重厚な世界観の中で繰り広げられる出世バトル『桜の塔』：第1話

【個人的な評価】
2021年日本放送ドラマで面白かった順位：-
　ストーリー：★★★★☆
キャラクター：★★★☆☆
　　　　映像：★★★☆☆
　　　　音楽：★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
サスペンス
刑事ドラマ
出世バトル

【あらすじ】
幼少期の“ある出来事”が火種となり、
権力を手に入れることを渇望するようになった
警視庁捜査共助課の理事官・上條漣（玉木宏）。
ゆくゆくは自ら警視総監になることを虎視眈々と狙っていた。

そこで、まずは自らが属する派閥のトップが
警視総監になることが出世の近道と考えた彼は、
どんなに汚い仕事もためらうことなく遂行し、
野望の階段を駆け上がっていくことに。
・
警視総監というたったひとつのポストを巡る壮絶な権力争いを糸口に、
組織内部の思惑に満ちた人間ドラマが今始まろうとしていた。

【感想】
警視総監を目指す出世争いドラマ。
警察内部には3つの派閥があり、
それぞれがにらみをきかせ合うという、
巻き込まれたら胃が痛くなりそうな状況。
なんか『白い巨塔』を思わせる重厚な世界観。

主人公は、ついこの前までお茶目な極道を演じていた玉木宏だけど、
こっちの方が極道なんじゃなかろうかっていう非道さ。
証拠を捏造してまで容疑者を追い詰めるという徹底ぶりは恐ろしいわ。

そして、まさかの関智一も出てるっていうのが個人的にはポイント。
『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ、
『Fate』シリーズのギルガメッシュなど、
僕が好きなキャラクターを演じてきたあの方が、
今度は生身で警察の人間とは（笑）

しかも、玉木宏と並ぶと、
まさかのダブル千秋っていう
（『のだめカンタービレ』のアニメでは関智一が、
　ドラマでは玉木宏が、それぞれ千秋真一を演じているので）。

今後どうやってトップまで登りつめるのか楽しみなドラマ。

しかし、玉木宏と渡辺大知は10歳離れているのに同期って設定なのは、、、
警察ってそんなもんなのか。

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