Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

最初と最後がよかった『私たちはどうかしている』

2020年10月04日 23時08分38秒 | ドラマ
和菓子がとても食べたくなるドラマだった。

朝ドラでもないのに和テイストのめずらしい設定で、
和菓子の菓名を言うところなんか
『BLEACH』の卍解なんじゃないかってひとりホクホクしてたけど、
正直第1話と最終話のインパクトが強すぎて、
間の話全部飛んだわwww

初対面(ではないんだけど)の花岡七桜(浜辺美波)に
いきなり結婚を申し込む高月椿(横浜流星)もどうかしてるし、
長谷栞(岸井ゆきの)との結婚式が行われている
ど真ん中でその2人がキスするのもどうかしてるし、
七桜だってずっと憎んでいた椿に気づいたら恋してるのもどうかしてるし、
もう、本当にみんなどうかしてるよ!

ただ、本当に最初と最後だけだったな、面白かったの。
その間のエピソードはいろいろ手を出しすぎて
中途半端に終わってしまった印象。

軸はあくまでも七桜の母の死の真相解明だから、
せっかく和菓子作りに精を出しても、
『グランメゾン東京』ほど苦労や料理のテクニックは感じられず、
『味いちもんめ』ほど職人たちのキャラに個性もなかった。
みんな存在感薄かったもんな。。。

唯一、高月今日子(観月ありさ)の悪女っぷりが際立っていたけど、
どうせなら『家なき子』ぐらい七桜をいじめて欲しかった(笑)

最終回は真犯人はわかるわ、悲劇は重なるわで、
展開がめまぐるしすぎて、
それまでのエピソードが吹き飛ぶほどだった。
まさにクイズ番組で最終問題100万点状態(笑)

画はすごく綺麗だったけど、
ストーリーはもっとグチャミソして欲しかったかなー。

そういえば、スイーツといえばパンケーキやらパフェやらケーキやら食べるけど、
ちゃんとした和菓子ってそんな食べたことないな。

私たちはどうかしている

日本テレビ2020年夏の水曜ドラマ「私たちはどうかしている」公式サイト。浜辺美波×横浜流星 主演。今、最も美しい2人が、美しい和菓子の世界を...

日本テレビ

 

まさかすぎる設定に爆笑と興奮の『ヒットマン エージェント:ジュン』

2020年10月04日 13時29分57秒 | 映画


【基本情報】
 原題:히트맨
 英題:Hitman: Agent Jun
製作年:2020年
製作国:韓国
 配給:アルバトロス・フィルム

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:9/143
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
対テロ保安局"猛攻隊"のエージェント、ジュン(クォン・サンウ)。
彼は誰もが怖れる暗殺者が転身したのはウェブ漫画家だった!

酔った勢いで国家機密をネタに描いた漫画がまさかの大ヒット!
その代償に、テロリストだけでなく、国からもターゲットにされてしまう。

愛する妻子が命の危険にさらされたとき、
ペンを銃に持ち替えて、眠れる本能が目を覚ます!!

【感想】
これね、このシリアスなポスターじゃ伝わらないだろうけど、
中身はハートフルファミリーアクションコメディというまさかのギャップだよ!

いやいや、売れないウェブ漫画家が
実は特殊部隊のエースだったなんて設定、
秀逸すぎるでしょwww
本当に、こういうぶっ飛んだ設定を盛り込んでくるところが
韓国映画の好きなところである。

ずっと漫画家になるのが夢だったジュンは、
国家機密のプロジェクトの一環で暗殺者として育てられるんだけど、
自由の身になりたくてウェブ漫画家に転身。

しかし、描いた漫画は鳴かず飛ばずで、
新しいエピソードを配信するたびに、
「連載やめろ」だの「クズ以下」だの、
読者からの辛辣なコメントが飛び交う日々。
このひどすぎる批判もまた、
振り切ってる感じがして逆に笑えちゃうんだけど(笑)

読者からもバカにされ、家族からもバカにされ、
「てめぇら、、、本当の俺を、、、見せてやる、、、!!」
と自身の経験を漫画にしたがために、
テロリストからも国からも狙われてしまうという詰めの甘さwww

せめて身元がわからないようにしろよとは思うものの、
その抜けているところが愛らしく感じるwww

気が強い奥さんやラッパーを目指す娘、
同じ特殊部隊のエースなのにいつも利用されてしまう後輩など、
濃いキャラが勢ぞろいな上に、
終盤は敵味方入り乱れての大乱闘バトルと、
情報量が多くお腹いっぱいになってしまう感じは否めないけど、
コメディ要素たっぷりで笑えるのと、
スピード感あふれるストーリー展開によってカバーされるんだよね。
まさに『エクストリーム・ジョブ』を彷彿とさせるような構図だ。

また、本作では実写の間に漫画を元にしたアニメーションのシーンもあるんだけど、
そのアニメーションならではのアクションを
実写でも遜色なく表現できているのも推しポイント。

なんだろうね、韓国の俳優さんは兵役があるからか体が鍛えられているために、
アクションにすごくキレがあるんだよ。
そこはもう邦画じゃ絶対追いつけなそうなところなんだけど、
そのキレのよさから生み出されるド派手なアクションが
ものすごくかっこよくて、まったく飽きることがない。

ストーリーの秀逸さももちろんのこと、
画で見せるという点においても満足できる内容だし、
さらに家族愛も感じさせる幕の内弁当みたいな映画。
アクションやコメディが好きな人ならなおさら楽しめるかも!

映画『ヒットマン エージェント:ジュン』公式サイト

クォン・サンウ主演、映画『ヒットマン エージェント:ジュン』公式サイトです。

映画『ヒットマン エージェント:ジュン』公式サイト