<2024年9月に書いた以下の記事を復刻します>
深刻な人手不足が言われているが、日本への在留外国人は341万人を超え(令和5年末現在)、過去最多を更新している。そのうち、外国人労働者は約204万人で、技能実習生が40万人を占めているという。人出不足だから、外国人労働者は今後、さらに増えていくだろう。
驚いたのは、日本はOECD加盟35カ国の中で、ドイツ、アメリカ、イギリスに次いで第4位の移民受け入れ大国だという。極東アジアのわが国が、こんなに移民を受け入れているとは! しかし、それも当然なのだろう。
少子化、人手不足だから仕方がない。しかも日本はとても安全な国だと言われているから、外国人も安心して来るに違いない。
問題は、移民が増えることによって、どうしても起きるトラブルや犯罪、事件などの増加だ。最近もベトナム人や中国人の犯罪がニュースになった。こういう犯罪や事件が増えることも覚悟して、移民対策を考えていこう。
世界の中で、最も住みやすい国になれば名誉なことだが、その一方で「安全対策」が強く求められる。 (2024年9月11日)