この赤い木の上に乗っかった「巻斗」「方斗」と同じ様な形の白い木で描いた部材です
材料の縦横比とか、「繰形(くりがた、Rに削って有る部分)」の取り方は
先日書いた「斗」類と同じですが、大きさが大分と大きくなります
佐藤さん曰く「柱と同寸程度」と言う事なので・・・
今回、「柱」はΦ340mmで・・・描いているので
340☐xH204で書いて有りますが・・・?
柱の大きさですよ!
1月8日の「佐藤さん曰く」とタイトルした項で書いたように
この「五重塔」は中央が1824mmで
両サイドが1520mmのスパンで書いて有りますが
これを足算した4864mmの総幅を「地の間(じのま)」と言うそうで
これの1/10が「四天王柱(してんのうはしら)」と言って
(この絵で隅の大斗の奥に見えている柱)
建物の内側で、中央の間の通りが交錯した位置に立っています
この「四天王柱」の0.7の大きさが、外側に建つ
外周全部で12本の「柱」の大きさになると
佐藤さんは言われているのですが
又ここで引っかかってしまう困ったオヤジが・・・(私ですが)
「地の間」の1/10を「四天王柱」の大きさとするのは
納得としても、「柱」の大きさの算出法が0.7倍と言うのが・・・
結果としては、ほぼ同じような物ですが
右上に描た様に計算で寸法を出したのではなく
絵に描いて、対角を取る事でほぼ0.7の大きさを出すのが
正しいのではと・・・思ったり?思わなかったり・・・??
ついでに描いた「四枝割り」とか「八枝割り」とか
勝手に名前を付けた絵の様に「一枝」を「一枝」で割って
出した寸法を元に各部材の大きさを出して行っているのでは?
と・・・思わなかったり?思ったり・・・??
そおすると、先日の「肘木」等は幅が3/4「枝」?
「四枝割りの三つ」とでも言いますか?
背は7/8「枝」「八枝割りの七つ」的な感じで
「一枝」を152mmとして考えたこの「五重塔」の場合
W=114のH=133とほぼ二アリーな数値が出て来る訳ですが・・・
(実際、肘木の大きさは113x136で描きました)
・・・まッえ~~けどな!
他にもこの考え方の方が私にはしっくりくる寸法は有るのですが
所詮は素人の思い付きなので
「信じる物は騙される、正直者は馬鹿を見る」と言う事で
・・・宜しくm(__)m
・・・・・結局、何を書いてんだ?