Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ダークな世界観に過激なアクションという韓国映画の十八番が十分に発揮されていた『ただ悪より救いたまえ』

2021年12月25日 22時38分44秒 | 映画

【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:86/271
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【要素】
アクション
暗殺者
殺し合い

【元になった出来事や原作・過去作など】
なし

【あらすじ】
東京での任務を最後に、
引退するはずだった暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)。
ところが、かつての恋人がバンコクで殺害され、
別れた後に生まれたインナムとの娘が行方不明だと知らされる。

インナムはバンコクに飛び、
関わった者を次々と拷問にかけて娘の居所を突き止める。
そして、インナムに兄を殺された殺し屋レイ(イ・ジョンジェ)も、
復讐のためにバンコクに降り立ち、
死体の山を築きながらインナムに迫っていた。

絶対に出会ってはいけなかった2人の男の暴走は、
どちらかの息の根が止まるまで終わらない―。

【感想】
やっぱり韓国映画はアジア映画の中でも抜きん出ている気がする。
世界観とアクションの作り込みがさすがすぎた。

◆突き抜けてた殺し屋の残酷さ

この映画は、2人の殺し屋による命の取り合いがメイン。
インナムは、誘拐された娘を助けるためにバンコクへ。
レイは、そんなインナムに兄を殺された復讐のためにバンコクへ。
2人とも、あれこれ手を使って目的に近づくのだけど、
その過程で生じる拷問に一切の躊躇がない。
平気で指を切り落とし、
平気で腹をかっさばく。
話し合いよりもまずは肉体的苦痛という問答無用の姿勢や、
相手を手にかけるときの平然とした表情に、
サイコっぷりを感じる。
そんな2人が対峙したときの戦いは、
まさに"とびっきりの最強vs最強"。

◆ハリウッドもびっくりの超過激アクション

韓国映画のバトルアクションって本当に凄まじくて。
今回も格闘から銃撃戦、
カーチェイスに至るまで、
その激しさに圧倒される。
銃撃戦も、
ハンドガンだけじゃなくて、
マシンガンや手榴弾まで、
戦争かってぐらい武器が揃ってる。
さらに、近接戦も拳とナイフの応酬がすごい。
兵役があるのと関係があるのかわからないけど、
役者もスタントマンも動きがキレッキレ。
車も平気で吹っ飛ばすし、
その派手さだけで興奮できちゃう。

◆レイ役のイ・ジョンジェの演技に脱帽

イ・ジョンジェっていう名前だけ聞くと
ピンと来ないかもしれないけど、
『イカゲーム』のソン・ギフン役の人と言えばわかるだろうか。
僕はあれまだ途中までしか観れてないけれど、
当初の情けないだらしない印象が強い。
それが今回は残忍な殺し屋。
首に入れ墨を施し、
気分で人を殺しまくる残忍極まりない性格。
もうね、『イカゲーム』と違いすぎてビビる。
目が怖いし、脱いだら筋肉すごいし。
こんなに違う役できるの?っていう驚き。

◆そんなわけで

ダークでシリアスな世界観と激しさMAXの超絶アクションが観たければ、
ぜひ映画館へ。
一部日本が舞台となっていて、
日本からも豊原功補と白竜というベテラン俳優さんも出てます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿