新聞ネタが続くが、これは本日の沖縄タイムスのトップ記事。「ミス沖縄選出を休止」とある。これは沖縄観光コンベンションビューローが1981年からやっていたことを休止するという。「沖縄観光親善大使ミス沖縄」を休止すると言う。「観光情報の発信手法を再考する必要性を感じたため」だそうだ。当然だろう。
「ミス○○」(「ミズ○○」も)とは所詮男女の2分法の上で、「男が見る人、女を見られる人」としての発想だ。評価に、知性と教養、親しみやすさや郷土愛が加味されているにしても、こうだろう。こうした「常識」を変えるべし。「社会を変える」ことで新しい何かが変わっていくはずだ。
私はもう一歩言いたい。「観光親善大使」など必要なのか? PR、イメージアップ戦略はあってもいいが、もっとひとりひとりが眼を養い、耳を、頭を養って観光すべき時代ではないのか。PRが沖縄イメージを一元化してはなるまい。考える観光こそが奥深い物になるはずと、私は確信している。