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才覚よりも人格

2019-04-10 19:26:11 | 日記
リーダーの資質について、京セラの稲盛さんはこう語ります。
リーダーとして、一番重要な資質とは、常に深く物事を考える重厚な性格を持っていることであり、「人格者」であること。
たしかに日本には「才子、才に倒れる」という格言があります。
才覚に恵まれた人は、その並外れた才能をもって、大きな成功を収めるけれども、その才覚を過信し、あるいはその使い方を
誤り、やがて破綻に至るということを、日本の先人は説き、人々を戒めてきたのです。
人並みはずれた才覚の持ち主であればあるほど、それらの力をコントロールするものが必要となります。
それが人格であり、この人格を高めるために、哲学や宗教などを通じ、人間として正しい生き方を繰り返し
学ばなければならないと考えています。
人格は後天的に磨かれるのです。

◆企業経営には才覚よりも人格が必要
 才に溺れる経営者が後を絶ちません。
 スポーツマンが毎日肉体を鍛錬しなければ、その素晴らしい肉体を維持できないように、人間の心も手入れを怠ると
 あっという間に堕落してしまいます。
 リーダーにとって必要なことは、そのような人間としての正しい生き方に反したことを行っていないかどうか、厳しく自問し、
 日々反省をしていくことが大切なのです。
 ・うそを言うな
 ・正直であれ
 人間として正しい生き方は何でしょうか。
 一見、高邁な哲学や宗教だけにしか示されていないもののように思われるでしょうが、私はそうではないと考えています。
 我々は子供のころに、両親や教師からから、欲張るな、うそを言うな、正直であれ、と人間としての基本的な規範を
 教えられています。
 その中に、人間としての正しい生き方はすでに示されているのです。
 まずは、そのような単純な教えの意味を改めて考え直し、徹底して守り通すことが大切です。
 企業不祥事が続発しているのは、リーダーが簡単な教えを守れなかった。あるいは、社員に守らせることができなかったためでしょう。
 ですから、リーダーは人格がともなわなければなりません。だそうです。
 ま、おいらには不要な教えかもしれませんが、自社のリーダーがどうなのかは興味深いところです。




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