先日、4月25日の国政選挙3連勝について少々書いた。何と言っても、広島に於ける宮口治子さんの当選に絶大な意義がある。圧倒的な保守地盤の中で、勝ち抜いたのだ。そして広島には巨大企業があり、労組がある。連合だ。だから野党共闘の成立は極めて困難なのだ。今回も裏で色々あったらしい。共産党排除の横やりが、国民民主党との間であり、きわどかったようだ。
その点について広島の市民連合の方が丁寧な総括をだしている。これは必読だと思う。前門の虎、後門の狼ということだ。
保守牙城での 立憲野党統一候補宮口治子勝利! 参議院広島選挙区再選挙の結果報告 市民連合
1、本年4月25日に実施された参議院広島選挙区の再選挙は、自民党候補と立憲野党(立憲民主党、共産党、社民党、新社会党)が推薦又は支持する宮口...
市民連合
是非参照して頂きたい。
なお、沖縄の連合が何故対立に至っていないかと言えば、大企業の労組が殆どないからだ。沖縄経済の弱さであり、良さでもあるだろう。この問題を私たちは本来スルーしてはならない問題だろう。
新たな労働運動が渇望されながら、なかなか影響力のある組織は誕生しないが、政治を変えるためにも議論すべき重要なテーマなのだ。