garmonbozia / s/t


US発 Emotional Dark Crust/Hardcore、garmonbozia
2004年の 7曲入り 1st音源。

女性ヴォーカル、女性チェロ奏者を有する garmonbozia のサウンドは、叙情的で悲愴感が漂い、明るいという要素は欠片もなく、ただひたすらに暗く、しかし、楽曲は胸を突き刺すくらいに激情、且つ、ドラマティカルなのです。。。そのドラマティカルさを増させているのが、楽曲の前面に取り入れられ、アルバム通して始終メランコリーで切なげなフレーズを奏でているチェロの存在です。楽曲の随所で耳を惹くフレーズ/メロディーを組み込んでいるのですが、バンドのサウンドに違和感なく溶け込んでいます。。楽曲は走るパート、静のパートが交錯し、緩急ついて展開します。。。楽曲のメロディアスさ、メランコリーさを際立たせているのは先にも書きましたチェロの存在が大きいのですが、邪悪でブラッキッシュに叫び歌うヴォーカル、Mariko嬢の存在も実に大きいと思うのです。。時折ノーマルヴォイス、スポークンなヴォーカルを取り入れてはいるものの、アルバム通してひたすらに喚き叫び歌うヴォーカルワークは、悲痛で悲愴感が漂い、且つ、邪悪臭も漂うのです。。。
楽曲にはメタルな要素も含んでいますので、ブラックメタルがお好きな方にお勧めしてみたいなぁ....と思ったりもします。。リンクしました MySpace にてぜひチェックしてみてください。
バンドは残念ながら解散したみたいですな。。。
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