Cast From Eden / The Deafened Art of Bleeding ~


US 発 Hardcore/Metal、Cast From Eden
2003年の 8曲入り 1st音源、
「The Deafened Art of Bleeding Secrets Automated on Deadlines」 。
バンドは解散しております。。

メロディックデスメタル度数の高いサウンドに、引きずる様なビートダウン/モッシュパートを兼ね備えた、極悪、且つ邪悪なハードコア/メタルなニュースクールサウンド。。メロディアスでメタルな曲展開をしてはズリズリに落としてくるという、緩急の入れ替わりの激しいブルータルサウンドなのですが、ギターが奏でる叙情的で切なげなフレーズが、楽曲の激情度数を上げおります。また、ロウに喚き咆哮し、叫び歌うヴォーカルさんがこれまたブルータルさを増させておりますな。。楽曲自体はスタスタと疾走するパートは楽曲により取り入れられてはいるものの、ベースはそれ程は走ってなくて、落とすパートが中心となっています。。
それにしても、その各曲毎に取り入れられているビートダウン/モッシュパートは、なかなかに極悪でえげつないです。。メロディックデス/ブラックの様に疾走、または曲展開した後でのズリズリな落としっぷりは、もうかっこ良過ぎてチビりそうになります。。先にも書きましたが、楽曲はどちらかといえば落としてくるパートがメインとなっておりますので、その分メタルに疾走した時のギターのメロディー、フレーズは、非常に耳を惹きますのです。。3曲目での引きずった後に一気にメロディアスな疾走へと雪崩れ込む曲展開や、4曲目の後半パートでのギターの切ないフレーズがリフレインされ、その上をロウで邪悪に喚くヴォーカルがのり、実に悲愴感が漂っていてかっこ良いんですなぁ。。で、アコースティックギターでフェイドアウトする展開がドラマティカルでこれまた堪らんのです。。ラスト 8曲目でのギターのメロディー、そして走っては強烈に落としてくる曲展開がこれまた失禁ものなのです。。

この音源一枚で解散してしまったのが、実に惜しいのです。。。
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