ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

残照を追う中で考えていること(20220908)

2022年09月08日 | 写真論

 おはようございます。2022年9月8日(木)の朝を迎えました。沖縄では9月11日投開票日の各種選挙の3日攻防に入ります。結果はどうなるんでしょう。わかりません。昨夕私は那覇まで玉城デニー候補の総決起大会に行ってきました。いろいろと気になることはありますが、まだまだ未整理。間に合わない。  

 肝心の9月11日頃、次の台風が接近しそうでう。こうなれば、万難を排して期日前投票に行くしかないでしょう。私は行きます。いつ行こう。名護市議選は選挙公報すらないのです。選びようがない。名前の連呼で当落が決まるとしたら、遅れています。嘆かわしい。最終的には何か問題が起きたときに議論できる候補を選ぶしかないかも知れません。日頃から事あるごとに議論することですね。こうしてきたならば、今頃焦らなくても決められたのに。前にも書きましたが、不誠実な人は思想的に近いとしてもアウト。絶対に入れません。

 さて、話は変わります。私が残照を意識して撮り始めたのは、この7月からですが、丁度1年前に大浦湾からの帰りに偶然、名護湾の残照に圧倒されたことが引き金になりました。まだまだ場数の踏み方が足りませんが、のめりこみつつあります。ド派手な残照ばかりか、淡い残照にも思いを馳せることは可能になり、月光に魅せられています。①まだ明るい時間からサンセットまで、➁サンセット前後から、残照の時間まで、③夕闇が迫る中で月光に気がつき、総まくりの時間。

 月光は太陽の陰影の美。マイナーな美です。それだけ撮るこちらの思いを込められる。太陽だと強くて、圧倒されがちですが、月なら同伴できる。物理的にも暗いから、よほどしっかりピントを合わせ、両脇を固めてシャッターを切らない限り手持ちだとぶれる。この「同伴」の感覚はなかなか強いものがある。お陰で、昨夜の総決起大会の撮影もこの効果が断然効いた。人の顔は月ではないが、しっかりと見定めて撮る。

 月光を撮ることは、陰影、マイナーですから、何事も裏側を撮ることに通じていきます。表面からだけでは窺えないことを見定める。政治には表もあれば裏もある。こうした裏側をも凝視していかなければ、見えてこないことがあるようです。

 残照を追うことの効果は、多岐に及ぶわけです。無論撮っているときに邪念は禁物。こんなことは考えていません。後で考えることです。

 



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