矢嶋武弘・Takehiroの部屋

83歳のジジイです。 日一日の命
SNSが歴史をつくる、SNSの時代がやって来た! 

2015年の日記(1月~2月)

2015年12月31日 05時00分00秒 | 日記・日々雑感・寸評

2015年1月1日(木) 

元日、朝から寒い。全国的に寒波か。昼前から粉雪が降ったり止んだりだ。妻は金光教会の元旦祭に行ったので自分は一人のんびり。年賀状の返事を書いて出したが、あとはテレビやDVDを見て過ごす。
夕方までに子や孫たちが来るが、いつもと変わらない正月だ。今年は特に抱負はないが、去年よりも大いに外出しよう。体調もほぼ回復したから、遠出も可能だと思う。ある種のボランティアもやれるといい。あと、できることなら有名なある女優に、熱烈なファンレターを書くことか(笑)。50年来の夢だからなんとかなるだろう。匿名で出そう。まもなく孫たちが来そうだ。

1月3日(土) 

雪も降らず天気の良い「三が日」だった。おせち料理も普通に食べ、孫たちが帰った後はテレビやDVDを見て過ごす。大学箱根駅伝は青山学院の圧勝だった。昔は「青学」と言うと軟弱でバタ臭いイメージだったが、今度の駅伝では恐るべき強さを発揮していた。
時おり散歩をしたが、門松やシメ飾りはほとんど見なかった。「日の丸」はまったく無し。少し寂しいか・・・ といっても、わが家も何もしていないが。 
近くのGSで、ガソリンが1ℓついに126円に急落。どこまで下がるのか、そろそろ下げ止まりか。
正月は箱根駅伝を除いて、ラジオの方がテレビより落ち着く。テレビはバカ騒ぎばかりだ。唯一、NHKの「ブラタモリ」が落ち着いていて良かった。タモリは意外に地形や地図に明るいのだ。

1月4日(日) 

正月休みも今日で終り。スーパーへ行ったらけっこう混んでいた。コップ酒などを買う。帰ってテレビを見たら、NHKでたまたま吉永小百合の「平和への祈り・原爆詩朗読」を放送していた。暫くそれを聴く。
年末年始、イエス・キリスト関連の映画(DVD)2本を見た。自分はクリスチャンではないが、やはり心を打たれる。イエスの信仰と生涯を思えば、どんな艱難辛苦も耐えられるだろう。『偉大な生涯の物語』と『パッション』だが、ローマ総督ピラトとイスラエル王ヘロデの葛藤が面白い。宗教的“超人”が現れた時の対応の相違だ。
結局、エルサレム神殿でのイエスの破壊・暴力行為が、権力者だけでなく民衆の反感と敵意を煽ったのではないか。純粋な信仰のためにはやむを得ないことだが。イエスの生涯は汲めども尽きない何かがある。

1月5日(月) 

特筆することなし。でも、なにか書かなければならない。どこかの可愛い猫が縁側にやってきて、わが家を覗き込んでいた。あんまり可愛いので焼きメザシを2~3本やったら、いちおう食べていた。ふだんなら追っ払うところだが、年のせいで自分が優しくなったのか・・・でも、妻は猫が嫌いである。
散歩に出かけたら、新しいコースを偶然見つけた。けっこう良いのでこれからハマりそう。まだ通っていない道があるものだ。
暇なので家のDVDを物色していたら『クォ・ヴァディス』が目に付いた。これもキリスト教の話だが、映画は大仰であまり面白くなさそう。でも、なんとか見るか。1951年の作品で、ロバート・テイラーとデボラ・カーが主演だ。

1月6日(火) 

gooブログの訪問者数が先週、久しぶりに1000件を割った。つまらない記事ばかり書いているからだろう。午後、近くの喫茶店に行こうと思ったら雨が降り出し止めた。仕方がない。
NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』は面白そうだが、まだこれからだ。幕末の話は嫌と言うほどやっているので、切り口がポイントになる。その点、吉田松陰の妹を主人公にしたのは良いが、どこまで興味を引き付けるか。 長州・山口県が舞台だから安部晋三のお膝元だ。首相の意向もあったのか?(笑)。視聴率を上げれば、彼の言う「地方創生」には役立つだろう。
東証株価が全面安、525円の大幅ダウン! アベノミクスに暗雲か。金融マネー主義には嫌気が差す。

1月9日(金) 

近くの店のガソリンが今日、1リットル・125円になった。年末に127円になっていたが、さらに順調に下がり続ける。どこまで下がるか楽しみだ。
ムハンマドを讃えるゲーテの詩について書いたが、昨日から2日かかった。以前なら1日で書けるものを、病後は時間がかかるものだ。集中力も低下している。仕方がない。
フジテレビ報道OBのコンペが3月に所沢でやるが、プレーはできない。左半身が完全じゃない。しかし、幹事さんの手伝いぐらいできるか。もう少し様子を見よう。 今日は日は照っていたが、風が冷たかった。4100歩ほど歩いて小走りの練習をする。小走りより歩く方が速い!

1月11日(日)

中山美穂が泥酔して交際相手に蹴り上げられたそうだが、かつて人気ナンバーワンの女優がと思うとなにか哀れである。離婚して子供は取られるは、40代の“ミポリン”は前途多難か。
今日から大相撲初場所、逸ノ城に期待する。有望力士・栃乃若が26歳で引退したとは驚いた。しかし、なんと言っても白鵬の33回目優勝なるかに注目。最近の勝負はあっ気ないものが多い。記事にも書いたが、大相撲の土俵は狭すぎるのではないか。
往年の名作『ガンジー』のDVDを観ているが、徹底した「非暴力主義」は人に訴えるものがある。テロをやれば憎まれるだけだ。仕方がないと思う一面もあるが、暴力対暴力の連鎖はなんとかならないのか・・・

1月12日(月)

今日は成人の日で休み、天気は良いが風が冷たくやや強かった。4300歩ほど散歩。
1982年の英印合作映画『ガンジー』のDVDを見終わった。昨年亡くなったR・アッテンボロー監督の作品。父親がインド人のベン・キングズレーがガンジーを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞するなど素晴らしい映画だ。 
エキストラが30万人を超えるという圧倒的迫力で見ごたえ満点。もちろん、アカデミー作品賞も受賞している。ガンジーの偉大さにはただただ感服、あのような人はもう二度と現われないのではないか。
小3の孫娘からバアバにメールが届く。最近、俳句遊びを覚えたらしい。「子供の子 命はずっと 続いてく」が気に入った。

1月14日(水) 

明け方にちらっと旭天鵬の夢を見た。40歳なのによくやっている。大相撲の“レジェンド”になりつつあるか。 モンゴル勢はほんとに強い。昨日も照ノ富士が大関・稀勢の里に十分な態勢に組まれながら、左下手一本で振り回して勝った。稀勢の里もびっくりしただろう。
逸ノ城も初日を飾ったが、なんと言っても日馬富士が好調だ。横綱だから勝って当然だが、このまま行くと白鵬と優勝を争うだろう。体が実によく動いている。相撲も今や世界の“スモウ”になったが、当分はモンゴル勢の天下が続くだろう。日本人力士の奮起を期待する。
中高生の飲酒の習慣は、女子が初めて男子を逆転したという。厚生労働省の調査だが、日本の女子は強くなり、男子は弱くなったということか。飲酒の習慣と言っても、月1日以上の飲酒のことだ。ただし、週1日以上が15万8千人いるという。

1月16日(金

今日は久しぶりに暖かい天気だ。散歩をしたが、昨日の雨のおかげで空気が澄んでおり、実に気持が良かった。
マスコミの伝達手段・メディアが豊富になったのは良いが、くだらない出来事でも長々と伝える。19歳の少年がスーパーの菓子に“つまようじ”を刺したとか万引きしたとか、映像があるので事細かに延々と放送する。この馬鹿な少年はますます面白がって、新たな映像をユーチューブに投稿する。どの民放テレビ局もそうだ。こうなると、マスコミの使命とは何だと疑いたくなる。
パリのテロ事件の反応を見ると、テロはもちろん悪いが、フランス人の差別意識や偏見が強いのに驚く。イスラム教徒への気持も分からないではないが、ふだんからもっと寛容と融和の精神を持っていれば、あんな事件は起きなかっただろう。フランス自体が嫌になった感じだ。
今、たまたま『マザー・テレサ』のDVDを観ているが、何と大きな違いだろう。マザー・テレサは偉すぎる。相手がイスラム教徒だろうがキリスト教徒だろうが、またヒンズー教徒だろうが、分け隔てなく奉仕活動を続ける。そこには差別や偏見はないのだ。人によってこんなにも違うのか・・・

1月17日(土)

阪神淡路大震災から20年。各地で追悼行事が行なわれたが、時がたつのは早いものだ。あの頃の日記を読む。当時の報道では、死傷者の外に被災者が30万人、被害総額は10兆円を超えると出ていた。大変なものである。
散歩に出かけたが、今日は風がけっこう強くて寒い。途中、最寄りの喫茶店に入った。 大相撲は逸ノ城が3勝3敗、遠藤が2勝4敗と勝ち越せるかどうか分からない。やはり土俵はもっと広い方が、変化があって面白いのではないか。力士は嫌だと言うかもしれないが。
20年前や10数年前の日記を読んでいると、今よりはるかに元気が良い。年を取ったものだ。こうして文章を書いていても、すぐに眠くなる(笑)。ベッドで休むか・・・

1月18日(日)

散歩に飽きたので久しぶりにバイクで散策、スーパーなどに寄る。寒かったが、バイクの運転は良かった。
近所のガソリン(レギュラー)が1リットル・123円に下がる。120円も目前だ。
民主党の代表選、岡田克也に決まるが全く興味なし。民主党は変わるわけはない。「第2自民党」だから解散した方がいいだろう。維新の党や共産党がある。それより、都道府県の男子駅伝で埼玉が初優勝! 堂々たる優勝だった。

1月19日(月)

 <テレビ雑感>
スーパーの菓子に自作自演で“つまようじ”を刺した少年(19歳)は、英雄になるために行なったと供述しているという。少年法改正が目的だったというが、世の中に大いに話題を提供したということだろう。ネットの動画がこんなに注目されたのは珍しい。それだけ日本は平和で安泰だということだ。
NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』の昨日の視聴率は15,8%(前回比プラス2,4%)、どうも評判が良くないが、低視聴率でもやっと落ち着いてきたか。吉田松陰が好きだからどうしても観てしまう。
民主党の代表選は岡田某に決まったが、まったく興味が湧かない。こちらは『花燃ゆ』以下だ!
大相撲初場所は今日、全勝の横綱・白鵬に逸ノ城が挑戦する。そろそろ波乱が起きても良いか。

1月22日(木)

今日は脳梗塞で倒れてからちょうど2年、あの時はほんとうに参ったが、なんとか回復し生き延びている。知人のロシア人女性の誕生日、お祝いのメッセージを送る。
近所のガソリン(レギュラー)が1リットル・121円に下がっていた。120円も目前だ。
作家の陳舜臣さんが老衰で亡くなった。90歳。「中国五千年」や「阿片戦争」などずいぶん読ませてもらったが、沖縄・琉球の歴史を知ったのは陳さんのお陰だ。ご冥福を祈る。
大相撲は遠藤が負け越し、逸ノ城も7敗して後がない。優勝はやはり白鵬か。新鋭が頑張っても“壁”は厚いようだ。

1月23日(金)

「イスラム国」の日本人人質事件で腑に落ちない点がある。フリージャーナリストの後藤さんのことはテレビなどで盛んに取り上げるが、もう1人の湯川さんのことにはほとんど触れない。湯川氏は民間軍事会社のCEOだそうだが、取り上げると不都合な点でもあるのか。
あの田母神(たもがみ)と関係していると聞くが、そうなると背景がますます怪しくなってくる。マスコミは湯川氏を“表沙汰”にしたくないのか。それとも、単に情報が少ないということか。私は田母神が大嫌いだが、湯川氏の民間軍事会社というのは、戦争になると大儲けするところなのか。とにかく“キナ臭い”においがする。人質殺害警告期限が過ぎた。
2日間 雨で散歩をしなかったが、今日は晴れたので4500歩ほど歩く。気持が良かった。 大相撲は遠藤に続いて逸ノ城も負け越し。若手新鋭が苦戦しているが、あとは照ノ富士に期待するか。もう1勝で勝ち越しだ。

1月24日(土)

年賀状の返事を大幅に減らしたら、先日、静岡の小学校時代の旧友から「どうしたんだ?」という問い合わせの電話があった。返事を出さなかったことは謝ったが、相手は生きている限り年賀状を寄越すと言うから、今度は必ず返事を出すと答えておいた。ありがたいと言うか、こういう旧友は珍しい。
家の路地界隈で、男性では自分がたしか一番の年長である。次に死ぬ順番は私が一番だろう。
小6の孫娘が中学受験なので「頑張って。応援してるよ」と電話をかけたら、妻が「お姉ちゃんの受験の時は電話をかけなかったのに、あなたは年を取ったね」と言う。そう言えば、上の孫の時はまったく気にしなかったのだが、これも年のせいか。ジイジの“おことば”を孫に伝えただけだ。
大相撲初場所は白鵬が33回目の優勝。史上最多となったが、このままいけば40回も夢ではない。正に大横綱だ。

1月25日(日)

「イスラム国」人質事件は、湯川さんが殺害されたようで新展開。後藤さんの映像がネットに流れ、ヨルダンを巻き込んだ“第2幕”がスタート。どうなるか予断を許さないが、後藤さんが生存し、湯川さんが亡くなったという点が重要だろう。 ISISも無知ではない。2人の過去の行状を詳しく調べているはずだ。また、日本からの情報提供者もいるだろう。しかし、これ以上あれこれ言うのは不謹慎である。生存者の無事帰還を願うばかりだ。
松本清張のDVDを借りてくる。清張の作品は何であれ、戦後日本の原点を観るようで心が落ち着く。ストーリーは分かっていても、何度観ても楽しいものだ。

1月26日(月)

近所のガソリンが1リットル・119円! ついに120円を割った。いったい、どこまで下がるのか。ベリー・グッド! 遠出は無理だが、近場をどんどんドライブするぞ。
「赤旗」日曜版を2月以降も購読の契約、一月823円だから安いものだ。日刊だと高いし、毎日々々、同じような記事が続きどうしても飽きる。それに老眼だから、新聞はほとんど読まない。
「創価学会」は本当に芸能人が多い。久本雅美を筆頭に井上真央、石原さとみ、岸本加世子、細川たかし、柴田理恵、山田花子ら多士済々だ。特に女性の活躍が目立つのか。

1月27日(火)

個人には自己責任があり、国家には保護責任がある。 

1979年の映画『衝動殺人 息子よ』を初めて観たが、大変な力作だと思った。一人息子を通り魔に刺殺された父が「仇を討ってくれ」との遺言に従い、泣き寝入りしている人達と共に、犯罪被害者の訴えを全国に広めていく物語だ。実話をもとにした映画だが、父親役の若山富三郎、母親役の高峰秀子の演技が素晴らしい。感動して泣いた。
木下惠介監督の作品だが、こんなに感動した映画は少ない。犯罪被害者給付金制度の確立に貢献したというが、この映画を観れば誰もが心を揺り動かされるだろう。高峰秀子はこの映画をもって引退したが、名女優の最後を飾るにふさわしい作品だったと思う。なお、端役に吉永小百合が出ていたのは嬉しかった。参考までに、この映画の予告をリンクしておこう。

https://www.youtube.com/watch?v=GONUuGbbGq8

 

1月28日(水)

「イスラム国」による人質事件は最終段階に来ているようだ。後藤健二さんらの解放条件で日本とヨルダンが水面下で話し合っているが、合意したとは聞いていない。報道によると、アブドラ・ヨルダン国王は苦しい立場に追い込まれているらしい。つまり、死刑囚のテロ実行犯と、後藤さんや拘束されたパイロットとの人質交換に決断が下せないというのだ。
アブドラ国王はまだ若く“カリスマ性”がないので、その決定に国民が反発する恐れがあるという。そうなると、このままずるずると事態が推移すると、時間切れで後藤さんらが処刑・殺害されかねない。
日本のマスコミは概して、焦っているのは「イスラム国」側だと言っているが、果たしてそうだろうか。向こうは当然のことを要求しているだけで、良い方策が見つからず、焦っているのはヨルダンや日本側ではないのか。

 1月29日(木)

名古屋で年配の女性を殺害した19歳の女子学生(名古屋大学)は、高校時代にも同級生の男子生徒に毒を飲ませたと自供している。この男子生徒は視力の低下などで体が不自由になり特別支援学校に転出したというが、まことに恐るべき女子学生だ。 
このニュースを聞くと去年、佐世保で同級生を殺害して遺体をバラバラにした女子生徒を思い出すが、2人とも「人を殺してみたかった」と同じような供述をしており、罪の意識や良心の呵責などまったく感じられない。双方とも異常な性格だと言えるが、こんな女の子があちこちにいるのだろうか。2人ともある面で優秀だから、ますます“不気味”な感じがする。嫌な時代になったものだ。

「イスラム国」の人質事件はさらに混迷を深めている。後藤健二さんの解放を願うが、まだ何が起きるか分からない。結局は『個人には自己責任があり、国家には保護責任がある』ということだ。

1月30日(金)

 朝から雪だったが、午後になって止む。しかし、寒い一日で散歩に行く気もしない。
園田天光光さんが死去した。96歳。天光光さんの夫・園田直(すなお)さんの家には朝な夕なにずいぶん通った。特に直(チョク)さんが外務大臣をしていた頃は、日中平和友好条約の締結交渉がヤマ場に差しかかり、毎朝通ったのを思い出す。すると、好奇心旺盛な(?)天光光さんもよく同席していたものだ。
あの頃は政治家も面白かった。人間臭くて個性が強かったから、人前でも平気で喧嘩をする。“白亜の恋”と言われた園田夫妻もよく口喧嘩をしていた。ある朝、天光光さんが女友達と一緒の写真をわれわれ記者団に見せていた時、それを横から覗いたチョクさんが、「なんだ、ロクな女はいないじゃないか!」と吐き捨てるように言うと、天光光さんが怒って「そんなことはないですよ!」とやり返した。すわ夫婦喧嘩かと心配したが、ある記者が急に話題を変えたのでその場が収まった。
そんな風で、園田夫妻とも人間臭く真っ正直で面白かった。どこか魅力があったと思う。それに比べると、今の政治家はなんだか“小粒なサラリーマン”といった感じで、魅力に乏しいのではないか。これも小選挙区制の影響なのか(笑)。天光光さんのご冥福を祈る。

2月1日(日)

なにか楽しいことでも書こうと思っていたら、「イスラム国」に拘束されていた後藤健二さんが殺害されたというニュースが駆け巡った。これで2人の日本人が犠牲になったようで、暗い気持にならざるをえない。積極的平和主義の安部外交も、失敗に終わったということか。かえって、何もしない方が良かったのではないか。
「イスラム国」は凶暴なテロ集団だが、安部の中東訪問を契機に完全に日本の“敵”に回ったようだ。日本人は至る所で狙われるのか。積極的平和主義が裏目に出たらしい。日本はアメリカ主導の“十字軍”の一員になったのだ。こうなると、余計なことは努めてしない方が良い。「君子 危うきに近寄らず」が大切だ。
今日は孫娘の中学受験、そちらの方が気になる。

2月3日(火)

「イスラム国」の日本人人質殺害事件が一段落して、こういう話は極力避けたいから関心を他に向ける。本当はフジテレビの元アナウンサー・逸見政孝君のことを記事にしようとしていたが、人質事件で腰を折られた感じだ。また気が向いたら記事にしよう。
「国籍」とは何か。“運命共同体”ということだ。同じ日本人であれば、たとえどんな人間であっても、国家はその人を、アナーキストでも保護しなければならない。国家が続く限り、国籍は“呪縛”のように続く。それが嫌なら、国籍を離脱する以外にない。(人質事件に関連して)
近所のガソリンがついに1リットル・118円に下がる。まだ下がるか。
孫娘が中学入試に受かりホッとする。

2月5日(木)

昨日は憂うつな一日で、何もする気が起きなかった。そういう日もある。老人性うつ病か(笑)。今日は朝からミゾレ混じりの雪、寒い一日になっている。しかし、気分は高揚しているぞ~
「集団的自衛権」の行使容認問題では、やはり民主党など野党に頑張ってもらうしかない。公明党だって極めて批判的ではないのか。今年は戦後70周年に当たるだけに、平和護持勢力に大いに奮起してもらおう。自分もどんどん書いていくつもりだ。
人を檻の中に入れ焼き殺すなんて残虐非道も極まれりだが、空爆・空襲で人を殺すのも残虐非道だ。狂気の応酬、中東の狂気はまだ拡大するのか。『中東の夢と悪夢』という一文を書いたが、われわれ日本人には理解しがたい面が多々ある。中東全体が泥沼になっていく危険がありそうだ。

2月6日(金)

あるブログに、邦人人質殺害事件で日本はアメリカ、イギリス並みになったと喜ぶ記事が出ていたが、これには驚いた。もちろん右翼の連中のものだが、こうした記事が公然と出てくることに“危うさ”を覚える。
参議院本会議で、山本太郎議員が人質事件の非難決議採択に反対し、本会議場から退席した。彼は安部政権の「人道支援」の中止を訴えていたから、当然の行動だろう。
テロは悪いが「イスラム国」への空爆が良いなどという理屈はない。両方とも暴力だ。両方とも悪い。憎しみの連鎖が強まるだけだ。日本は「有志連合」加担で、ますますテロの標的になるだろう。それで良いのか!?

2月10日(火)

今日はポカポカ陽気なので散歩をしたが、風は冷たかった。まだまだ真冬だ。3700歩ほどで、トイレへ行きたくなったので切り上げる。漏らしたら大変だ(笑)。年を取ると前立腺が肥大し、膀胱などを圧迫するからそうなるという。大抵の爺さんがそうだ。まだ大したことはない。
近所のガソリンがついに1リットル・117円にまで下がった。さらに安くなるか。
大河ドラマ『花燃ゆ』はあまり面白くない。視聴率も13,3%に落ちたが、吉田松陰が出てくる限り観るか・・・ 井上真央は「嵐」の松本潤君と破局したとか。それはどうでもいいが、彼女が「創価学会」だからというのが穏やかでない。週刊誌にいろいろ出ている。
逸見政孝君の記事を書き終えたら急に気楽になった。DVDを何本か観ている。

2月12日(木)

昨日は義理の姉の一周忌追悼式があり、カトリック所沢教会に妻と参列してきた。追悼式と言っても、お祈りを捧げることが主だったか。讃美歌や祈りは美しかった。その後に墓参。そして会食。天気が良くて暖かく、清々しい気分になる。
イタリア料理は美味かった。久しぶりに生ビールを2杯飲む。F神父と親しく懇談。彼は宗教はもとより歴史、民族、社会問題など実にくわしい。おかげで大いに勉強になった。義兄からもバングラデシュでの奉仕活動などについて聞く。義兄には4人の息子がおり、それぞれ立派に成長しているから見事なものだ。F神父がフェイスブックをやっているというから、帰宅してすぐ友達になる。亡くなった人のおかげで、友達の輪が広がるのか。良い一日だった。

2月14日(土)

昼のテレビを見ていたら、茨城の赤いネギを食べに行く話を延々とやっていたが、どうでもいい話を1時間もたせるのは大変なことだ。それこそディレクターやカメラマンの腕の見せ所だろう。女房となんとなく見てしまった。
明日は所沢市の住民投票だ。防音校舎28校の冷房工事の是非をめぐる投票だが、こんなのは珍しい。自分は「賛成」に投票する。法的拘束力はないが、賛成がそれなりに多ければ市長は無視できないだろう。 12月の総選挙は安部の“独断解散”だったからボイコットしたが、今度のは市政や市民生活に直接かかわる問題だ。
ロシア人女性との交流ももう終わりか。なにか寂しいようなホッとしたような・・・ しかし、2年半の交流は思い出として残る。彼女がいなかったら『サハリン物語』の小説は生まれなかっただろう。

2月15日(日)

防音校舎の冷房(エアコン)工事の是非を問う住民投票が今日、ここ所沢市で行なわれている。朝9時ごろに投票を済ませたが、国政選挙などと違って人出は“まばら”だった。 この投票は「諮問的住民投票」と言われるもので、市長らの行動を拘束するものではない。しかし、投票結果は当然 尊重されるだろう。住民の意思がはっきりするからだ。
賛成、反対だけの簡単な投票だが、自分は「賛成」に入れておいた。昔なら「なに! 小中学校にエアコンだって? 甘ったれるな!」と、反対票を投じただろう。しかし、今は年を取って優しくなっている(笑)。自分もいろいろな病気を体験して、人の痛みや弱さが分かってきたのだ。だから、もちろん賛成!
共産党が熱心に賛成の運動を繰り広げていたが、弱者や子供たちに優しいのだろう。地方政治は外交や防衛・安全保障を考える所ではない。あくまでも、住民の生活向上や民生の充実に取り組めばいい。

2月16日(月)

 今日は暖かい日和だった。厚着して散歩をしたら、額にうっすらと汗がにじんだほどだ。春の訪れも間近か。
所沢市のエアコン工事をめぐる住民投票は、マスコミの関心をかなり呼んだようだ。防音校舎のエアコン設置問題だから極めてローカルな話だが、他にあまりニュースがなかったのか(笑)。結果は設置賛成が5万7000票弱で、反対の3万票余りをかなり上回った。しかし、投票率は31,54%で、賛成が有権者数の3分の1(9万2750人)に遠く及ばなかった。
このため、藤本市長にエアコン設置の「考慮を求める」数までには至らなかったが、投票で賛成が反対を大きく上回ったので、今後の市長の対応が注目される。地方政治は「住民の生活向上」が最も大切だから、市長が言うのとは逆に「快適で便利な生活」が求められる。その点をどう調整するのか、今後の市政の舵取りが問われるだろう。今回はローカルな話だが、住民投票の意義についても一石を投じたと思う。

2月18日(水)

今日も一日中、雪や雨が降って冴えない天気だ。散歩も取りやめ家でじっとしているが、春の歌ばかり思い出す。いくつかアップして憂さを晴らしたが、春が待ち遠しい。
先日、カトリックの神父さんと話したが、軍隊は国の「貧困対策」の一つだという言葉が忘れられない。貧困対策であり、雇用対策なのか。たしかに軍隊をめぐって軍需産業が興り、それが増殖する。国土防衛だとか愛国心を盾にとり強固になっていくのだ。こうなると、軍縮とか軍隊の廃止などはなかなか出来にくい。かと言って、軍隊が大きくなり過ぎると、国の経済を圧迫することにもなる。その辺の兼ね合いが問題だろう。
ロシア人女性リューバ・カトレンコさんとは絶縁。彼女はロシア国籍だが、ドバイで暮らしている。アラブの資産家に嫁いだのだろう。第2夫人か、第3夫人か。もともとサハリン出身で日本語を学んでいた。長身の美人で頭の良い人だ。サハリンにはまた旅行したいと思うが、そうなればきっと彼女のことを思い出すだろう。

2月19日(木)

今日は一転して素晴らしい天気、すぐに散歩に出かけて清々しい気分になる。 近所のガソリンが1リットル・118円から122円に反騰していた。ついに下げ止まりか。
ふと思ったが、赤穂浪士の討ち入りは“テロ”なのか。やはりテロだろうが、あれは多くの日本人に受け入れられている。赤穂浪士の討ち入りについて書こうと思ったが止めた。300年前と今ではあまりに時代が違う。
最近のテレビドラマはほとんど見ていないが、みんな苦戦しているようだ。NHKの大河ドラマも大苦戦。テレビを見ない層が増え、趣向も多種多様になっている。テレビはスマホに負けるか。
午後、また散歩。ついでにDVDを3本借りてくるが、昔の映画を見ていると心が安まる。

2月22日(日)

今日は春一番が吹くかと思ったら、けっこう寒い一日となった。春はまだ先だ。
昨日は娘と孫たちが来たが、話を聞くと上の孫がまもなくニュージーランドへ行く。某私立中学の修学旅行みたいなものだが、2週間で45万円ぐらいかかるとか。120人近く行くから相当な規模だ。向こうでホームステイとなるが、全てJTBが仕切っている。毎年のことだが、大手旅行会社は大したものである。
面白い話を聞いた。去年行った中学生がこれ幸いとスマホばかりやっているので、さすがに苦情が来て今年からスマホは禁止(笑)。当然だろう。せっかく外国へ行くのだから、向こうの人と交流を深めなければ。それにしても今の私立中学は金がかかる。昔とは比べ物にならない。今の親たちは大変だ。
スマホと言えば、イスラム国の邦人惨殺事件の映像をかなりの子供たちが見ているようだ。怖いもの見たさか・・・

2月24日(火)

午前中、病院で定期検査。約2ヶ月に1回の通院だが、特に異常はなし。病院へ行くと年配の患者が多く、脳梗塞のリハビリで通っていた頃を思い出す。車椅子の人や足が不自由な人が目につき、自分もなんだか足を引きずっているような気分になる(笑)。薬はこのところジェネリックが多く、少し安くなった。
坂東三津五郎がすい臓癌で亡くなる。59歳。57歳で亡くなった中村勘三郎とは親友だったそうで、テレビでも大きく取り上げられる。若すぎる死はいろいろ無理が祟ったのか。勘三郎も三津五郎もよく親しまれた歌舞伎役者だった。ご冥福を祈る。
昨夜は、自民党と公明党が「憲法改正案文」を詰めている夢を見て不愉快になった。いずれ両党だけでなく、他の党も憲法改正案文をまとめてくるのか。安部政権が続くと“正夢”になるかも・・・

2月25日(水)

昨日、今日と暖かい日が続いた。春はすぐそこまで来ている。
“残虐さ”も人間の感情、精神の極致か。もちろん良くないし、悪しきことである。しかし、そこまで人間を追い詰める、人間が追い詰められるということは一つの真実である。偽物ではない。織田信長も「イスラム国」も真実である。悪しきこととはいえ、残虐さが人間から消えることはないだろう。
DVDをつい何本も借りてしまう。老眼だからまず本は読まないが、映画だといくらでも観てしまう。このところ高峰秀子のが目立つが、彼女のDVDが多くあるからだろう。1961年の『名もなく貧しく美しく』を今ごろ初めて観た。夫・松山善三監督の初作品だが、実に良かった。古い映画でも観ていないものが多い。暇だから、これといったものは全部観よう。それにしても、高峰秀子は日本人に最も愛された女優だったと思う。

2月26日(木)

今日は一日中 雨。花粉症の人にとっては恵みの雨だろうが、散歩にも行けず家に籠もりっぱなしで冴えない。お陰で「春」の音楽ばかり聴いていたが、千昌夫の『北国の春』を思い出し何度も歌った。ユーチューブを調べたら良いのがいくつかあり、そのうちの一曲をアップする。
『北国の春』はカラオケで何十回歌っただろうか。大好きな曲だが、千昌夫は陸前高田市の出身、あの大震災のことを思い出す。「あの故郷へ帰ろかな~」の歌詞が心にこびりつく。
大塚家具の内紛は非常に面白い(笑)。父の会長と娘の社長が経営方針をめぐって真っ向から対決し、テレビは大賑わいだ。どちらにも言い分があり、どう落ち着くかまったく分からない。大塚家具の宣伝効果は抜群だ! もしかすると、父と娘の“大芝居”だったりして・・・hahahahaha

2月28日(土)

今日はずいぶん暖かい。明日から3月、いよいよ春の到来だ。 昨日、散歩で坂道をよく歩いたせいか背筋などを痛めた。久しぶりに妻にマッサージをしてもらい、でっかい膏薬を貼ったらほとんど治る。散歩で無理をしないことだ。
安部内閣の“金まみれ”は酷い! すでに農水大臣が辞任したが、ほかにも2人、3人と怪しげな大臣が出てきた。しばらく安部内閣批判を控えていたが、さすがに我慢できず「安部内閣は直ちに総辞職せよ!」という記事を書いた。いい加減にしろ! これから徹底的に安部政権批判を続けていく。春の到来だからグッドタイミングか(笑)。
いろいろDVDを観ているが、降旗康男監督の『あなたへ』は実に良かった。高倉健さんの最後の主演映画だが、こういう映画は繰り返し観たい。DVDは繰り返し観られるからいい。良い映画は1回、2回じゃ勿体ないのだ。


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