Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

重力が半分じゃないかってぐらい軽やかな『雨に唄えば』

2018年08月02日 23時55分43秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1952年のアメリカ映画『雨に唄えば』。

サイレント映画からトーキー映画に変わる過渡期の話で、
少女漫画のような出会いから始まり、
ラストの『スカッとジャパン』的な感じで終わるのがいい。

ミュージカルなんだけど、
重力が半分ぐらいなんじゃないかってぐらいの軽やかな動きがやばい。
特に脇役のドナルド・オコナー。
ワイヤーついてんのかってぐらい軽すぎて笑う。

あとタップダンス。
ジーン・ケリーとドナルド・オコナーの
シンクロ率高すぎて相当な練習したんだろうなと思った。

ヒロインのデビー・レイノルズは、
あの『スター・ウォーズ』シリーズで
レイア姫を演じた故キャリー・フィッシャーのお母さん。
言われてみれば似てなくもないかなという感じだけど、
まさか娘が亡くなった翌日に亡くなってるとは思わなかった。。。

ヒーロー映画とファミリー映画のハイブリッド『インクレディブル・ファミリー』

2018年08月02日 23時52分24秒 | 映画


いやー、最高に面白いわ、これ!!
前作から14年経っての続編だけど、
話は前作ラストの直後からスタート。

今回はママがメイン寄りだけど、
ド派手なアクションにX-MENばりのバトルは
前作よりもパワーアップしててすごく興奮する。

それと並行して、娘の恋模様や父親による育児など、
ヒーローにも“日常”があることを描いていて、
まさにヒーロー映画とファミリー映画のハイブリッドな作品に仕上がってる。
ただ、予告だとヒーローの日常推しになってるけど、
実際に見ると単に結果としてそうなってるだけだから、
少しその推し方は違和感ある(笑)

なので、ヒーロー映画として見ると、
“日常”部分がやや退屈に、
ファミリー映画として見ると
“バトル”部分が規格外に映る(笑)

でも、さすが安定のディズニーで、
テンポよく話が進むから見やすいし、
笑えるシーンも多くて緩急つくし、
何よりもジャック・ジャックがかわいすぎて、
あんな赤ちゃん欲しくなる(笑)

今回、ママを始めとした女性キャラが目立っているのは、
14年前と比べて女性が社会に出るようになり、
男性以上に活躍するようになってきたことも無関係ではないように思える。

なんにせよ、8月初日を飾るに相応しい映画だった。

ちなみに、本作の監督のブラッド・バードって、
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でも監督をやってるんだよね。
アニメも実写もヒットさせたまさにハイブリッドな人(笑)

あと、本編開始前のショートムービーがこれまでで一番感動した。
小籠包の話。
たった10分足らずで泣いた。。。