もはや戦後ではない。
‥と言われて久しいですが、本当は『まだ』終わっていませんよね‥
●本日、2月26日~来月にかけて、海外戦没者遺骨を収容する人々が日本を出立します。
今回の行き先はソロモン諸島。激戦のガダルカナル島にも向かいます。
別にインドネシアにも応急派遣があります。
慰霊順拝も行われます。やはり本日出立で、キリバス共和国へと。
収集された遺骨は、現地で焼骨したのち、遺骨箱に封印して65~68年ぶりの帰国となります。
日本では、千鳥ヶ淵に帰還することになりますが、戦没者遺骨はDNA鑑定をしますから、身元が判明した遺族などが慰霊に訪れるのでしょう。
あとひと月ちょっとで、千鳥ヶ淵は桜で埋め尽くされますね。
昨年度に、身元が判明した太平洋戦争の戦没者は46名だったそうです。
キリバス共和国は、ニュージーランド方面にあります。真珠湾奇襲に続くマレー半島の大進撃で気勢の上がった大日本帝国陸軍には『オーストラリアを占領してしまえ!』などと言い出した参謀も居たそうで、そうなっていたら、オーストラリア大陸やニュージーランドにまで遺骨収集団を派遣するようでしたね‥
●この海域では、日本海軍との戦闘により沈んだオーストラリア・ニュージーランド艦艇も多数眠っています。慰霊に訪れるのは、米英日だけではありません。