The SymphOnyx / Opus 1: Limbu


ポルトガル発 Symphonic Gothic Metal、The SymphOnyx
2005年の 1stアルバム。
ちなみに、紹介しています音源は 2007年のボーナストラック入りverです。

ヴァイオリン、Key、ピアノでの切なくもメランコリーなクラシカルなメロディー、フレーズが楽曲の随所で取り入れられたサウンドは、メロディアスで切なくて、実に物悲しい空気が漂っております。。。中音域にて歌い上げる男性ヴォーカルと、ソプラノな女性ヴォーカルとのツインヴォーカルですが、男性Voさんの方が割合が多いですな。。曲によっては打ち込みな音も入っております。。ゴシックメタルということで、ゆったり目な楽曲が殆どなのですが、メロディーがなかなかに良いので、そうダレることはないです。ですが、全曲素晴らしいというわけではないので、いまいちマニアックさが抜けないのも否めない点ではありますのです。。
とはいえ、短いインストの1曲目"My Goddess、My Pride" (HPのトップで流れている曲です)、
2曲目"Immortal Venus" 、3曲目"Winterfall" 、4曲目"My Moonlight Sonata"
10曲目"The Lament of Morpheus" は 個人的にお気に入りです。。
特に 3曲目のサビでのヴァイオリンでのクラシックなフレーズの取り入れ方には、もう毎回聴く度に顔がニヤけてしまうのです。。続く "My Moonlight Sonata" は もうタイトルからして堪らないのですが、美しいピアノの音色も実に堪らない、バラード調の切なくもメランコリーなナンバーです。。9分少しある 10曲目は、ちと Moi dix Mois な雰囲気も漂うナンバーで、弦楽器のクラシカルなメロディーがなかなかに印象的に組み込まれていて、また、女性ヴォーカルさんの絡み具合もちょうど良く、ドラマティカルでなかなかの佳曲なのです。。

MySpace にて "Winterfall" が試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。。
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