Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

弁護士である必要があったのかよくわからなかった『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』

2019年03月14日 23時57分37秒 | ドラマ

弁護士、、、だったのか、このドラマ。
いや、弁護士サマのお仕事は詳しく存じ上げませぬが、
ドラマだと多くは法廷バトル、
普段の生活でも会社の法務部の方々という接点しかないので、
このドラマのように、
法廷シーンは一切なく、
「危機管理」という名のもとに、
とにかく広報戦略やりまくってたから、
なんかもう弁護士じゃなくて、PRの人かと思ってた(笑)
そもそも竹内結子も最終回で自分のことを
「スピンドクター」ゆーてたしな(笑)

メディア露出における印象操作をメインに、
何手も先を考えて仕掛けていくのは、
もはや営業やマーケティングにも通ずるなと思ったけど、
日本においてこういう仕事は一般的なのかな、弁護士で。

まあ、事実はともかく、
オムニバスな1話完結型の中に、
5年前の選挙不正を暴くというメインストーリーを隠しておいて、
最終回はそこに決着をつけるという流れは悪くなかった。
ただ、弁護士なら法廷での
激アツバトルを見たかったのも正直なところ。
個人的には第7話の「PayPay」を思わせる話が
リアルだなと思ったけど(笑)

中川大志の扱いがいつもひどくて、
おば、、、お姉様方に囲まれると大変だよなというのは、
同情してしまう男性は多そうだ(笑)

安請け合いしない方がいいと教えてくれた『ハケン占い師アタル』

2019年03月14日 22時55分30秒 | ドラマ
公式サイト

安請け合いするのはよくないということを
徹底的に教えてくれたドラマでした。
あれだけ「占いしない」って言ってたのに、
第1話で志田未来を占った結果、
結局チーム全員占うハメになってるからね。。。
俺だったらめんどくさくて絶対そんなことしない(笑)

話としては、他人の心を読める杉咲花が、
会社の人を占って心の問題を取り除き、
前向きにしていくというもの。
なので、いかにその社員たちに共感できるかが、
このドラマを面白いと感じるポイントなのかなと勝手に思ってました。

ドラマにしろ映画にしろ、
自分が置かれている状況によって、
感情移入できるポイントは変わると思うけど、
これまでの自分やまわりを振り返ってみて、
自分だけつまづいているように感じている志尊淳と、
いつも上と下の板挟みにあって
疲弊しまくっている板谷由夏に一番共感できたかな。
特に板谷由夏の役どころはマジでしんどそうだった。。。
上の無茶振りと下のわがままに振り回されて。。。

でも一番泣けたのは及川光博だったんだよなー。
いっつも社長にゴマすってばっかで、
「そんな昭和の化石みたいな人いまどきいるのか」って思ったけど、
彼の若かりし頃の夢と希望に満ち溢れた姿とのギャップが泣けた。

各人における過去のトラウマとそれに対するアドバイスは、
ゆーても占いなので、本当の意味での解決とかはなく、
「まあ正論だよね」っていうのをズバッと言うことが多かった。
雑にまとめると「すべてのことは自分の責任だと思って、初心を忘れずにがんばれ」
ってところかな(笑)

すごいドラマチックな展開があるような感じではなかったけど、
お仕事エンターテイメントドラマとしては楽しめたし、
最終回はほっこりしてよかったなあ。
占いとかまったく信じないけど、
俺もアタルに占ってもらいたくなった(笑)

ド優秀な営業っぷりを見せつけられた『家売るオンナの逆襲』

2019年03月14日 00時40分42秒 | ドラマ
公式サイト

サンチードラマもついに終わり。
これはね、もう優秀すぎる不動産ウーマンの話だよね。

やってることは前作とまったく同じなんだけど、
北川景子のキャラが面白いからね、毎週見ちゃったわ。
しかも今回は、松田翔太がライバル兼ちょっとした色恋系で、
物語にスパイスを加えてたから、
前作よりも面白い要素が増えてたと感じた。
やっぱり松田翔太はかっこいいな。
あんなにシュッとしてるのに、
ちょっと抜けてるところがあるから、そのギャップがよかった。
千葉雄大との絡みは女子ウケしそう(笑)

あと、前作以上に、テーコー不動産に訪れる客が、
最近の世相を反映している気がした。
YouTuberだったり、LGBTだったり、働く女性だったり。
そして、そういう人たちが自分でも気づいていない潜在ニーズを引き出して、
物件を提案できるサンチーは、とてつもなく優秀な営業だと思う。
自分も仕事をしているからこそ、
そんなところにも目がいくようになる(笑)

あの「GO!」っていいよね。
ギアスなんじゃないかってぐらい、
一種の催眠術のようにも感じる(笑)

そして、改めて気づいたけど、
テーコー不動産はヒーロー感強いんだよな(笑)
千葉雄大は『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイレッド。
鈴木裕樹は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキレッド。
北川景子は『美少女戦士セーラームーン』のセーラーマーズ。
ゲストで出てた武田航平も『仮面ライダーキバ』の仮面ライダーイクサ。

時間の大切さを説く『運び屋』

2019年03月14日 00時35分08秒 | 映画


2019年公開映画39本中20位。

ひょんなことからヤクの運び屋となったおじいちゃんの話。
自身の経営するデイリリー農園がネット通販の台頭で潰れて、
仕事人間ゆえに家族を疎かにしていたために行き場もなく、
金銭的に行き詰まったところ、
ひょんなことから運び屋になるのだけど、
悪事に加担しつつも、
家族との関係を修復しようと努力するのが健気だった。

この映画は、とにかく主人公が時間の大切さを口にするシーンが印象的だった。
「何でも買えたのに、時間だけは買うことができなかった」と、
運び屋業で大金を儲けたにも関わらず、
家族との失われた過去の時間を
取り戻すことができなかったことに対する後悔がとても身に染みる。

怖い人いっぱいいるのに、戦争を経験し、
かつ90歳にもなると余裕が出るのか、
組織相手に物怖じせずに、
ひょうひょうとマイペースに任務を遂行する
クリント・イーストウッドの怖いもの知らず感はすごかった(笑)

最近のしか見てないけど、
クリント・イーストウッドの監督作品は、
ヒューマンドラマが多く、割と淡々と進むというか、
あんまりドラマチックな展開がなくて、
今回もそれは変わらないのだけど、
主人公が90歳のおじいちゃんというだけで、
新鮮な気持ちになれる。
(そもそも、これ実話らしいけど)

例えば、普通は大人の男性がやるようは役を、
あえて女性にしてみる、子供にしてみる、
というだけで、物語の面白さが変わるというけど、
そのいい例だと思った。

しかし、クリント・イーストウッドの元気さヤバいな。
88歳なのに。
今はすっかりおじいちゃんだけど、
『荒野の用心棒』とかマジで見て欲しい。
若い頃の彼は、ハイパーすぎるイケメン、、、
いや、イケメンという言葉が失礼なほど、かっこいい。

ちなみにこの映画には、娘のアリソン・イーストウッドも出てる。