Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

月9よりは面白そうな法医学ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』:第1話

2019年07月12日 00時48分15秒 | ドラマ


月9に続く今期2本目の法医学ドラマ。

韓国ドラマのリメイクだそうだけど、
シリアス路線だから、月9よりこっちの方が好き。

遺体を正しく検査したはずの大森南朋が、
巨大な権力の元、その結果を覆され、
左遷されてしまうというのが第1話。

その経緯を活かしたまま、
来週は新しい事件が起きるようだから、
1話完結型っぽい形ではあるけど、
その裏には「大きな力との対立」
というメインストリームがある感じなのかな。

森川葵の役どころが怪し過ぎて気になる。
巨大権力と何らかの関係が。。。

松雪泰子はいくつになっても綺麗だなー。

30過ぎた男にはそんなにハマらないかもしれない『偽装不倫』:第1話

2019年07月11日 01時09分37秒 | ドラマ


今期唯一のコッテコテなラブストーリーかな。
んー、女性にはハマりそうだけど、僕はそんなに、、、(笑)
ちなみに、原作は未読です。

旅行に行く飛行機の中で知り合った男(宮沢氷魚)に、
とっさに既婚者であると嘘をついて、
体を重ねてしまったヒロイン(杏)のお話。

設定だけだと、新宿ピカデリーでやるような
海外の恋愛映画にあっても面白そうな感じだけど
(僕が絶賛した『パリ、嘘つきな恋』も嘘から始まったし)、
このドラマは正直30過ぎた男が見ても、、、ってのはある。
主人公と近しい25歳前後の男なら楽しめる、、、かな?まだ。

個人的には、男はオーソドックスなイケメンにして、
女は吉高由里子で見たかった気もする(笑)

むしろ、真面目な仲間由紀恵の不倫の方が興味あるな。
僕の場合、ドラマは登場人物が自分よりも上の年齢の方が楽しめるし、
真面目と不貞のギャップの方が面白そう。

そんな理由で、
同じ不倫モノなら『黄昏流星群』の方が好き。

てか、ゆりゆりみたいなのいるんですけど、、、?

宮座氷魚は、父親に似すぎだな(笑)
(THE BOOMの宮沢和史)

現時点で何とも言えなかった『Heaven?~ご苦楽レストラン~』:第1話

2019年07月10日 00時47分48秒 | ドラマ


久しぶりのレストラン系ドラマ。
ちなみに、原作は未読です。

パッと見、1995年の『王様のレストラン』を彷彿とさせるけど、
あれは崖っぷちのレストランを、
伝説のギャルソンと個性豊かな仲間たちが立て直す話だけど、
こっちはひとりのオーナーと畑違いから寄せ集めた仲間たちで、
辺鄙なところにあるレストランをイチから作っていく話。

第1話の時点だと、まだ何とも言えない(笑)
オーナーの石原さとみが、
仕事的に雑すぎてみんな振り回されてるんだけど、
何とかレストランは無事にオープンし、
好評価のうちに幕を閉じる。
そんな彼女には隠された設定がありそうで、
それが物語にどう影響するかってところがまだ読めないなー。

あと、舘ひろしの謎のポジション。
石原さとみとなんか関係ありそう。

段田安則とか久しぶりにドラマで見た気がする。

脚本が『花晴れ』の人だから期待してる。
とりあえず、来週もチェック。

"月9"にしては地味だなと思った『監察医 朝顔』:第1話

2019年07月10日 00時45分23秒 | ドラマ


「これが月9かー」という印象。

法医学者の上野樹里が主人公なんだけど、
事件で関わる刑事の時任三郎が父親という、
こんな身近なことあるかっていう設定は新鮮。

なんだけど、やることはこれまでの法医学モノと変わらない。
遺体を調べて事件の真相を暴くというもの。

上野樹里は過去の震災がトラウマになっている
という背景は興味をそそるけど、
真相を暴く過程はあっさりしてて、
同じ法医学モノだと石原さとみの
『アンナチュラル』と比べると薄い気がした。

つまらないとは言わないけど、
第1話の時点だと相当に地味(笑)

かつてのトレンディでは視聴率はウケないのかもしれないけど、、、
とはいえ、前期の『パーフェクトワールド』の関テレは
ラブストーリー作ったりしてるし、
「月9」という枠にもっと合ってるドラマはある気がする。

まあ、そんなこと言ってるのはおじさんな証拠だけど(笑)

孫悟空とベジータがフュージョンしたような『ノーサイド・ゲーム』:第1話

2019年07月07日 23時35分08秒 | ドラマ


もうこれ今期一番でよくないか。
しょっぱなから泣いたわ。
企業モノとスポーツモノが組み合わさってるんだから、
孫悟空とベジータがフュージョンしたと思えばいい。

とある自動車会社にて、社内対立の結果、
府中工場に飛ばされた大泉洋が、
ラグビー部のGMも兼ねることになり、
そのラグビー部を今後どうするかって話。

大泉洋はラグビーがわからないし、嫌いだし、
毎年14億円の赤字だしで、
廃部にしようとするのだけど、
本社に戻れることもなくなり、
絶望に打ちひしがれる中、
必死にぶつかるラグビー部員たちを見て、
「ここでやってやろう」と奮起するのがたまらない。

「ラグビーが嫌い」、「ラグビー部は廃部」
というマイナスから、
自身がどん底に落ちるターニングポイントを経て、
ラグビーと深く関わる決意をするという
壮大な変化が第1話から盛り込まれていて最高すぎた。

ラグビーもチームプレイかつあんなに激しくぶつかり合う環境にいたら、
個人戦ですべてを包む水の中にいた自分とは、
考え方も価値観も違ったものが形成されそうだなと改めて思った(笑)

正しいことをした者ほど損をするのかとやるせなくなる『新聞記者』

2019年07月07日 16時02分03秒 | 映画

2019年公開映画108本中74位。

『新聞記者』というタイトルだけど、
中身はサスペンス調の映画でした。

国が新たに設置しようとしている大学の
真の目的を明らかにしようと凡走する
女性新聞記者(シム・ウンギョン)と、
エリート官僚(松坂桃李)との対峙を踏まえつつ、
真実にたどり着くまでのサスペンス感が見ごたえありです。

こういう映画だと、国が悪者、
それを暴こうとする報道が正義みたいな構図になりがちだけれど、
報道については、シム・ウンギョンの属する東都新聞社はともかく、
自殺した松坂桃李の元上司の遺族にたかる報道陣の姿など、
「マスゴミ」と揶揄されそうな部分もしっかり映していて、
報道そのものに善悪はなく、
あくまでもそこに属する人なのだということを
考えさせられるところが印象深い。

そして、ラストシーン。
最後の松坂桃李の無音の中でのセリフ、
あれは何だったのか、、、いまだにわからない。。。
正義を追求した結果、上から圧力をかけられたことは間違いなく、
下手したら自殺するんじゃないかっていうぐらいの感じだったけど、、、
はて。

国が悪いのは間違いのだけど、
彼らによって、正しいことをした者が追い詰められるのは納得いかないな。。。
生きていると、正直者や素直な人ほど損することもあるなと感じることもあるので、
やるせない気持ちになるけど。

報道関係に携わっている方の感想を聞いてみたい。

ちなみに、この映画の原作の方、
調べたら小・中・大学が僕の先輩に当たる方でした(笑)

少年のオナニーのような映画だった『いちごの唄』

2019年07月07日 15時33分35秒 | 映画


2019年公開映画107本中102位。

古舘祐太郎が中学の同級生だった石橋静河と
偶然街で再会してから、
謎に毎年7月7日にだけ会うようになる話。

昨日の『ホットギミック ガールミーツボーイ』みたいに、
古舘祐太郎の想いが強すぎてドバドバ溢れている感じなんだけど、
完全に彼の彼による彼のためのオナニー日記みたいな感じで、
全然面白くなかった(笑)

とにかく、中学時代に抱いていた石橋静河への想いや、
会うまでの1年、自分に起こったことをひたすらしゃべるだけだから、
石橋静河自身は楽しそうに聞いていたものの、
見ている方としては、「いや、知らんし」という感想(笑)

そもそも、1年に1回しか会わないってのが不自然。
SNS探せばいくらでもつながれそう(笑)

石橋静河もこれまた自己肯定感の著しく低い役で、
話は全然違うものの、役どころが『ホットギミック』と似通っていたから、
どうしても比べてしまうなあ。
断然、『ホットギミック』の方がいい。

でも、相変わらず岸井ゆきのと吉村界人はいい演技してた。

若さゆえの本能むき出しな『ホットギミック ガールミーツボーイ』

2019年07月06日 23時37分19秒 | 映画


2019年公開映画106本中30位。

青春がとめどなく溢れて、ビッチャビチャになってた。
でも、大量生産されてるキラキラ映画にあるような、
若さ全開楽しさMAX!みたいなものではまったくなくて、
若さゆえの無知やノリが押し出す純粋さが、
やや歪んだ形で表出している暗めのヒューマンドラマ。

自己肯定感が著しく低い主人公の堀未央奈と、
彼女の弱みを握って奴隷になることを強制する清水尋也と、
人気モデルで甘い言葉を使って彼女を騙す板垣瑞生と、
そんな堀未央奈に想いを寄せる兄役の間宮祥太朗という、
人物相関図だけでホクホクしちゃいそうな設定がツボ。

吉岡里帆もチョロっと出てるんだけど、
彼女は脇役でちょっとイラッとする役の方が存在感ある気がした(笑)

しかも、絶対的に悪い人なんていなくて、
みんな自分の想いが強すぎて、
その想いに忠実に動いてるだけっていうのが心地よい。

僕が思うに、大人になっても彼らが考えていることを
抱えている人は少なくないだろう。
でも、いろんなことを気にして、
心の内に留めちゃってることもある中で、
彼らは若さゆえにそれが外に全部出ているのが、
人間臭さを素直に形にできていて、ある意味うらやましい。

堀未央奈の、圧倒的に自分に自信がない中、
空っぽの自分を、
他者との触れ合いの中でその向き合い方に気づき、
少しずつ肯定できるようになっていく変化もよかったな。

BGMが有名クラシックのアレンジがメインってのも
個人的には好きなポイント。
パッヘルベルの『カノン』や
ベートーヴェンの『悲愴』は好きな曲なので。

山戸結希監督の『溺れるナイフ』は、
世間での評価と僕の共感度に乖離があったけど、
これはいい映画でした。
途中からちょっと情報量が多くなる感じするけど(笑)

板垣瑞生のセリフの言い方が、
アメリカにいる友達に似ていて、
勝手にその友達で脳内再生されてた(笑)

蜷川実花の中2映画『Diner ダイナー』

2019年07月05日 23時15分47秒 | 映画


2019年公開映画105本中70位。

蜷川実花が中二感出すとこんな感じになるのかっていう映画。

殺し屋専用の食堂で働く玉城ティナと、
シェフの藤原竜也と、
殺人犯の客たちのすったもんだ。
なんだけど、結局撮りたかったの最後のシーンだけなんじゃないの?
っていうぐらい、最後だけド派手(笑)

客の名前とか、キャラクターとか、言動とか、
監督の好きな役者に、
監督がかっこいいと思っていることを
とりあえずやらせまくった感がすごくて、
あの世界観は好み分かれるだろうなと思う。

個人的には、『ワンピース』のキャラクターたち
(麦わらの一味ではなく、敵対勢力の方)を実写化したら、
ああなりそうな気がしてる。
だから、セリフとかを考えると、
アニメというか声優さんたちの方がしっくりくるだろうな。

『ヘルタースケルター』のときも感じたけど、
物語性というよりは完全にヴィジュアル寄り。
でも、あの赤を基調とした鮮やかな色使いはとても綺麗で、
あれだけ多くの色があるのにきちんとまとまっているのはすごい。
さすが、蜷川レッド。

アニメにぴったりな設定の『神と共に 第二章:因と縁』

2019年07月02日 00時03分36秒 | 映画


2019年公開映画104本中25位。

軽い気持ちで見に行ったら大当たりすぎた前作から早1ヶ月。
怒涛の続編でした。

今回は、前作の主人公を冥界へと導いた3人の使者の過去の話。
3人のうち2人は人間だった頃の記憶がないのだけれど、
実はこの3人、1000年前に悲しい運命によって
命を落とすという共通点があったというびっくりな展開。

それと並行して、現世ではとあるおじいさんと孫、
そして、それを見守る冥界の神様による
心温まる感動ストーリーがあるというね、
もう冥界と現実世界のダブルストリームなわけです。
それでいて、その2つの流れが
ちょいちょい関係し合うという憎い構成。

もうね、壮大だよ、設定が。
1000年っていい時の流れだと思う。
100年って思ったより近いから、
100年前の過去もほどほどのノスタルジーだし、
100年後の未来も今にちょっと毛の生えた程度だろうなんて思っちゃうけど、
1000年はなかなか想像つかない。
昔、ザナルカンドがあったよねってぐらい。

そんな昔から繋がりのあった者同士が、
輪廻転成で、1000年後にまたいっしょになるとか、
『セーラームーン』かって。
プリンセス・セレニティが月野うさぎかって。
プリンス・エンディミオンがタキシード仮面かって。

そう、だから、これすごくアニメっぽいんだよね。
アニメ好きの人にも好評らしいけど。
早くリメイク化権獲った方がいいと思う。
ハリウッドでの実写もいいけど、アニメで見たい気がする。
(でもゆるめのキャラデザは嫌だw)

ちなみに、前作は現時点で7位で、今回25位となってる差は、
前作の方がバトルも多くてかっこよかった上に、
母と子の感動ストーリーに号泣しちゃって、
単純に興奮と涙のバランスが僕好みだったということです。

新たなキャストを迎えてついに始まる『あなたの番です-反撃編-』:第1話

2019年07月01日 00時40分47秒 | ドラマ


さあ、反撃編の始まりです。

先週の特別編を経て、
最愛の人を亡くし、
復讐に燃える田中圭。

殺人マンションに越してきたみんな大好きゆりゆり、、、
もとい横浜流星。

そして、本日のラスト、
たどり着いた山田真歩の謎は。。。

あの部屋ヤバすぎ。
いろいろ揃いすぎてて、、、怪しい。。。
あと、公園で西野七瀬を見ていたのは
この人じゃないかと思ってる。

ホームページを見ると、
田中哲司も新しい入居者として
キャスト紹介されているから、
この後どう絡んでくるのかが楽しみです。

日本は今、未曾有の「あな番」ブーム。

2019年4月-6月期のドラマを全部見終わって

2019年07月01日 00時32分15秒 | ドラマ
そんなわけで、今期のドラマはこんな感じでした。

1.あなたの番です(日テレ)
2.パーフェクトワールド(フジ)
3.わたし、定時で帰ります。(TBS)
4.白衣の戦士!(日テレ)
5.ストロベリーナイト・サーガ(フジ)
6.緊急取調室(テレ朝)
7.集団左遷!!(TBS)
8.ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~(フジ)
9.インハンド(TBS)
10.俺のスカート、どこ行った?(日テレ)

『あなたの番です』のハラハラ感、
『パーフェクトワールド』のキュンキュン感、
『わたし、定時で帰ります』のあるある感、
は、今期の面白さの象徴かなと思ってました。
『白衣の戦士!』の笑いと涙のバランスもよかった。

それより下はハマらず(笑)