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どうして、参議院から1人も総理大臣が選ばれないの? おかしいじゃないか!

2024年12月20日 12時27分55秒 | 政治・外交・防衛

憲法第67条には「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」とある。つまり、総理大臣(以下、首相と呼ぶ)は“衆参両院の国会議員”の中から選ばれるのだ。
ところが、戦後79年も経っているのに、すべての首相は衆議院議員から選ばれている。憲法には、参議院議員は首相になってはいけないという条文はない。それなのに、これはどういうことか? 私にもその理由が分からない。
参議院議員が、衆議院議員よりはるかに劣っているというのか。そんなことは絶対にないだろう。参議院の中にも優秀で、識見の高い人が大勢いるはずだ。それなのに、なぜ参議院議員から首相は生まれないのか。
戦後79年、首相は“偶然にも”衆議院議員から選ばれてきたというのか。その辺の事情も私には分からない。同じように国民の選挙で選ばれたのに、なぜ、参議院から首相は誕生しないのか。
長々と疑問を述べてきたが、私なりの結論から言えば、それは当然のことだろう。予算や条約、首班指名の議決権など、多くの重要なことで衆議院は参議院より優位に立っている。だから、参議院を「第2院」と呼ぶ人もいるのだ。
私は参議院の廃止論者なので、このところ選挙は棄権している。莫大な国費、税金を使う国政選挙だから、ずいぶん無駄なことをしているなと思うのだが、“百歩譲って”、もし参議院議員の中から首相が誕生するなら、選挙に行っても良いと考えるのだ。
しかし、そういう可能性は極めて低いだろう。だが、無駄と見える中にも、何かしらプラスのことが生まれるかもしれない。そこに「参議院」があるのだから(笑)、有権者は無視する必要もないだろう。
最後は、何か“いたわり”や同情の気持になってしまった。失礼


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