春の里山③
小川から春のたより
「春の小川は さらさら行くよ/岸のすみれや れんげの花に/すがたやさしく 色うつくしく/
咲けよ咲けよと ささやきながら」(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)
春の小川といえばどちらの川をイメージされるだろうか。
最初の川は里山を流れる「小川」
川岸にはネコヤナギがあり、川の両側にはアセビやクロモジ、ヒサカキの花が見える。谷にのれんのようにぶらさがって咲いているのはキブシ。
もう一つは、4月上旬サクラ並木の武庫川上流部、藍本日出坂付近の川の様子
河原には、土手焼きのあとにあざやかな緑と黄色が目に付くノウルシ(花序の下部の苞葉は倒卵形で、あざやかな黄色を呈し、遠くから見ると花弁のように見える。兵庫県Bランク)があった。そして、歌のようにレンゲ、土手には、タチツボスミレやキランソウが、やや湿ったところにはムラサキサギゴケが
どちらのイメージがぴったりするのはもうおわかりだろう