Wild Plant

Colonel Mのブログ

まだ書きます。

2019年01月26日 | DIY
さて、午前中に右の木口が出来たので、午後は左の木口と長さ切りです。
まずは右の木口の先端から長さを取って垂直に左の木口を切り落とし長さをきめます。
垂木2,3は419.5mm、垂木1は803.5mmそれぞれに長さ取りが出来たら次は斜めの鉤込みです。
まずは、鉤込みの墨を付けてみます。材料をひっくり返して、絵で見て斜めの切込みが上の面になる様に
材料を置きます。で、垂直に切り落とした木口(今は右の木口)から39mm戻った所と51mm戻った所に
印を付けて、51mmの所から39mm下がった点(図面で見ると上がった点)から、木口から39mm戻った
点へ右上がりに斜めに線を曳き、更にもう一度39mm下がった点から、木場面で木口から126mmの
点へ左上がりに斜めに線を曳きます。これが斜めの鉤込みの墨になります。

それで、短い方の切込みの傾きと深さに丸鋸の刃を調整するのですが、いきなり使う材料に鋸を入れて調整していたら、絶対に材料を無駄にしますから必ず余分な材料で試し切りをして調整してくださいね。
で、丸鋸の刃の傾きと出が調整出来たら、三、四本木口を揃えてバイス等で固定して一遍に鋸目を入れてやりましょう。これを数回同様に繰り返して、取敢えず全部の垂木にこの短い鋸目を入れたら
今度は長い方の切込みですが、今度は一度に数本と言う訳にはいきません。
地道に1本ずつ、丸鋸定規を勾配に合せて、平の面を切り込んでいきますが、最後は手鋸です。
手鋸を使ったところが、段になっていたり、あまりに汚いと思ったときは、ノミで奇麗にしておきましょう
午前中に描いた反対側の木口の場合も同じです。

これでやっと



この絵の出番です。

こんな感じの垂木が六組一八本できれば垂木の加工も完了です。

お疲れ!

今度は、お茶の時間も近いので、今日はここまで 又来週
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さてさて

2019年01月26日 | DIY
次は、垂木の加工です。
昨日揚げたD3の図面の右半分の分ですが、今度は昨日の隅木と違って寸法重視で行きます。
(自分で理屈が理解できてないだけなんですが??)

まずは木取です。材料の38x69と言うのは、木取図にも描いた様に2x6を真半分に割って使うつもりです。
調べてみると、最近では2x3と言うサイズの物が売られているようですがミリで言うと38x63
と言う大きさだそうです・・・(微妙)
しかし、さすがに6mmも小さいと色々と問題も出てくるので、ここはこのまま2x6を半分に割った物で進めます。

いつも言うように、丸鋸を使う仕事の中で一番危険だと思う仕事です。
長さ1820を一気に割ろうとせず、半分の910に切ってからやれば少しは楽です(単純に回数は倍になりますが)
38x≒69に割れたら、900を六本と450を一二本に切り分けます。
で、まずはややこしい斜め切り(図面で見て右側の木口)から作りましょう。
垂木3からの方が説明しやすいので並びと逆順に行きます。
まずは丸鋸の刃を傾けます。角度は材料の背69mmに対して、図中の13mm(69:13)の勾配に合せます
実際に69の材料を縦使いに置いて上の面を基準にして下の面に向かって垂線を曳いてそこから13
戻った所へ斜めの線を曳く???これが69:13の勾配の線になるので、これに合うように丸鋸の刃の
傾きを調整して、実際に切って合わせていきます。(これがチョッとめんどくさい)
丸鋸の刃の傾きが合ったら次は丸鋸定規です。
わざわざ作業しづらい木場の上でやる事はないですよ?材料の平の面に垂線を曳いて、手前から38mm
奥へ行った処から水平に71mm行った処へ斜めに線を曳いて、この線に丸鋸定規の傾きを合わせてやります。
こけで道具の準備はOK、後は縦使いに置いた材料の右端の適当な位置に定規を当てて一本ずつ六本の
右木口を切り落とします。(この時材料を割った面を上に向けるようにしておけば仕上りが奇麗に見えます)
同様に、垂木2も右木口の斜め切りを先にやってしまいます。
鋸刃の傾きはそのままで、丸鋸定規の傾きを逆振りにして材料の右端の適当な位置に定規を当てて
一本ずつ六本の右木口を切り落とします。(自分の左手を切らない様にご注意を)
で、更に同様に垂木1も右木口を先に作るのですが、少しやり方が変わります。
道具のセッティングは同じです。要するに二回切るだけの事です。(位置は合わせて下さいね)
≒900で取った材料の右木口から80mm程戻った所の木場面(材料を割った方の面)に垂線を曳き
もう一度木口の方へ71mm戻った所へ印を付けます。
で、ここを起点にしてさっき垂木2の木口を切った時の丸鋸定規を当てて一回切ります、6本切ったら
丸鋸定規のふりを垂木1の時の振りに戻して先の80mm程戻った所から斜めに切り落とせば
取敢えず全ての垂木の右の木口だけが出来上がりですが・・・・

今更ですが70mmもの深さは165mmの丸鋸の刃では一度には切れませんので・・・切り残しは手鋸で
・・・宜しく。

さ、昼飯かな。(無責任に文字だけ並べて逃げる私)
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チョイとお出かけ

2019年01月25日 | DIY
しておりましたが、続いて図面D3の隅木の加工です。


左半分の三種類です。
隅木1は、単純に長さ取り斜め切りで良いのですが、その他はチョイと難しい(加工が?言葉で表すのが?)
両方かな???

取敢えず、隅木1は見ての通り1x4を全長953mmで図面のような勾配で両木口を斜め切りにします。
これはこれでOKですが、隅木2です。
図面で見て左側の木口は同様に斜め切りすれば良いのですが、問題は右側の木口です。
丸鋸の刃を30°(60°)に傾けて、丸鋸定規を手前から左奥へ斜め切りするように合わせて切ります。
(たぶん・・・)と言うのは、図中の数字だけ追掛けると、厚みの38mmに対して30°(60°)で切った
時にできる裏表の長さの差は≒22mm(60°の直角三角形の短辺の計算 長辺/√3)
になるのですが図面では23mmとしてあります。
これ間違っている訳ではなく(間違ってるかも)もう一つ平の面の方にも斜め切りするための勾配が
付いているので(89mmに対して31mmの斜め切りの勾配の事です)その為に、材料を切る際に、
丸鋸の刃の傾きが30°よりわずかに鈍角に材料に入っていくことになるのです。(多分これで合ってる)
なので、図面に描き込んである細かい寸法はあまり気にせず、丸鋸の刃を30°(60°)に傾けて
89:31の勾配で切っちゃいましょう。
長さはチャンと全長960.5mmで二本とって下さいよ(さっきの隅木1も二本ですよ)

で、隅木3も同様にまず、長さ取り949mmから左の木口は89:31の勾配で斜め切りして、右は今度は、
全長から11.5mm戻った所に隅木2の切り方同様に30°(60°)傾けた丸鋸で、今度は裏表から切り落とします。
これも二本作って



こんな感じに 真ん中が隅木1、奥が隅木2、手前が隅木3 となります。

以上、

訂正とお詫びm(__)m  又やりました。
どの図面の中にも「小屋束」の事が書いて有りませんm(__)m
材料は足りそうなので、組み立てまでには何かで説明します。 失礼しました。
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残り二本の梁を

2019年01月24日 | DIY
加工を続けましょう!



このD2の図面の梁を二本、上側の梁2は1669mmに長さ取りをしたら丸鋸の刃は直角のままで、
刃の出を45mmにセットして、丸鋸定規を右上がりに30°(60°)に合わせて、
図面の寸法位置に合わせて櫛歯に鋸目を入れて、金槌とノミで落として均します。
反対側も同様です、一見丸鋸定規の振りが反対になるのではと思いがちですが
(絵を見ただけでは)材料をひっくり返すので同じ振りで大丈夫ですよ。
で、両方の木口を図面に合わせて斜め切りしたら、梁2は出来上がりです。

続いて梁3ですが、今度は1669mmに長さ取りをしたら丸鋸の刃を30°(60°)に傾けて、
材料を寝かせた状態で反対側の木場へ向かって95mmの所まで櫛歯に鋸目を入れます。
更に、材料を裏返して同様に櫛歯に鋸目を入れます。
この時の鋸を入れる寸法ですが、図面で梁3の木場側の絵に≒33と言う寸法だけが書いてありますが
ここは、梁2と同じだと思って下さい。
要するに、材料の平の面に材料のセンターから左に11mm、右に33mmの間に櫛歯に鋸目を入れて、
材料を横回しに裏返して、同様に平の面に材料のセンターから左に11mm、右に33mmの間に櫛歯に鋸目をもう一度入れてやります。で、後は手鋸と金槌とノミで落として、均して、出来上がり・・・じゃない
両木口を斜め切りして出来上がりだ・・・・解ります???



こんなことになるのですが?

手前から順に 梁1 梁2 梁3 となります。

部材自体の影が被って居たり、更に奥に描いた部材が見えていたりでこの絵ももう一つですが
まッ、こんな感じで梁の加工も完了です。
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梁の続き

2019年01月23日 | DIY
加工を続けましょう

レギュラーな丸鋸の刃は、だいたいの物がΦ165で稀に古いものでΦ180とか言うのが有りますが
どちらにしても、95mmも切り込むにはΦ280クラスの押切でないと無理です。
なので、視点を変えて木材の厚みに対して鋸を入れるように加工すれば(当たり前だろ)問題ないですよね。
まずは、丸鋸の刃を30°傾けて図面のD1の梁1の木場から見た絵に合わせて、材料のセンターから
左に11mmと、右に33mm行った間を反対側の木場へ向かって95mmの所まで櫛歯になる様に切り込みます。(鉤込みをする時の要領と同じです)
丸鋸ですから、途中で止めると当然裏側は所定の(95mm)位置まで切り込めていませんので、
手鋸で所定の位置まで切り込んでおいてください。で、一旦これはここで置いといて、
次は、木材を立てて木場側から45mmの深さで鋸を入れます。
丸鋸の刃を直角に戻して、今度は丸鋸定規の方を30°(60°)に合わせて、先と同様に材料の手前側で
センターから左に11mmと、右に33mm行った所、材料の奥側ではこの逆左に33mm、右に11mmの所に
鋸目だけ入れておきます。(これは、取敢えず鋸目だけで良いと思います)
これで丸鋸は休憩で、次はノミと金槌、手鋸の出番です。
手鋸と言っても、この場合

こんな感じの細い鋸が有ると便利です。これは「引廻し鋸」と言ってベニヤ板などに大き目の穴を開けたり、
曲線を切ったりする時に使う物ですが、他にも細工用鋸として細身の鋸が売っているので
好みと使い勝手によって探してみて下さい。

加工に戻りましょう。まずは、深く櫛目を入れた所を金槌で叩き落としてノミで奇麗に均します。
続いて、45mmの鋸目を入れた部分を、今鉤込んだ所から引廻し鋸を入れて切り落とします。
後は、切り落とした面をノミで少し奇麗に均して、材料の両端の木口を図面に合わせて斜め切りすれば
梁1は出来上がりです。

これで、


このD1の部材は完了と言う事で、又明日。

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