとのことでした。

 

部屋のお風呂はあとにして、一休みしたらすぐに大浴場の温泉に入りました。

大浴場は檜風呂と岩風呂があり、それぞれに露天風呂が付いていて、時間で男女入れ替え制になっていました。

[大浴場入り口]

とってもセンスが良くて、おしゃれでした。

 

全体に画像が暗かったり、写りがよくなかったりですが、大浴場とそれに続く露天風呂の様子です。

この他にも貸し切り風呂が2ヶ所あり、空いていればいつでも入れるようになっていました。

大浴場は「単純温泉」、客室風呂は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」と、2種類の源泉を引いているようです。

宿泊した日は外は雪、雪見風呂もなかなかのものでした。

大浴場の前の湯上り処では、夜にはビールなどの酒類やおつまみ、数種類のアイスクリームなどが用意されていて、それらが朝には牛乳や乳酸菌飲料に変わり、至れり尽くせりでした。

 

さて、温泉にも入ったし、あとのお楽しみは食事です。

夕食は食事処で、個室になっていました。

最初に箸置きを選ぶことから始まりました。

お盆の上に30個ほどの色とりどりの箸置きがあり、気に入った物を使うようになっていました。

そして、続いて料理を選びます。

基本の料理は全員同じなのですが、その他はいくつかの選べるメニューになっていて、郷土料理の鍋にしても3種類ありました。

最後のご飯までもそれぞれが違うものを頼みました。

すべてきめ細やかで手抜きが全くない、見た目も上品な美味しい料理でした。

器も料理に合わせるように、とても凝っていました。

食事の担当スタッフさんからは一品一品丁寧に説明があり、料理を出すタイミングもちょうど良い具合でした。

[夕食の一部]

 

[朝食]

 

そして、共立メンテナンスの宿といったら夜鳴きそば(ラーメン)です。

夜食として、夜30分間の提供ですが、夕食を十分に食べたのに、やっぱり食べてしまいます。

この宿は同時にデザートも用意されていました。

 

翌朝、送迎バスで再び古川駅まで送ってもらいました。

稲住温泉は接客サービス・清潔感・食事・温泉と、すべてにおいて満足度が高かった宿です。

ここは「また泊ってみたい宿リスト」に追加しておきました。

 

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ハナカタバミ(オキザリス・ボーウィー)

2023-12-14 07:00:00 | 植物

道路に面した畑の脇にとても大きな葉っぱでピンク色の花の「ハナカタバミ」が咲いていました。

すごく大きな葉っぱで、ひょろひょろとした花軸が伸びて、数個の花が開いていました。

 

 「ハナカタバミ」について調べてみました。

カタバミ属の花はとても多く、全世界で約800種もあるらしく、その中でこの「ハナカタバミ」はピンクの花を咲かせるカタバミの一種で帰化植物のようです。

そして、ハナカタバミには以下のような特徴があります。

① 花は直径3cmほどで濃い紅紫色の5枚の花弁は重なって隙間がなく、中心部が黄色、秋から冬の間中、花を見ることができる。

② 少し光沢のある葉っぱはとても大きくて、広げると掌くらいの大きさがある。

③ 長い葉柄が付いていて、3枚の小葉は先端が少しへこんだハート形になっている。

とても大きい葉っぱなので、10円玉を置いて大きさを比べてみました。

 

朝早くて日が昇っていなかったり、日陰になっている場所では花は閉じています。

 

近くには「イモカタバミ」「ムラサキカタバミ」も見つかりました。

ちょっと時期が違うような気もしますが、最近は花の時期おかしいものが多いので、これもありかと・・・

 

イモカタバミ---花色は明るいピンクで、中心に向かってグラデーションがかかり、放射状に紫色の筋をもつのが特徴。

おしべの葯は黄色。

 

ムラサキカタバミ---花はやや紫がかったピンク色で、萼は薄い黄緑色。

花筒の内側はほんのり白くなり、明るいグリーン色に見える。

おしべの葯は白色。(ちょっとピンボケです)

 

(それぞれの特徴はBOYANICAより)


 

[ハナカタバミ]

学名:Oxalis bowiei

英名:Bowie's oxialis

別名:オキザリス・ボーウィー、セイヨウカタバミ

科名・属名:フウロソウ科 カタバミ属

原産地:南アフリカ

 

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イチゴノキ

2023-12-12 07:00:00 | 植物

冬になってもうほとんど草花は終わりを告げてしまったのですが、ヒイラギ、サザンカなど、木にはまだ咲いている花が見つかります。

そんな中でドウダンツツジやアセビの花によく似た、小さな白い花を見つけました。

壺型の花、これは「イチゴノキ」?  それとも「ヒメイチゴノキ」?

ヒメイチゴノキはイチゴノキの矮性品種、全く同じで樹高だけが違っているとのことなので、どちらか分かりません。

 

イチゴのような実が生るから「イチゴノキ」と名付けられ、その実は直径1cmほどの赤い球形のブツブツとしたヤマモモにそっくりな実。

この木は冬に花が咲き、その花が実になるのは翌年の秋から冬にかけてです。

そうなると、前年の花の実が残っているうちに次の年の花が咲きます。

だから、花と実を同時に見られる珍しい木なのです。

 

オレンジ色の実を見つけました。

この実は最初は緑色、そしてオレンジになり、最後は赤くなります。

大きさは直径約1.5cm~2cmほど、ザラザラとしていて、食べられるのですが、味がないので、ジャムや果実酒など加工用に使われているようです。

 

緑色の実もありました。

ブツブツが良く分かって、ヤマモモのようですね。

 


 

学名:Arbutus unedo

英名:strawberry-tree、Irish strawberry-tree

別名:ストロベリーツリー

科名・属名:ツツジ科 イチゴノキ属

原産地:ヨーロッパ

 

 

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尾道~錦帯橋へ③

2023-12-10 07:00:00 | 国内旅行

『尾道~錦帯橋へ』

 

 3日目---宮島から錦帯橋 

3日目の朝は宮島に行くために「ホテル川島」を早めに出発しました。

宮島までは電車、船、路面電車などの交通手段がありますが、路面電車を選びました。

なぜならば、広島市内の観光を予定しなかったため、路面電車に乗っている途中で市内の様子や原爆ドームなどを車窓から見ようと思ったからでした。

そうして約1時間、市内を見学しながら宮島口に到着し、そこからは電車で来た人と同様に、フェリーに乗り換えです。

宮島も外国人観光客がとても多く、あちこちから外国語が聞こえていました。

 

[フェリーから見た大鳥居]

 

通称が宮島、正式名称は「厳島(いつくしま)」なのだそうです。

海の上に浮かんでる神社は、やっぱり荘厳な雰囲気が感じられました。

これは、何度来ても同じです。

宮島に来た目的の1つに厳島神社の御朱印をいただくことがありました。

御朱印受付所も長い行列になっていましたが、その行列に加わり、どうにか目的を果たしました。

参拝、見学、御朱印とすべてを終えたので宮島を離れすぐに岩国駅まで移動です。

岩国駅からバスで錦帯橋に行く予定を組んでいたのですが、何と電車が30分近くも遅れてしまったのでした。

帰りの飛行機は2時、このままバスを待って錦帯橋へ行ったら飛行機に間に合わなくなってしまう。

それでも錦帯橋へは絶対に行きたい。

それで最後の手段、岩国駅からタクシーを利用しました。

[錦帯橋と岩国城]

 

ドライバーはとても親切な人で、時間の許す限りあちこち回ってくれました。

おかげで予定していなかった岩国城へも行くことができてラッキーでした。

 

こうして尾道から錦帯橋への旅は無事に終わりました。

今回は天気にも恵まれ、行く先々で会う人が皆さんとても親切にしてくださったので、とても良い、思い出深い旅となりました。

 

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