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最終回がエグすぎた『トレース~科捜研の男~』

2019年03月19日 00時04分29秒 | ドラマ
公式サイト

最終回だけがずば抜けてやべえドラマだった。。。

科捜研の錦戸亮と新木優子を主軸に1話完結型で進みながら、
錦戸亮の過去を掘り起こすメインストーリーがあるっていう流れ。
2人とも色が黒くて濃い顔だから、なんか似てる気がしたわ。

キービジュアルからは「これからトイレ掃除かな」
という印象しか受けなかったけど、
中身はちゃんとした科捜研モノでした。

船越英一郎がいるだけで、ものすごく火サス感出してくるけど、
普段火サス一切見ないから、
「月9」という枠を考えたら新鮮だったし、
事件解明に使う道具やら薬品やらがちょっとかっこよく見えた(笑)
不謹慎だけど、特にあの血が飛び散った様子を
糸と画鋲で再現するやつが何かの芸術作品のようだった。

人の主観ではなく、
あくまでも証拠という100%客観的な事実のみを追求する錦戸亮の姿は
『99.9』の松本潤に似ているかな。

特徴としては、物語の最後に、
事件の真相を被害者に説明するシーンがあるのだけど、
個人的には第8話の石井杏奈のエピソードでメッチャ泣いた。
児童養護施設で育った仲良しの3人で、
石井杏奈が女優として羽ばたくために、
他の2人が犠牲になるっていうやつ。
他にもけっこううるってくる回があって、
割と感動的なドラマだったかな。

でも一番やばいのが最終回の千原ジュニア。
狂気乱舞のサイコパス。
あんなエグい設定、久しぶりに見たかもしれない。
ものすごく精神疲れる。
『ヒメアノ〜ル』見た後ぐらいの疲労感。

90年代は『家なき子』や『聖者の行進』、『凍りつく夏』など、
けっこうエグいドラマが多くて、
子供心ながら毎週のように精神的疲労と
怖いもの見たさのワクワクを並存させてきたけど、
今回、いきなり最終回でわーっと来たから、
もう疲労しかない。
どうせなら毎週あんなノリだった方が
まだ耐性できてよかったかも。
(そうなると1話完結は難しくなるが)
千原ジュニアは怖かったけど、いい演技してたな。

そして篠井英介が『3年A組』と同じ警察役を
こちらでも演じていたのが印象深い(笑)


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