【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

INAXライブミュージアム Vol.4

2023-10-24 | 建物巡り
INAXライブミュージアムの感想、4回目です。

まだ続くの…?と
呆(あき)れている方、すみません。
もう少し紹介させて下さい(笑)

なんせ6つの館があるので見どころ満載過ぎて…

で、次に紹介するのが
ここは外せないぞ、という
常滑焼の歴史を紹介する施設です。

【 窯のある広場・資料館 】↓

(総合受付の場所でもあります)

この建物、一見すると
特別変わったようには思えないのですが…


中に入ると、ここは…!↓


そうです。
常滑の誇る、土管(どかん)を造っていた
工場跡なのです。↓


大正時代の窯だそうで、
日本の近代化を支えてきた土管が
ここで造られていたのです。↓


今ではここで、『窯プロジェクション』という↓


土管やタイルを焼くときの
燃え上がる炎を再現する(映像なので熱くはない)
体験が出来ます。

窯の中で映像が流れます。↓


高温で、しかも重量のある土管を出し入れする作業は
重労働だったと思われます…

窯の周りも当時のままに保存され、↓


レンガの数々に歴史を感じます↓


想像以上に中は広く、


常滑焼の紹介や


運搬に使った道具が展示され↓


もちろん、土管も!↓


さらに、上を見上げるとこの景色!


階段で2階に上がり
窯を上から見ることも出来ます。↓


屋根裏の小屋組みの凄いこと!↓


補強工事はなされていますが


当時の雰囲気が十分に伝わってきます。↓


受付の方にお話しを聞きましたが、
この窯、もとは別の人の工場だったそうで
後にINAXの所有となったそうです。

しかし、これだけ大きな窯を保存・保管する
のは大変だったろうな、と素人ながらに思いました。

この建物は
国登録有形文化財・近代化産業遺産に
認定されていました!↓



窯の凄さを見た後は、
そこから少し離れた場所にある
【トンネル窯】へ↓


このトンネル窯、本来は全長80mの長さが
ある窯だったそうで
三重県伊賀上野の工場から移築されて

今ではその窯の一部が
展示されています。

開館時間前に見た時は
きちんと門が閉まっていました↓


※ 開館前に到着し、辺りを散策していました。
 施設の建物内に入ることは出来ませんが
 トイレパークのトイレを利用出来たりします。

その後、他の館を見学し再び見に行くと
門が開いていて、中にも入ることが出来ました。


トンネル窯です


中を歩きながら
作業工程の説明を見ていきます。

台車を使ってタイルを製造していくのだそうです。


このトンネル窯では主にタイルが
製造されたとのことで


このトンネル窯で出来上がった
タイルたちは
全国各地の様々な建物で使われています。↓


名古屋の日生笹島ビル、神戸税関、目黒雅叙園
……等々。

一枚のタイルは小さいですが
組み合わせて繋げていくと
こんなふうに建物を覆ってしまうのですね。

当たり前のことですが
タイルの凄さを実感しました!

と、いうわけで
長くなりましたが以上です。
お疲れ様でした。

と言っても、まだ次回に続きます(笑)


(おまけ)
施設内にある『トイレパーク』のトイレ↓


ちょっとした休憩場所になっていて
このトイレは
誰でも利用できるそうです。


INAX(イナックス)だけに
トイレに対する熱量がハンパないです。


トイレの外観からして気合い入ってます。


小さな噴水もあり
気分転換、リフレッシュできる
小さなオアシスのような場所でした。


お疲れ様でした!


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