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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

小学生の頃の恋愛が続いちゃうのは美男美女だけに生じる限定イベントなんじゃないかっていう『彼女はキレイだった』

2021年09月14日 23時54分21秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:3/4
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
同級生
出版社
ファッション雑誌

【あらすじ】
子供の頃、美少女でクラスの人気者だった佐藤愛(小芝風花)は、
親友の桐山梨沙(佐久間由衣)と2人暮らし。
28歳の誕生日にバイトをクビになり、
今やすっかりダサくなった自分の容姿や、
何もかもうまくいかない人生に激しく落ち込む。

そんなある日、
アメリカへ引っ越した初恋の相手・長谷部宗介(中島健人)から、
「帰国するので会いたい」とメールが届く。
気弱で太っていたことから、
いじめられっ子だった宗介。
しかし、愛は彼の優しい一面が大好きで、
2人は両想いだった。

久しぶりの再会に胸を躍らせる愛だったが、
待ち合わせ場所にいた宗介は、
昔の面影などまったくない洗練されたクールな男に成長していた。
それに比べて自分は——。
幻滅され、嫌われることを恐れた愛は、
急遽、代役として梨沙を宗介の元へ向かわせる。

相手がニセモノの愛だとは知らず、
再会を喜ぶ宗介。
懐かしい思い出がよみがえり、
またあの頃のようにいっしょにいたいと願う宗介に、
愛は明日からイギリスに留学すると告げる。
それは、楽しかった思い出を残したまま、
もう会わないと決めた愛の悲しいウソだった。

しばらくして、
大手出版社に採用された愛は、
ファッション誌『ザ・モスト』の編集部で働くことになる。
しかし、売上は低迷しており、
雑誌存続の危機に。
その立て直しのためにやってきた
クリエイティブディレクター兼副編集長が、
なんと宗介で…。

【感想】
何だかんだで今季一番のトレンディドラマ感あったかなー。
身近なところで恋のベクトルがあちこち向かう。
そうして出来上がる佐藤愛を中心とした2つの三角関係。

愛は宗介が好きだけど、
樋口拓也(赤楚衛二)はそんな愛が好き。
梨沙も宗介が好きだけど、
宗介は愛が好き。
もうね、微笑ましく観ていたよ。
若いっていいなって。

でも、今どきの三角関係って穏やかなんだね。
一昔前のドラマなら、
けっこうガチで奪い取るみたいな、
ずるがしこいことしてでも振り向かせるみたいな、
そういうのあったけど。
特に脇役の方がね、
いろいろけしかけたりしてた気がする。

樋口は「負けませんから」みたいに、
宗介に宣戦布告してたけど、
恋愛においては何か大胆な行動するかっていうとそうでもなかったし。
なんか、大人しくていい子たちだった、みんな。
まあ、ドロドロしたのは、
今は深夜ドラマでやるんかね(笑)
韓国ドラマの方観てないけど、
なんとなく韓国ドラマの方が面白そうな気がした。

あと、こういうドラマっていろいろツッコミどころがあって、
それを楽しむのも一興だと思ってる。
このドラマで一番感じたのは
「小学校のときの恋愛を引きずりすぎじゃない?」ってこと(笑)
高校生ならまだわかるけどねー。
これはもはや美男美女だからこそできる芸当で、
凡人からしたらSFやファンタジーと同等の世界観じゃなかろうか(笑)

それにしても、途中からキャラ変しすぎた宗介の様子のおかしさときたら。
きっかけは第4話だったね。
愛と宗介がいっしょに出張行ってから、
2人の間に何かが芽生えちゃった。

第8話では、
宗介から「いっしょに出社しよう」って誘ってて。
新卒かよって。
そんな浮かれポンチ全開なもんだから、
樋口に「バカなんですか?」って言われる始末。
ここは笑った。
上司に何の躊躇もなく言い放つ樋口の正直さ(笑)

まあ、中島健人は"副編集長"ってガラじゃなかったよね。
その若々しい見た目は、
むしろ"エース"っていう方がしっくりきたかもしれない。

それにしても、最終回はちょっとこれまでの話と比べると浮いてたかな(笑)
恋愛がひと段落して、
いきなり「人生は楽しむべし!」っていう話に変わってて。
しかも、後半でものすんごいキスきたから。
これまでプラトニックな感じだったのに、
いきなりお互いの顔を食べるかのような熱いキス。
あまりにも行動が違ってて、
思わず吹いてしまった(笑)

そういえば、最後は一部生放送になってたけど、
ほんの数十秒だけ。
短すぎてもはや収録との差がわからなかった(笑)
前に日テレでやってた
『THE LAST COP/ラストコップ』(2016)の方が、
視聴者がその後の展開を選べる点で手法として面白かったなー。

個人的には、
絵本作家役に日髙のり子さんをキャスティングしてくれたのがツボだった。
声だけで癒される。

彼女はキレイだった | 関西テレビ放送 カンテレ

中島健人と小芝風花が初共演で、フジテレビ系連ドラにW主演! イケメンエリートと残念女子の“初恋すれ違い”ラブストーリー!

彼女はキレイだった

 


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