Forest Silence / Philosophy of Winter


ハンガリー発 Black Metal、Forest Silence
2006年の 5曲入り1stアルバム。
同郷のブラックメタルバンド、Sear Bliss の元と現在の2人のメンバーさんが中心となっております。。

楽曲は 6分台が2曲、7分台が3曲で、トータル約 36分。
収録されている5曲共に楽曲のテンポはスッタンスッタンてな感じのミッドテンポがベースとなり、始終メロウでメランコリーで陰鬱な雰囲気が強く漂い、淡々と進みながらもディプレッシブでメロディアスなブラックメタルが奏でられております。。アンビエントライクで少し不気味な感じの Key が楽曲を支える裏方として効果的に取り入れられております。。中音域で気持ちデス声気味に喚き叫ぶヴォーカルワークもなかなかに邪悪臭が強く、力強く良い仕事をしております。。
サウンドの雰囲気は、あくまで個人的な解釈ですが、Burzum の 「Filosofem」 アルバムの前半の曲をもう少しモダンに味付けした感じ、てなサウンドです。

この Forest Silence の様なミッドベースに進むブラックメタルサウンドが好きだということを前置きに、贅沢で罰当たりな意見を述べさせて頂くと、ちと音がクリアで良過ぎます。こういうことを言うとバンドに失礼かもしれませんが....。個人的な話、あえて意図的に音を悪くしたもの、予算の関係やデモということで音が悪いものを含め、特にブラックメタルに関しては音が悪い方がより好みです。。。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )