Girth / Scream Bloody Girth


US発 Grindcore/Death Metal、Girth
2019年、7曲収録音源。

今のところデモ音源を除いてはスプリット音源をメインにリリースしているので、本作は 7曲収録の初単独音源となる様です。。本作ではアルバムジャケット、アルバムタイトル、バンドロゴを Death の 「Scream Bloody Gore」 をパロっていますが、サウンドは他の音源と変わらない、ぶっ飛ばしつつも程好くゴアグラインドなノリの良さもある曲に、イカレ気味の喚きボーカルと猛獣なボーカルで畳み叫ぶ、Grinding Gory Death Metal。。ボリュームを上げて聴けばストレスフリーです!

Bandcamp - https://girthcore666.bandcamp.com


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Haexler / Blankness, Bleakness


ドイツ発 Powerviolence/Grindcore、Haexler
2020年、10曲収録 1stEP。

バンド自らサウンドに関しては 「No Slow Songs」 と記している様に、かなり硬派でぶっ放したサウンドを叩き出しています。。パワーヴァイオレンス/グラインドコアをベースにメタルもバックボーンにある様で、程好いメタル、デスメタリックさがサウンド、ボーカルからほとばしっていて、ハードコア/パンクな攻撃さとメタルなゴーリーさが良い塩梅に交わったヴァイオレントサウンド。。楽曲は 1分未満~1分台の長さで激速とズリズリ、テンポチェンジで有無を言わせぬ勢いでぶち抜けていきます。。ラスト 10曲目の展開がなかなか激情、劇的でかっこよく、本作がアコースティックな 1曲目から始まり、そしてこの 10曲目で終わるトータルの流れが実に素晴らしく、聴き終えるとまたすぐに繰り返し聴きたくなる佳曲揃いの快作です! バンドのロゴもメタルな感じで堪らんのです。

Bandcamp - https://haexler.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/haexler

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Malevolence / Unending Death


ニュージーランド発 Death Metal/Grindcore、Malevolence
2019年、9曲収録EP。
本EPはカセットテープにて 100本限定リリース。
2曲のカバー曲を除く 7曲収録でホームページにてフリーダウンロード出来ます。

前作の 2ndアルバムから約 5年ぶりの音源。
活動歴の長いバンドですが、サウンドが落ち着いたり、方向性が変わったりということはなく、それどころかデスメタルなブルータルさとゴーリーさ、グラインドコアの暴発っぷり具合が更に増している様にも感じる、暴虐で爽快なデスメタル/グラインドコアをぶちまけています。。本作ではあくまでグライディングなぶっ飛ばす展開がベースで、テンポダウンするパートは少なく、ひたすらにデスメタルでグラインドコアの良いとこどりなサウンドです。。テープでは B面の 1曲目、ダウンロード版ではラストの曲 「March of the Cadaver」 は 9分台のメロウでディプレッシブでゆったりとしたテンポなインスト曲で、これがまた何とも耳を惹く佳曲なのです。。本作も実に聴き応えのある、繰り返し聴きたくなる快作です。

Official Website - http://www.malevolencenz.com
本EP音源はバンドのホームページにてダウンロード出来ます。

(2曲のカバー曲を除く 7曲収録)
ホームページの music のページでは他にもフリーダウンロード出来る音源があります。
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Malevolence / Relentless Entropy


ニュージーランド発 Death Metal/Grindcore、Malevolence
2014年、15曲収録 2ndアルバム。

バンドは 1992年から活動していて、現在も現役です。
1998年の 1stはグラインドな要素は入っていましたが、まだ普通な、というと語弊があるかもですが、それ程ブルータルではないメタルな部分が多いサウンドでした。 。それから EP等のリリースはありましたが、約 16年ぶりの本 2ndアルバムは、よりグラインドコアな勢いとデスメタルのブルータルさが増した、ゴーリーで暴虐なデスメタル/グラインドコアサウンドを叩き出しています。。1stよりブルータルさは増していますが、それでも楽曲はグライディング一辺倒ではなく、サウンドの紹介タグにメタル、パワーヴァイオレンスとも記している様に、テンポダウンする展開やギターソロが入っていたりと、激しさだけでなく聴かせる展開も加えられています。。1曲目でのグライディングに雪崩れ込んでアルバムが始まるこの感じ、サウンドが堪らん好みなのです。。グラインドな短めの曲から 2~3分台の曲で構成されている本アルバムは、なかなか聴き応えのある曲が揃ったデスメタル/グラインドコア音源です!

Bandcamp - http://malevolence1992.bandcamp.com
Official Website - http://www.malevolencenz.com
本2ndアルバムはバンドのホームページにてフリーダウンロード出来ます。


本アルバムの 6曲目 「Property of Satan」

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Chronic Waste / Procreation of the Wasted


ロシア発 Grindcore/Death Metal、Chronic Waste
2015年、6曲収録 1stEP。

同じくロシアのグラインドコア、Camphora Monobromata のボーカルさんと元ギターさんが在籍するバンド。
Camphora Monobromata はどちらかと言えばハードコア/パンク寄りのグラインドコアですが、この Chronic Waste はデスメタル寄りのグラインドコアをぶちかましてます。。ボーカルのデスヴォイス、咆哮がこの Chronic Waste のデスメタリックなグラインドコアでは、よりエゲツナさ、ゴーリーさが増し、悪さに拍車がかかっており、全 6曲、約 9分、阿鼻地獄で耳に心地よいまでのブルータルなサウンドを浴びせてくれる音源です。。個人的に堪らなく好みのサウンドで、繰り返し聴きたくなるかっこええブルタルデスグラインド、快作です!
バンドは来年リリース予定の 1stフルアルバムの準備中とのことです。

Bandcamp - https://chronicwaste.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/chronicwaste




2019年のライブ動画。

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Camphora Monobromata / Massive Death


ロシア発 Grindcore、Camphora Monobromata
2019年、18曲収録EP。

ハードコア/パンク、クラスト寄りのグラインドコア、メタリック、デスメタル寄りのグラインドコア、また、カオティックで混沌としたグラインドコア等もありますが、個人的にはどんなスタイルのグラインドでも聴ける、と言うと少し語弊があるかもですが、ジャンルとして好きですので一通りは聴くのですが、そこから更にお気に入りのバンド、音源になるかは些細なツボがあって、私は激速さは勿論ですが、ボーカルの絶叫、咆哮、デスヴォイス等のえげつなさが一番の分かれ目かなぁ、と。。
Camphora Monobromata のサウンドは少しジャリついたギターでブラストビートを軸に激速と軽快な走りで突き進み、実にグラインドコア然としたグラインドコアなサウンドで、どちらかといえばハードコア/パンク寄りではあるのですが、ボーカルのゴーリーなデスヴォイスがなかなか悪くて、それ故にサウンドにドス黒さが入り、デスメタリックささえも感じるサウンドで畳みかける、全18曲、約17分30秒。。快作です!

Bandcamp - https://camphoramonobromata.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/camphoramonobromata


途中からはドラムの服装が気になってしょうがないライブ動画。

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Closet Witch / Closet Witch


US発 Grindcore/Mathcore、Closet Witch
2018年、13曲収録 1stアルバム。

バンド自らも称している、いわゆるマスコアなカオティックさ、アヴァンギャルドさが程々に楽曲にぶち込まれた少し一筋縄ではいかないグラインドコアではありますが、それでもブルタルヴァイオレントさが楽曲のベースになっていて、その壮絶なサウンドからは時にブラックメタルの様な悲痛さであったり、激情で感情昂るエモヴァイオレンスさが渦巻いていたりと、混沌と暴発が雪崩れ畳みかけてくる、問答無用、阿鼻地獄な暴虐グラインドコア、という紹介でいいのではないかと思います。。そして、何より楽曲をよりえげつなくしているのは、発狂じみた絶叫ボーカルをぶちかますキチった女性ボーカルの存在で、兎にも角にも、この喚き散らし叫ぶボーカルは病みがかっていて最高の一言です。。楽曲は各曲それぞれ聴き応えがあり、ヘッドホンで聴き浸り狂気を感じるも良し、スピーカーから爆音で聴きヴァイオレントに暴れるも良し、な快作です。
Highly Recommended!!

Bandcamp - https://closetwitch.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/closetwitchband

ライブ動画も最高です。


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Aureole of Ash / Morbid Reality


ドイツ発 Grindcore/Powerviolence、Aureole of Ash
2018年、12曲収録アルバム。

ショートカットで激速がベースの展開の中でブレイクパートを程好くぶち込んだグラインドコア/パワーヴァイオレンスな楽曲は、女性ボーカルとギター、ドラムのスリーピースバンドですが、各自それぞれがフルバーストしていて切れ味鋭く畳みかける、重さも備えたブルタルファストサウンド。。この手のサウンドの中でもお気にになるポイントが各自あると思うのですが、私は激速さも勿論ですが、やはりボーカルの咆哮さがポイントになります。この Aureole of Ash のボーカルさんは、なかなかえげつない咆哮、絶叫具合で、楽曲の凄まじさを増す良い仕事をしています。全 12曲、約 11分。快作です!

Bandcamp - https://aureoleofash.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/aureoleofash


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Bestir / Awaken EP


カナダ発 Grindcore/Doom、Bestir
2016年、3曲収録EP。

メンバー自ら 「Doom Infused Grind」 と称している様に、重低なドゥーミーさと重暴なグライディングさが織りなす重悪サウンド。。1曲目での分かりやすいズリズリな遅重と暴発する激速さが交錯する展開は堪らんです。2曲目はストレートなグラインド。3曲目では走りからのビートダウンハードコアなテンポダウンがかっこいい展開で、収録されている 3曲共になかなかの佳曲ですので、重低ブルタルサウンド好きの方はぜひ耳にしてほしい音源です! ですが、バンドは 2017年の 4月に活動を停止した様です。。

Bandcamp - http://bestir.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/bestirgrinddoom


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SETE STAR SEPT / live in Manchester, April 2, 2018


東京発 Noise Grind、SETE STAR SEPT

個人的にお気になバンド、SETE STAR SEPT。音源を家のコンポでボリュームを上げて聴くのも気が昂るのですが、ライブでのメンバーさんを観ると、よりボルテージが上がりまくるのです。全身全霊で激速に叩きまくるドラマー、ノイジーなフレーズを掻き鳴らしながらアジリ叫ぶボーカル。ライブだと即興な部分はあると思うのですが、それでも混沌としながらも息があったライブは毎回、本当に凄まじいの一言です。この 「アメリカツアー2018」 でのライブ動画も問答無用で凄まじく、観ていると気合がみなぎってくるのです。


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