
屋久島と言えば日本で一番太い杉「縄文杉」や映画のもののけ姫のモデルとなった「白谷雲水峡」が有名ですが、残念ながら紅葉は少ないです。
そんな中でもよく観察しながら歩いていると色とりどりの自然を見つけることができます。
写真の撮影場所は白谷雲水峡とヤクスギランドです。
どちらも屋久島らしい森をじっくりと観察するのに最適な場所です。

まず目を引くのがマムシグサ。緑色の実が段々と赤く色づいてきますが毒草です。


キノコもちらほら見られます。触ってもいけないカエンタケもあるので気をつけましょう!

死亡事例もあるカケンタケ。

コケの上に紛れている小さな赤い実、ヒメツルアリドオシ。鹿児島と屋久島のみで見られるようです。

屋久島で紅葉する代表的な植物、ヤクシマオナガカエデ。

今年はどんぐりが豊作でよく目につきます。

屋久島の固有種、マルバヤマシグレ。屋久杉によく着生しています。

黄葉したカクレミノの葉っぱ。3種類の形の葉っぱがあるのが面白い。

こちらも黄葉したハリギリの葉っぱ。

白色?コケの胞子体に先についている帽(ぼう)と呼ばれる部分。

サザンカの白い花。

最後に太鼓岩からの眺め。赤く紅葉している樹木はヤクシマオナガカエデ。
屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーとヤクスギランドガイドツアーはこちら。