梅雨真っ只中の屋久島ですが、ウミガメが産卵のシーズンを迎えています。
こちらは昼間に下見に行ったときの写真。残念ながら孵化できなかった卵です。
産卵した砂の深さが浅いせいか、カラスなどの鳥がほじくり返して食べてしまうこともしばしば・・・うまく孵化して大人になるのはごく僅かと言われています。
卵は、本当にピンポン玉のようで皮がとても薄く柔らかいです。
夜に再度訪れるとウミガメが産卵に来ていました。ただし、この海岸は砂浜が少なく、岩がごつごつした所。
運悪く?岩の多いところに上陸してしまったこのカメは、右往左往しながら産卵できる場所を探していましたが・・・
最後には諦めて帰ってしまいました。
それでも、産卵のため一歩一歩、重たい体を動かしている姿は感動的でしたよ。
ちなみにウミガメの観察会は永田のいなか浜で開催しています。 http://umigame.refire.jp/
予約が必要ですが、ウミガメの監視員さんがいるので初心者の方にはおすすめです。