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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

変わることも変わらないことも悪くないのになんでこうなっちゃうんだろうと思った『劇場』

2020年08月08日 20時08分50秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
⠀ 配給:吉本興業

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:54/100
⠀ ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 映像:★★★☆☆
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
高校からの友人と立ち上げた
劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山﨑賢人)。

しかし、作品は上演ごとに酷評され、
客足も伸びず、劇団は解散状態に。

理想と現実の間で悩む永田は、
ある日自分と同じスニーカーを履いている
沙希(松岡茉優)を見かけて声をかける。

突然のことに沙希は戸惑うものの、
とりあえず一緒に喫茶店に入ることに。

女優になるために上京し、
服飾の学校に通っている沙希と永田の恋はこうして始まった。

【感想】
コロナの影響もあり、ようやく新作映画100本目。
昨年は6月末で100本いってたからかなりのペースダウン。

本作はアマプラでも配信されているけど、
ボランティアエキストラでちょっとだけ参加した身としては
やっぱり映画館で観たかったのよ。
近くでやっててよかった。
(ちなみに、松岡茉優が居酒屋で注文受けてるところで
「頭頂部だけ」5秒ほど映ってたw)

さて、本作は永田が劇作家として夢と現実の間でもがきながら、
愛する人との出会いから別れまでを描いたラブストーリー。

で、この永田がけっこうなダメ男で。
彼女の家に居候し、
光熱費だけ負担してと言われてものらりくらりとかわし、
知らない人とは口も聞かず、
些細なことで目くじらを立てるというめんどくさいタイプ。

とはいえ、ちょっとわかる気もするんだよね。
僕は表現者でも何でもないけれど、
自分と同い年の人が活躍していることへの嫉妬や
自分だけうまくいかない焦りは、
心に余裕をなくしてしまうから、
何気ないことが癇に障るのかもしれないなーって。

それでいて、永田は素直かつストイックな面もあるんじゃないかなと思っていて。
だって、自分が表現者であるという強い自負があるからこそ、
ディズニーランドやクリント・イーストウッドに本気で嫉妬するのではないかと。

一方、沙希はものすごくかわいい。
ルックスはもちろんのこと、いつもニコニコしていて、
普通の人とは違う感覚を持っていて、
そこから生まれる言動がいちいちキュート。

そんな彼女だから、普通とは違う永田に惹かれたんだろうなー。
波長が合ったというか。

ただ、その惹かれたところが
今度はだんだん彼女を蝕んでいくんだよ。
まあ、永田のどこにあるかわからない地雷に振り回されてたら
そりゃ嫌になるよなとは思うけど、
惹かれた部分が嫌な部分になってしまうのは辛いよな。

そんな彼女が、2人が別れるに至ったことに対して、
「永くんは変わってないんだから何も悪くない。
 むしろ、勝手に歳を取って、ひとり焦って、
 変わってしまったのは自分の方だから」と、
まるで自らに非があるかのように言うところは、
なんというか、「おい永田!」と思ってしまったよね。
それは、彼が夢を叶えるかどうかではなく、
もう少し彼女に優しくしていればっていう、
ただそれだけのことなんだけどw

でも、僕は変わることは悪いことではないし、
変わらないことも悪いことではないと思ってる。

とはいえ、どちらかが変わると、
同じ方向を向けなくなってしまうこともあるから、
悪いことをしているわけじゃないのに、
いっしょにいられなくなってしまう
切なさや悲しさみたいなのはあるよね。

本作でも、夢を叶えれば彼女を幸せにできると思っていた永田と、
ただそばにいて欲しかった沙希の方向がどんどんズレていったように見える。
最初はそれでもよかったけど、結局、
永田が本気で彼女を幸せにしたかったのかは
態度ではほとんどわからなかったし、
沙希はまわりの同級生がみんな結婚していることもあって、
未来のことも見据えて現実的な考えになっていったから、
そこが一番大きな違いかなと思ってるけど。

他にも印象的な場面として、
チャリで2人乗りしているシーンや、
2人の過ぎ去った日々を演劇として上演しているシーンなんかは
かなりグッとくるのだけど、
字数もないから続きは劇場かアマプラで観てください(笑)

何かと辛いことの方が多いラブストーリーだったけど、
演劇に関わってる人やモノ作りしてる人なんかは
永田に共感しやすいと思うので、より楽しめるんじゃないかな。

映画『劇場』オフィシャルサイト

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映画『劇場』オフィシャルサイト

 

小倉優香のおっぱいがけしからん『ぐらんぶる』

2020年08月08日 00時30分46秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
⠀ 配給:ワーナー・ブラザース映画

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:20/99
⠀ ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 映像:★★★★☆
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
離島にある大学に入った北原伊織(竜星涼)は、
キラキラキャンパスライフを送るはずが、
目覚めるとなぜか全裸でキャンパスのど真ん中に。

そしてもうひとり、無駄にイケメンでオタクの
今村耕平(犬飼貴丈)もまた、素っ裸でキャンパス内にいた。

2人は出会い、ある場所にたどり着くが、
そこは超絶ぶっ飛んだダイビングサークルだった。

ひたすら飲ますマッチョな上級生たちに、
酔うと暴力的になるいとこ、どシスコンなお姉様、激エロな先輩、
さらにはドギャルまでもが入り乱れるカオスなところで、
伊織と耕平のキャンパスライフが始まる。

【感想】
原作は読んでないけど、これはメチャクチャ笑ったwww
僕の中では福田雄一監督ともうひとり、
英勉監督の作品もすごくツボでwww(『ハンサム★スーツ』の人ね)

福田監督はあの独特でコミカルな言動が印象的だけど、
英監督はノリと勢いでテンポよく進むのが特徴。

この映画はダイビングサークルの話なんだけど、
肝心のダイビングは3割ぐらいで残りの7割は裸裸裸www

ある意味中身はないと言えるけど、
くだらなすぎて笑えるというタイプの映画なので、
とにかく頭使わずに笑いたいならぜひ観て欲しい。

僕の場合は水泳サークルだったってのもあるから、
裸に海にお酒にと身近に感じられるところもあって、
ちょっと評価高めw

とにかくそのダイビングサークルがメチャクチャ楽しそうなのよ!
新入生の伊織と耕平は「バモス!」と聞けば、
体が勝手に踊り出し、飲んで飲んで飲んで飲んで記憶を飛ばし、
気づいたら全裸でキャンパスに放置されるというwww
その数12回www

キョウリュウジャーと仮面ライダービルドにそんなことさせる?!
世界を救うヒーローがすっぽんぽんとか子供が観たら衝撃だろうよwww
(ちなみに、僕も飲むとしょっちゅう記憶を飛ばすので、
 なかなか他人事に思えなかったけど。。。いや、脱ぎはしませんよ)

しかも、サークルの女性陣が与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋という
とびっきりにかわいい美女ばかりで、なんだここパラダイスかと!
特に小倉優香のスタイルは目からウロコ(笑)

メンズの先輩たちはどう見ても大学生から程遠い風貌で、
ひたすら飲ませてくるのがハードだけど、
愛に溢れたいい人たちばかりで、
本当に居心地のよさそうなサークルだなとw

そして、和歌山の青い海がとても綺麗で、
今の真夏の季節もあいまって、
海への行きたさが最高潮に達するんだよねえ。
潜りてえ、海に潜りてえ。。。

変に男女関係を入れず、ひたすらワイキャイして、
ちょびっとダイビングの要素も入れて、
「バカでアホな大学生活」という笑いに徹した作りがよかった。

あおーいそら、しろーいくも、ひろーいうみを舞台に繰り広げられる
若さ全開の裸と酒と美女の爆笑青春映画、個人的には大好き。

映画『ぐらんぶる』公式サイト。大ヒット上映中!

映画『ぐらんぶる』公式サイト 大ヒット上映中!夏だ!海だ!お祭り騒ぎだッ!限界突破の全力脱衣系☆青春グラフィティ、まさかの真面目に実写化

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