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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

すべてが“ごっこ”に見えた『ネメシス』

2021年06月14日 00時09分25秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年春ドラマで面白かった順位:3/3
   ストーリー:★☆☆☆☆
  キャラクター:★☆☆☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
探偵ドラマ
ゲノム編集ベビー

【あらすじ】
探偵事務所ネメシス。
横浜のさびれたビルの2階に居を構えるこの事務所のメンバーは3人。
天才的ヒラメキで、
事件を解決に導く助手の美神アンナ(広瀬すず)。
一見デキる男風だが、
実はかなりのポンコツ探偵=風真尚希(櫻井翔)。
ネメシスの社長であり、
探偵歴30年の大ベテラン=栗田一秋(江口洋介)。

日々訪れる依頼者のために、
難解事件を解決に導いていくが、
その裏ではメンバーの過去に大きく関わる
“ある計画”が密かに動いていた……。

【感想】
個人的にはまったく入ってこないドラマだった。。。
これは、、、近年稀に見る、、、(略)

第1話の時点で、
どこぞの少年探偵を模したようなテンポの悪い推理に、
「あ、これやばいかも」とは思ってた(笑)

ただ、過去の秘密が明かされていく展開に
面白さを感じられるんだろうと
淡い期待は抱いてたんだよね。

ところが、毎週行われる推理と呼べない推理を観るのが辛くて
心が折れてしまい。。。
なんとか最終回まで観たのだけど、
よくわからなかった。。。

アンナの「入る」って何なんだろうか。
その説明が何もないまま、
とりあえず一時的に過去に戻ることで、
見落としていた新事実を発見し、
事件を解決するというチート能力は、
もはや探偵ごっこだったなーって。

まあ、ゲノム編集ベビーだからね、、、
普通の人間では使われていない脳の力を覚醒させ、
全能力を飛躍的に上げることで、
過去のある時点における
時間的・空間的認知力を拡張させてるとか、
そんなとこだろう。

にしては、アンナのキャラが地味というか、
暗い過去を背負う陰も感じられなければ、
アクションも拙く、
こちらもごっこ感が強かったなあ。。。

ラスト2話は、
それまでの探偵ドラマを無にするかのような
SFチックな世界観になっていて、
「これなんのドラマだっけ」と思うほど(笑)

レギュラーの登場人物も多すぎて、
ひとりひとりが印象に残りづらかったし、
正直、「んー」なドラマでした。。。

探偵ドラマよりも刑事ドラマの方が相性よさそうだなと思ったけど、
それだと『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』と変わらないか。

ちなみに、最終回のサブタイトルは
『愛してくれてありがとう』。
火拳のエースかよって(笑)

https://www.ntv.co.jp/nemesis/


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