2011年7月6日(水)
ハハのところに行くと、丁度リハビリの先生の診察があったので、付き添った。
リハビリの先生は、ハハの腕を曲げたりしながら、ハハに話しかける。
「九十歳ですか。それで、ご主人は、お元気ですか?」
ひやり。それは、拙い。
ハハには、チチが亡くなったこと、言っていないんだ。
ぼんやりしているハハの後ろから、ウィステは、小さな声で、
「あの、3年前に亡くなっていて・・・」
先生は、
「おいくつだったんですか?」
ウィステは、
「八十八歳でした」
先生が、
「それは、ご主人も長生きでしたね」
と言うと、ハハはにっこりした。
意味が分かったというより、チチを誉められたようで嬉しかったんだな。
その後は、言語訓練の時間。
大きな絵と文字のカードを見せて、その名前を言うの。
*洗濯機の絵・・・ハハはじっと見ている。訓練士さんが、「洗濯機ですよ」と言うと、肯いた。
*苺の絵・・・・・絵を見て、すぐ「いちごです」。味は?と、聞かれると、「すっぱい」。
まあ、すっぱいのもあるけれどね。
*鶏・・・・・・・絵を見ても分からなかったハハ。訓練士さんが、カードの裏の「鶏」という
漢字を見せると、「ニワトリ」と。・・・読めるんだ~!
*電車・・・・・・じっと絵を見ていたハハは、「穴が開いている」と。カードの端の小さな穴
(まとめて綴っておく用の穴)を見ていたんだ。カードの裏の「電車」という
漢字には、「・・・クルマ」と。
漢字って覚えているものなんだなあ・・。
それに、「鶏」を読めるなんて、すごいよ・・。
まあ、ウィステも、「薔薇」とか「鬱」とか、読めるけれど書けません・・・。(^^;)
でも、それだけでハハは疲れてしまったよう。
訓練士さんに、
「眠いですか?」
と、聞かれると、ハハは、
「もう半分眠っています・・」
ハハを部屋に送って、帰りがけ、食堂に七夕の笹が飾ってあった。
沢山の短冊の中に、ハハの短冊もあって、看護師さんが書いたらしいしっかりした字で、
「けんこうでいること」
と、ハハの願いが書かれていた・・・。(^^)
明日の七夕、お天気はどうだろうねえ・・。
ハハのところに行くと、丁度リハビリの先生の診察があったので、付き添った。
リハビリの先生は、ハハの腕を曲げたりしながら、ハハに話しかける。
「九十歳ですか。それで、ご主人は、お元気ですか?」
ひやり。それは、拙い。
ハハには、チチが亡くなったこと、言っていないんだ。
ぼんやりしているハハの後ろから、ウィステは、小さな声で、
「あの、3年前に亡くなっていて・・・」
先生は、
「おいくつだったんですか?」
ウィステは、
「八十八歳でした」
先生が、
「それは、ご主人も長生きでしたね」
と言うと、ハハはにっこりした。
意味が分かったというより、チチを誉められたようで嬉しかったんだな。
その後は、言語訓練の時間。
大きな絵と文字のカードを見せて、その名前を言うの。
*洗濯機の絵・・・ハハはじっと見ている。訓練士さんが、「洗濯機ですよ」と言うと、肯いた。
*苺の絵・・・・・絵を見て、すぐ「いちごです」。味は?と、聞かれると、「すっぱい」。
まあ、すっぱいのもあるけれどね。
*鶏・・・・・・・絵を見ても分からなかったハハ。訓練士さんが、カードの裏の「鶏」という
漢字を見せると、「ニワトリ」と。・・・読めるんだ~!
*電車・・・・・・じっと絵を見ていたハハは、「穴が開いている」と。カードの端の小さな穴
(まとめて綴っておく用の穴)を見ていたんだ。カードの裏の「電車」という
漢字には、「・・・クルマ」と。
漢字って覚えているものなんだなあ・・。
それに、「鶏」を読めるなんて、すごいよ・・。
まあ、ウィステも、「薔薇」とか「鬱」とか、読めるけれど書けません・・・。(^^;)
でも、それだけでハハは疲れてしまったよう。
訓練士さんに、
「眠いですか?」
と、聞かれると、ハハは、
「もう半分眠っています・・」
ハハを部屋に送って、帰りがけ、食堂に七夕の笹が飾ってあった。
沢山の短冊の中に、ハハの短冊もあって、看護師さんが書いたらしいしっかりした字で、
「けんこうでいること」
と、ハハの願いが書かれていた・・・。(^^)
明日の七夕、お天気はどうだろうねえ・・。