Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『母になる』

2017年06月15日 00時23分59秒 | ドラマ
すごく丁寧なドラマだと思った。

沢尻エリカの子供がいなくなった悲しさとか、
代わりに育てていた小池栄子への怒りとか。
その小池栄子にも子供がいないことでの世間からの冷たい目にさらされる苦しさがあったりとか。

そういう苦悩や葛藤、対立などがあって、
さらに子供を産むことが母なのか、育てることが母なのか、
母って何だろうっていう深いテーマもあって。

昔、ちょっとだけ脚本の書き方を学んだことがあるんだけど、
教科書のようなドラマだなと感じた。

しかし、そういうことは頭で理解できても、
俺は母にはなれないので、
実感としては薄いドラマだったかな、と。

てか、最終回のトーンがそれまでと違いすぎ(笑)
物語のほとんどは先週までで終わってて、
ラストは穏やかな時間が流れているって感じ。
でも、起承転結において、綺麗な「結」だと思った。
脚本のまとまりがうまいなー。

そして、道枝駿佑が通っている中学校は、
『下克上受験』で主役の女の子が通っていた小学校と同じところだと気付いた(笑)
そんなしょーもないことばかり覚えている俺(笑)

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』

2017年06月14日 00時31分16秒 | ドラマ
くわあああ!ラストマジかあああ。
正義ってなんだよ、こんちくしょう!

しかし、これは面白いドラマだった!
特徴ある作りで!(笑)

ひとつはガチなアクションシーン。
ほぼ毎話、派手なガチンコバトルがあって個人的にはそこが一番好きだった。

もうひとつは後味の悪さ(笑)
刑事ドラマって、最後は事件解決でちゃんちゃん♪ってイメージだけど、
これは割とバッドエンドが多かった。
売春させられている少女たちは助けられず、被疑者の少年は拳銃で絶命、
護衛していた大学教授は全身爆弾を身につけドッカーン。
モヤモヤを残したまま終わるエピソードが多かった。

でもなんか続きありそうだし、映画っぽい感じしたし、今クールのドラマの中では一番興奮したなあ。

2016年より前まではテレビからも映画からも離れていたから、
西島秀俊の演技はほぼ初めて見たけど、かっこよかったー。
でも生まれ変わったら金子ノブアキになりたい(^ω^)

そして来期の『僕たちがやりました』面白そう!!

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

2017年06月05日 00時13分26秒 | 映画


なんか、文学的な作品って感じ。
ナレーションが小説っぽくて。

モヤモヤを抱えながらも生きていく若者のラブストーリー。
人生何があるかわからないなと思わせられる。

好きな人は好きそうだけれど、、、
俺にはちょっとわからないというか、特に何も感じないというか。。。

最近気付いたけど、何かを「倒す」とか「探す」とか、
そういうはっきりした目的や非日常な設定がない映画だと、俺、よくわかんないかも。
面白いとも面白くないとも感じず。。。
他人に興味ないのか、現実の日常を描いただけだと「ふーん」としか思えない。。。(笑)

ジャンプとRPG、アクション映画ばかりで、文学作品に触れてこなかった影響かな。

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』で
手取り年収700万円のキリッとした役をやってる田中哲司が
底辺な役でそのギャップが個人的にはウケた。

『ちょっと今から仕事やめてくる』

2017年06月05日 00時08分09秒 | 映画


まあ、いい話って感じ。

主人公の工藤阿須加の勤め先がブラック企業だから、
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』みたいな雰囲気ある。
でも「働くこととは」、「人生とは」みたいな葛藤に焦点を当てているから、
よりヒューマンドラマに寄ってる感じ。

仕事に煮詰まっていたり、ブラック企業で働いていたりすると、
共感を得やすいのかなと思った。
あとは、社会人3年目ぐらいの若い子とかは刺さりそう(笑)
これで何かを感じるには、俺は少し歳を取りすぎたかも(笑)

原作読んでないけど、予告観たとき、
福士蒼汰が実は死んでたみたいなシーンがあったから、
ちょっとファンタジー寄りなのかと思ったら、
なんのことはない、ただの双子だった(笑)

『母になる』で子供を施設に預けた小池栄子が、施設の園長やってるのが何かウケた(笑)

あとね、ラストシーンを観ると、
あおーいそら、しろーいくもに囲まれた海に行きたくなる(笑)

バヌアツ!

『ピーチガール』

2017年06月04日 00時04分44秒 | 映画


ベッタベタなラブストーリー!
みんなキャッキャウフフしすぎててまぶしかった。
(ちなみに原作は読んでないです)

予告では伊野尾慧の空前絶後のモテっぷりや
山本美月がまわりからビッチ呼ばわりされるシーンがあったけど、
そんなの最初の10分だけで、あとは割と真面目な恋愛話。

みんな自分よりも他人を優先しすぎてて、いい人たちだなあと思う反面、
「結局本当に好きなのはどっちなんだよ!」とわかりづらさは感じた(笑)
山本美月は真剣佑なの?伊野尾くんなの?
伊野尾くんは山本美月なの?本仮屋ユイカなの?ってね。
(結局、最後は山本美月と伊野尾くんがくっつくんだけど)

伊野尾はモテキャラのようだけど、さっきも書いたように、
そのシーンは冒頭のみで、あとはずっと山本美月を追いかける
普通に素直でいいやつの役だったから、意外と好感持てたんだけど。

でもねー、真剣佑かっこよすぎでしょー。
誠実で爽やかで。
伊野尾くんよりこっちの方がいい(笑)
伊野尾くんは眠そうな顔してるから、真剣佑のパッチリした目の方が迫力あるし、
来世は真剣佑になりたいと思った!(笑)

そして永野芽郁、こわっ!
『ひるなかの流星』では純粋無垢な役だったのに、ここに来てマジクソ野郎役(笑)
あんなすぐバレるウソを平気でポンポンつくところが許せねぇ。
ある意味、欲深いキャラとも言える(笑)

しかし、観客のほとんどがJKを筆頭とした若い女性で、
男性が自分含めて2人ぐらいしかいなかったから、おじさんはやや肩身狭かったよ(^ω^)

『美しい星』

2017年06月03日 23時56分01秒 | 映画


地球人の家族がある日突然宇宙人に覚醒する話だけど、
シュールで正直よくわからなかった(笑)
あんまりストーリーを追うって感じでもないというか。

宇宙人に目覚めて、この地球を壊すか壊さないかを議論するような、
星新一的な話を想像してたけど、あまりそういう感じはしなかった。
今回テーマが地球温暖化になっていて、
一応、佐々木蔵之介が地球をどうするかみたいな話は振っていたものの、
最終的な結論は出ていないような、、、?
原作は知らないけど、三島由紀夫はこんなSF的なものも書くのかとちょっと意外。
原作と映画とでは、だいぶ設定が違う模様。

『ボク、運命の人です』で誠実素直な亀梨和也が、
ホテル代ケチってプラネタリウムでヤろうとするクズっぷりがなんかウケた(笑)

あと個人的には1982年『大戦隊ゴーグルファイブ』と
その次の1983年『科学戦隊ダイナマン』で
共にブラックを演じた春田純一が出ていたことが感慨深い。
まさかの戦隊ヒーロー。

リリー・フランキーって、若い女の子との不純な関係ってのがなんか似合うよね(笑)

『雪之丞変化』

2017年06月03日 23時49分26秒 | 映画


1963年公開の日本映画。
「午前十時の映画祭8」にて。

今から54年も前に公開された映画とは思えないほどのクオリティ。
女形の看板役者と復讐の鬼という2つの顔を併せ持った主人公。
話の設定的には現代でも活用できる内容で、
それを50年以上も前にやってたっていうから、なんかすごいなと。

ただ、普段まったく時代劇に触れていないため、眠くなってしまった。。。

雪之丞と闇太郎が同一人物だと、
映画観終わった後にウィキペディア見て知ったよ。。。

あの女形の化粧してるからわかりづらく。。。(笑)

もうね、俺のばーちゃん世代の俳優がゴロゴロ出てたけど、
誰一人としてわからなかった。。。
勝新太郎とか船越英二とか名前は聞いたことあったけど、
もともとの顔を知らなかったから、
劇中でどの役かもわからなかった(笑)

『LOGAN/ローガン』

2017年06月03日 00時02分31秒 | 映画


これはよかった。。。
まさかの、、、まさかのである。

アメコミ映画といえば、ドーンときてバーンとやるのが常である。
それは『X-MEN』シリーズも例外ではなかった。
それが、、、哀愁しかないヒューマンドラマになるとは。。。

老いと衰えでボロボロのウルヴァリン。
要介護老人のプロフェッサーX。
そこにかつてのヒーローの姿は微塵もない。
昔の仲間はみな滅び、今は人間から逃げ惑う日々。
見るのが少し辛くなるぐらいの下流老人な生活が、
現実の高齢化社会のリアルさを垣間見せる。

そんな中で、人との関わりを避けつつも、
次の若い世代を生かそうとするヒュー・ジャックマンの姿に感動。

そして、その子役のダフネ・キーンの演技がやばすぎる、、、!!
まだ12歳なのに完成された美貌。
激しいアクションを見事にこなすだけでなく、演技のひとつひとつがうますぎる。。。
この哀愁漂うおっさんと寂しげな少女の組み合わせは『レオン』っぽくもあり、
『ターミネーター2』のT-800とジョン・コナーのようでもある。
最後の別れも感動的だった。
そこは『ドラゴンボール』でサイヤ人が地球に来たときの
ピッコロと孫悟飯のやり取りさえ彷彿とさせる。

これはもはやアメコミ映画ではない。
次の世代へ未来を託すヒューマンドラマだ。

これで、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンは終わりを告げた。
(パトリック・スチュワートのプロフェッサーXも)
2000年、僕が高校1年生のときに初めて観てから実に17年。
31歳だったヒュー・ジャックマンも、いまや48歳に。
その間、ずっと同じ役で、すごいよね。
見た目もほっとんど変わってなくて。

僕の中でヒーローとなるハリウッド俳優が3人いるのだけど、
クリストファー・リーヴ、アーノルド・シュワルツェネッガー、
そしてヒュー・ジャックマン。
筋骨隆々で同じ役をずっと続けていることが条件なのだけど(笑)

『X-MEN』のキャスティングが発表された当初、ヒュー・ジャックマンはあまり知られていなかった。
しかも原作のウルヴァリンが身長160cmに対して、ヒュー・ジャックマンは188cmだから、
身長が違いすぎてファンの反対が懸念されたようだけど、彼の演技は好評で、結果、見事に17年間やり通した。

しかも親日家なんだっけ。すごく人がよさそうで好き。

彼のウルヴァリンがもう観れなくなるのはとても残念だけど、本当にいい思い出が作れました。
どうもありがとうございます。

まあ何年か後に、ハリウッドお得意のリブートで新しいX-MENやウルヴァリンが出そうだけど、
スーパーマンが何人いてもクリストファー・リーヴしかいないように、
ウルヴァリンはもうヒュー・ジャックマンしかいないのです。

『サクラダリセット 後篇』

2017年06月02日 23時53分19秒 | 映画


やっぱり、面白くなかった(笑)

「能力者」ってことで設定自体はすごく好きなんだけど、
あまりドラマチックな展開もなく、淡々と進むから、
その設定のよさがあまり感じられないんだよね、個人的には。

とはいえ、前篇よりはよかったと思う。
話が少し膨らんだというか、自分好みになった(笑)

もともとこの世界には能力者は3人しかいなかった。
そのうち2人の夫婦の間に生まれる子供を生かすために、
夫婦は後に現われた人の時間を止められる能力者によって、
自ら犠牲になったっていう過去が明らかになった。

その子供がミッチーで、その両親を閉じ込めたのが丸山智己っていうね。

咲良田の街から能力を一掃するというミッチーの野望を阻止すべく、
野村周平たちがあれやこれやがんばるっていうことで、
前篇よりも目的がはっきりしていたから観ていてハラオチする。

ただ、結局、平祐奈を蘇らせた理由がイマイチよくわからん。
前篇にて、みんなの能力を複雑に駆使して蘇らせてたけど、
その効果が実感できず。。。

うーん、なんか惜しい映画。

そして悲しいことに、5月13日の公開から、
都内では2週間も経たずに上映終了。。。
わざわざ横浜ブルク13まで行ったよ。。。

前篇が振るわなかった影響かな。。。