Wolven Ancestry / The Wrath of Gaia


カナダ発 ブラックメタル、Wolven Ancestry
2006年リリースの9曲入り1stアルバム。

シンセが薄めながらも程好く取り入れられたメロディックブラックメタルサウンドで、アルバムジャケットの様な寒々しいPagan、Natureな世界が描き奏でられております。。静の展開を挟みつつ疾走、ミッドと緩急に展開する楽曲、そして邪悪に喚き叫び歌うヴォーカル。3曲目でのシンセの切なく印象的なメロディー、4曲目のメロウな疾走ナンバー、狼の鳴き声で始まるミッドナンバーの6曲目、ヴァイキング調に突き進む9曲目などなど、個人的にかなりツボな楽曲が多いです。その中でも特に気に入っているのは5曲目でして、ファストでメロディックに展開し、3分50秒辺りから静の展開を挟み、そして5分9秒から一気にラストの疾走パートへと雪崩れ込む、なかなかに劇的な曲展開。で、この最後の疾走パートが切な過ぎるメロディーのリフレインで、感動のあまり思わず目が潤みました。。

最初聴いた時は正直そこそこの印象だったのですが、聴く回を重ねるごとにじわじわと惹き込まれました。なかなかにかっこええです。それにしても曲のタイトルが長いです。。
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