道路に面した畑の脇にとても大きな葉っぱでピンク色の花の「ハナカタバミ」が咲いていました。
すごく大きな葉っぱで、ひょろひょろとした花軸が伸びて、数個の花が開いていました。
「ハナカタバミ」について調べてみました。
カタバミ属の花はとても多く、全世界で約800種もあるらしく、その中でこの「ハナカタバミ」はピンクの花を咲かせるカタバミの一種で帰化植物のようです。
そして、ハナカタバミには以下のような特徴があります。
① 花は直径3cmほどで濃い紅紫色の5枚の花弁は重なって隙間がなく、中心部が黄色、秋から冬の間中、花を見ることができる。
② 少し光沢のある葉っぱはとても大きくて、広げると掌くらいの大きさがある。
③ 長い葉柄が付いていて、3枚の小葉は先端が少しへこんだハート形になっている。
とても大きい葉っぱなので、10円玉を置いて大きさを比べてみました。
朝早くて日が昇っていなかったり、日陰になっている場所では花は閉じています。
近くには「イモカタバミ」、「ムラサキカタバミ」も見つかりました。
ちょっと時期が違うような気もしますが、最近は花の時期おかしいものが多いので、これもありかと・・・
イモカタバミ---花色は明るいピンクで、中心に向かってグラデーションがかかり、放射状に紫色の筋をもつのが特徴。
おしべの葯は黄色。
ムラサキカタバミ---花はやや紫がかったピンク色で、萼は薄い黄緑色。
花筒の内側はほんのり白くなり、明るいグリーン色に見える。
おしべの葯は白色。(ちょっとピンボケです)
(それぞれの特徴はBOYANICAより)
[ハナカタバミ]
学名:Oxalis bowiei
英名:Bowie's oxialis
別名:オキザリス・ボーウィー、セイヨウカタバミ
科名・属名:フウロソウ科 カタバミ属
原産地:南アフリカ