Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Livid / Life is Pain Life is Shit
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US発 Hardcore/Powerviolence、Livid
2019年、9曲収録 1stアルバム。
ドラム/ボーカル、ギターの 2人組。。バンド自らはサウンドを Hardcore/Powerviolence と称し、サウンド紹介タグには beatdown/grindcore/metal/slam 等のジャンルが記されており、またサウンドを 「To Make Mosh Pits」、「Bringing the mosh」 とも記している様に、グライディングなパートをぶち込んだショートな楽曲の中で、ズリズリに引きずり倒してくるヴァイオレントモッシュフルサウンド。。楽曲はパワーヴァイオレンスなサウンド、と言えばそういうサウンドなのですが、このボーカルの悪い感じにメタリックなギターで叩き出されるサウンドは、デスメタリックなビートダウンハードコア好きの方もイケるのではないかと思う程に、ズリズリでドス黒く悪い音がしているのです。。ボリュームを上げて聴くと気分爽快な快作音源です!
Bandcamp - https://lividwi.bandcamp.com
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HEKTIK / Honest Disdain is a Face of God
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ドイツ発 Hardcore、HEKTIK
2019年、8曲収録アルバム。
以前に紹介している 2016年の音源 のサウンドを引き継ぎつつ、よりブルタルさ、ヴァイオレントさが増した本作。。と言うのも、前作も走るパートはありましたが、比重でいえばミドルテンポの方がベースになっていたので、本作でのブルタルな激速パートが展開に加わり、そこからのモッシーなダウンテンポパートがよりエグさがでていて、楽曲がガツンとした印象を受けます。。ジャリついたギターにハーシュがかった叫びボーカル、このサウンドプロダクションはバンドが意図していると思うのですが、私はかっこよくて惹かれるサウンドです。。個人的な細かな分類だと HEKTIK はモダン寄りのサウンドになるのですが、言葉だけで紹介するのは何とも悩むサウンドでもあります。。と言うのも、前作の紹介記事をメンバーさんが見てくれた様なのですが、その時はサウンドのカテゴリーをビートダウンハードコアにしていて、それがどうも納得いっていない反応だったので。。。ですが、私が端的に HEKTIK のサウンドを紹介するならば、モダンがかったビートダウンハードコアと紹介します。
Bandcamp - https://hektik.bandcamp.com
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JØTNARR / JØTNARR
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UK発 Blackened Hardcore/Screamo、JØTNARR
2019年、9曲収録 1stアルバム。
以前にデモとEP音源を紹介 している UK の 3人組、JØTNARR のファーストフルアルバム。
スクリーモ、ポストハードコア、ブラックメタル、メタルなサウンドが緩急に交錯し、時に激しくメロディックブラックの様に激速、疾走し、時にメロウで美ながらも轟音なパート、そして穏やかなミドルパートが入ったりと、なかなか感情ブチ切れる激情でエモヴァイオレンスなサウンドです。。太めに叫び歌うボーカルも力強くブチ切れていて良い仕事しています。。楽曲は比較的短めなのですが、曲終わりが微妙に感じる曲もあり、もう少し展開を長めにしてもいいのになぁ、というのも正直な感想です。。とはいえ、楽曲はメロディアスさが前に出ていますので、メロディックで激しくエモーショナルなハードコア、メタルなサウンドが好きな方はイケるのではないかと。。昨今、サウンドにブラックメタルな要素を取り入れたハードコアバンドは多くいてますので、その中で抜きん出るのは何かきっかけがないと大変かもですが、私の中ではこの JØTNARR はこの手のサウンドの中では抜きん出たかっこええバンドです!
Bandcamp - http://jotnarr.bandcamp.com
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Phantom Hymn / A Story of Days to Come
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US、ポートランド発 Crust/Metal/Hardcore、Phantom Hymn
2019年、2曲収録音源。
ワンマンプロジェクトバンド、Phantom Hymn 。
サウンド紹介のタグに 「Black Metal」 「Crust」 「Metal」 「Doom」 等と記されていて、更にポートランド発ということで、聴く前から勝手に 「あの感じ」 (メロディックなネオクラスト) のサウンドを期待してしまうのですが、その期待を裏切ることのない、メロディアスなギターのフレーズが物悲しくも勇敢で力強さを響かせ、熱くハードコアな走りと重厚なメタルのサウンドが交錯し、ハードコアとメタルの境界線のない激情でドラマティックにぶち上がる、ただただかっこいいサウンドです。。特に 1曲目 「Crucifixion Awaits」 での切なく流れ乗るギターのフレーズには思わず拳に力が入り、聴いていると疲れた身体に活力を与えてくれます。。2曲目はミッドテンポですが、後半パートでのメロディアスに掻き鳴らされるギターが何ともジワジワと胸を熱くさせるのです。。少し前にバンドのインスタのストーリーで近日にアルバムをリリース予定と記していたので、それまではこの 2曲を聴いて気持ちを昂らせておこうではないかと。。
バンドは 「ネオクラスト」 とは記していない様ですが、ネオクラストとも紹介したいサウンドです。
Highly Recommended !
Bandcamp - http://phantomhymn.bandcamp.com
Instagram - https://www.instagram.com/phantomhymn
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ZYANOSE / Demo 2019
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日本は大阪発 Crusher Noise Crust、ZYANOSE
2019年、4曲収録デモ音源。
2012、2013年にリリースされた 1st~3rd アルバムが何度聴いても堪らない最高な音源なのですが、と言いつつも、そのアルバム以外の音源のチェックが怠っているのですが。。。ジリジリとしたノイジーさをぶちまけながら荒く畳みかけるハードコア、クラスト、パンクサウンドは有無をも言わせぬ破壊力で、聴いていると日頃のフラストレーションを浄化してくれる、この手のサウンドが堪らない者にとっては究極のヴァイオレントヒーリングサウンドです。。本2019年のデモ音源のサウンドもえげつなくて、デモならではの悪さと危なさがプラスされていて、もう本当に気合と活力がみなぎってくる、堪らん極悪ヴァイオレントサウンドです!
Bandcamp - http://zyanose.bandcamp.com
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DISPLACED / Demo 2018
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US は ポートランド発 Crust/Hardcore、DISPLACED
2018年、6曲収録デモ音源。
ポートランドのバンドというと TRAGEDY を思い浮かべる方も多いと思うのですが、その TRAGEDY の様なサウンドが好きな方には特にストライクであろうメロディック クラスト/ハードコア。。昨今はポストハードコアやポストブラックメタルな要素を取り入れるバンドも多いですが、この DISPLACED はあくまでオーソドックな、というとガチのクラスト系からするとメロディックで、いわゆるネオクラストなサウンドは既にオーソドックスではないかもですが、こういうメロディックなクラストバンドが出てきた頃の雰囲気を持った、オーソドックスなメロディック クラストです。。全 6曲、なかなかカッコイイ楽曲が揃った音源です!
Bandcamp - http://displacedpdx.bandcamp.com
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ACRACY / Daily Violence
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US発 D-beat/Raw Punk/Noisecore、ACRACY
2017年、7曲収録 1stEP。
ノイジーでジャリったサウンドにドカドカ、バタバタな荒く粗いドラム、そして喚き叫びまくる d-beat ハードコア/パンク。。バンドのサウンド紹介でノイズコアとも記す程なので全体的に harsh でノイジーさをまとった Raw なサウンドなのですが、一番やかましいのはボーカルです。。本EPは 7曲収録の 計 14分ですが、最初から最後まで SE で途切れることなく曲が繋がって進んでいきます。。聴き始めるとぐいぐいとこの悪いサウンドにはまっていき、更に繰り返し聴いていると耳の感覚がおかしくなってきますが、でもこういうサウンドが堪らん者にとっては、聴いている時は至福の時間なのです。
Bandcamp - http://acracy-anarchy.bandcamp.com
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本EPの 2曲 「Process」
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Eversione / Un istante di fervore
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イタリア発 Screamo/Hardcore、Eversione
2014年、6曲収録EP。
程好いメタリックさでニュースクールとオールドスクールさが交わり、ストレートな疾走をベースにメロディックさを強く出したスクリーモ/ハードコア。。母国語で力強くがなり歌うボーカルと、随所で一緒に叫びたくなるシンガロングパートは拳を突き上げたくなる程に熱く、聴いていると気持ちがたかぶりまくるのです。。1曲目のメロディアスさから感情を刺されてしまう本作は、メロディックで力強い佳曲が揃った楽曲にただただヤラれるばかりで、それでもラスト 6曲目でのメロディアスな疾走のままフェイドアウトしていく様を聴いていると、再び気合がみなぎってくる、最高に胸熱でエモーショナルで力強いハードコアです! 日本の Endzweck の様なサウンド が好きな方は、特にストライクではないかと思います。。本作以降音源がリリースされていないのですが、バンドは活動している様なので、次作が実に待ち遠しいバンドです。
Highly Recommended !!
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本EPの 1曲目「Nerosangue」
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Escasez / Endless Malady
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メキシコ発 Crust/Hardcore、Escasez
2017年、7曲収録 1stアルバム。
ドカドカとした荒い疾走を軸に緩急付いた展開の楽曲は約 3~4分台の長さがあるのですが、その長さがあるのにはギターがメロディアスなフレーズを聴かせてくるパート、叙情的な静のパートがあり、クラスト/ハードコアでも勢いで畳みかけるタイプのサウンドではなく、各曲それぞれにメロディックな聴きどころがあり、勿論、聴いて暴れるのも良しですが、じっくりと聴き浸るのも良し、な、かっこよくも勇敢なメロディックさのあるクラスト/ハードコア。。ボーカルがなかなか悪さのある咆哮でアジり叫び歌うので、バックの荒いながらもメロディックに展開する様や、ギターのメロディアスさが、より印象的で耳に残るのです。。個人的には TRAGEDY の 1st、2ndアルバム辺りのサウンドが好きな方は、特にストライクなサウンドではないかと思います。。アルバム通じてギターのメロディックなフレーズがなかなかカッコイイ、聴き応えのある音源です!
Highly Recommended !!
Bandcamp - https://escasez.bandcamp.com
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本アルバムの 7曲目「No More」
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Total Waste / Never Ending Winter
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US発 D-Beat/Crust、Total Waste
2017年、9曲収録 1stアルバム。
影響を受けているバンド、バンドが掲げるサウンドスタイルに Disfear、Wolfbrigade、Avskum 等の名前が挙がっている様に、それらのバンド直系なハードコア/クラストにメロディアスなギターを絡ませたサウンド。。バンドは 2人組で D-beat project ということで、だから、と言うのは語弊がありますが、ちとサウンドプロダクションが云々なのですが、それでもこのハードコアに走る楽曲に乗るメロディアスなギターは、シンプルではあるのですが妙にマニアのツボを突いてくるメロディックさで、往年の日本のハードコアバンドが好きな方もいけるのではないかと思う、何ともじわじわとじわってくるサウンドです。でかい音で、音圧を上げて聴くと、よりかっこ良さが増す音源です!
Bandcamp - http://totalwaste.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/TotalWasteCrustPunk
本アルバムの 4曲目「Never Ending Winter」
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