懸念の大半は悪妄想

日々の悩みや懸念の大半は、実際には起きないことらしいです。
ですので、あれこれと悩むのは全くの無用だということらしいです。
禅僧はこう諭します。

◆あなたの悩みは取るに足らない悩み
　・余計な不安や悩みを抱えないように
　・他人の価値観に振り回されないように
　・無駄なものをそぎ落として
　・限りなくシンプルに生きる

　禅僧は、たくさんの人からさまざまな相談を受けます。
　内容は千差万別ですが、大別すると、不安・悩み・迷いです。
　そんな話にじっくりと耳を傾けてみると、気づきます。
　それは、そのほとんどが実は、思い込み、勘違い、取り越し苦労に過ぎない。ということです。
　実体がないと言っても良いでしょう。

　つまり、悩んでいることの大半は実際には起こらない事象に関して、先回りして悩んでいるかのようです。
　ですから、冒頭の４つをアドバイスします。
　悩むから悩みが増す、悩むことをやめる。
　他人と比較するからくやしい、ひとはひと、自分は自分でいい。
　自分が必要なこと、大事なことだけで生きれば良い。
　　
　ということらしいです。
　なかなかそこにたどり着くのは難しそうですが、少しだけわかったような気がします。
　それは、悩みや懸念は実際には起こらないということらしいです。
　なので、事前の準備はたしかに必要かもしれませんが、悩むのは実際に起きてしまってからで十分ということです。
　たしかにそう割り切れば、悩みの大部分は雲散霧消するものかもしれませんよね。