作家にして、人の運命や超常現象にも通じている小林正観氏の言葉が興味深い。
仏教には、小乗仏教と大乗仏教があるそうだ。
おもいっきり簡潔に言えば、小乗仏教は自分が悟ればそれでよし。
大乗仏教は、大衆を広く救うという考えのようです。
で、日本は大乗仏教的な考え方の国らしい。
その結果、こういうことが起きるようです。
◆他人の悩みは解決できない
私たちは、目の前に問題を抱えている人がいたり、辛そうな人がいると「なんとか解決してあげなくちゃ」と思い込みます。
私(小林氏)が、人生相談を受けると、相談者の98%は自分以外の人のことで悩んでいます。
自分がこれこれこういう状態で困っている、というのは100人の内2人くらいなのです。
あとは、「夫がこうだ」「妻がこうだ」「子どもがこうだ」、はては「隣人がこうだ」と悩んでいます。
自分以外の人の悩みや苦しみを、あっちこっちから熊手でかき集めているかのようです。
その人たちのことを心配する本人には笑顔はありません。
そうではなく、必要なことはあなたがまず笑顔になることです。
自分以外の人については、解決できなくて当然なのです。
あなたは、太陽ではないのです。
私には、そんな力はないと思い切ったところからあなたの人生は楽になるはずです。
まず自分が、明るく楽しい生活を送ることです。
→ある意味厳しい教えだと思いますが、他人のことはほっておけということなのでしょうか。
それとも、自分が悟ったり、到達したり、成功したのちに他人に関われということなんでしょうか・・・よくわかりません