動き

体育の日にちなんで文部科学省の2006年体力・運動能力調査の結果が発表され、小学生の運動能力が20年前をピークに低下し、ここ10年は低水準のまま推移していることが明らかになりました。



運動には、時期により習得しやすい項目があります。


分かりやすく、書きますと、小学生の時期・・・・・動きを覚える時期


　　　　　　　　　　　　　　　　　中学生の時期・・・・・持久力


　　　　　　　　　　　　　　　　　高校生の時期・・・・・筋力向上


というふうに、その時期によってまた、体の発育により伸びる項目が変化していきます。もちろん、持久力が大きく伸びる時期ですから、中学生の時期にそればっかりするということでなく、運動をする中で身に付いていくものです。



ここでいう動きを覚えるとは


手、足など色んなところを使っていくことなんです。スポーツで言えば、野球をしたり、水泳、サッカーをしたり・・・


スポーツには、スポーツそれぞれの特別な動きがありますから、1つのスポーツをするのでなく、色々なスポーツをする機会を・・・と



今の小学生も運動をしていないとは思いません。私たちの頃に比べて、色々なスポーツのクラブ種類も多くなっているように思います。


ですから、ここで1つ提案


練習の中で、オフシーズンやトレーニングの一環として野球がメインでも、冬のオフシーズンはサッカーをして、野球ではしないボールを蹴る、バスケットボールをして手でボールを突きながら走るなど取り入れては・・・


変化をつけることで、子供たちも飽きがこなくいいような・・・




簡単に、小学校の時期は、なんでも運動クラブと言うのがあればいいのですが・・・（指導する人はと考えになられたら、一緒に楽しんだらいかがでしょうか）


これは実感している部分もあるのです。



どちらかと言えば、野球だけ・・・をする少年時代だった私。人より少し野球をしていたので、野球の動きはスムーズ


それですから、他のスポーツも・・・といかず、サッカー無理、バスケット、バレーボールのアタックという感じです。（不器用なこともありますが・・・）


この年齢になって、どんなスポーツもうまくこなされている方に聞くと、小学生の時はスポーツを何でもしていたなぁ～と聞きます。


動きを覚えた結果ではないでしょうか。



動きを覚える時期=小学生の時期に色々な運動で、体力・運動能力の低下を防ぐことができると考えます。



ここまで書いておきながら、これを書くと意味がないのですが・・・



単純に外で遊ぶことが今、少なくなっているからでしょうから、このようになるだけなんですけどね。



しかし、今を考えると、このような考え方も参考にしていただけたら・・・と考えます。