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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

孫悟空とベジータがフュージョンしたような『ノーサイド・ゲーム』:第1話

2019年07月07日 23時35分08秒 | ドラマ


もうこれ今期一番でよくないか。
しょっぱなから泣いたわ。
企業モノとスポーツモノが組み合わさってるんだから、
孫悟空とベジータがフュージョンしたと思えばいい。

とある自動車会社にて、社内対立の結果、
府中工場に飛ばされた大泉洋が、
ラグビー部のGMも兼ねることになり、
そのラグビー部を今後どうするかって話。

大泉洋はラグビーがわからないし、嫌いだし、
毎年14億円の赤字だしで、
廃部にしようとするのだけど、
本社に戻れることもなくなり、
絶望に打ちひしがれる中、
必死にぶつかるラグビー部員たちを見て、
「ここでやってやろう」と奮起するのがたまらない。

「ラグビーが嫌い」、「ラグビー部は廃部」
というマイナスから、
自身がどん底に落ちるターニングポイントを経て、
ラグビーと深く関わる決意をするという
壮大な変化が第1話から盛り込まれていて最高すぎた。

ラグビーもチームプレイかつあんなに激しくぶつかり合う環境にいたら、
個人戦ですべてを包む水の中にいた自分とは、
考え方も価値観も違ったものが形成されそうだなと改めて思った(笑)

正しいことをした者ほど損をするのかとやるせなくなる『新聞記者』

2019年07月07日 16時02分03秒 | 映画

2019年公開映画108本中74位。

『新聞記者』というタイトルだけど、
中身はサスペンス調の映画でした。

国が新たに設置しようとしている大学の
真の目的を明らかにしようと凡走する
女性新聞記者(シム・ウンギョン)と、
エリート官僚(松坂桃李)との対峙を踏まえつつ、
真実にたどり着くまでのサスペンス感が見ごたえありです。

こういう映画だと、国が悪者、
それを暴こうとする報道が正義みたいな構図になりがちだけれど、
報道については、シム・ウンギョンの属する東都新聞社はともかく、
自殺した松坂桃李の元上司の遺族にたかる報道陣の姿など、
「マスゴミ」と揶揄されそうな部分もしっかり映していて、
報道そのものに善悪はなく、
あくまでもそこに属する人なのだということを
考えさせられるところが印象深い。

そして、ラストシーン。
最後の松坂桃李の無音の中でのセリフ、
あれは何だったのか、、、いまだにわからない。。。
正義を追求した結果、上から圧力をかけられたことは間違いなく、
下手したら自殺するんじゃないかっていうぐらいの感じだったけど、、、
はて。

国が悪いのは間違いのだけど、
彼らによって、正しいことをした者が追い詰められるのは納得いかないな。。。
生きていると、正直者や素直な人ほど損することもあるなと感じることもあるので、
やるせない気持ちになるけど。

報道関係に携わっている方の感想を聞いてみたい。

ちなみに、この映画の原作の方、
調べたら小・中・大学が僕の先輩に当たる方でした(笑)

少年のオナニーのような映画だった『いちごの唄』

2019年07月07日 15時33分35秒 | 映画


2019年公開映画107本中102位。

古舘祐太郎が中学の同級生だった石橋静河と
偶然街で再会してから、
謎に毎年7月7日にだけ会うようになる話。

昨日の『ホットギミック ガールミーツボーイ』みたいに、
古舘祐太郎の想いが強すぎてドバドバ溢れている感じなんだけど、
完全に彼の彼による彼のためのオナニー日記みたいな感じで、
全然面白くなかった(笑)

とにかく、中学時代に抱いていた石橋静河への想いや、
会うまでの1年、自分に起こったことをひたすらしゃべるだけだから、
石橋静河自身は楽しそうに聞いていたものの、
見ている方としては、「いや、知らんし」という感想(笑)

そもそも、1年に1回しか会わないってのが不自然。
SNS探せばいくらでもつながれそう(笑)

石橋静河もこれまた自己肯定感の著しく低い役で、
話は全然違うものの、役どころが『ホットギミック』と似通っていたから、
どうしても比べてしまうなあ。
断然、『ホットギミック』の方がいい。

でも、相変わらず岸井ゆきのと吉村界人はいい演技してた。