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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

天使突抜一丁目

2024-01-16 11:14:39 | 日記
通崎 睦美著 淡交社刊 2002年初版 165P 1650円 マケプレには170円からある。あたしは94円で買った。著者の通崎さんは うちらから見るとしっかり京都の人なんだが厳密にいえばまだ二代目だそうだ。ひいじーちゃんが北陸の人で四代目と言えば言えなくもないが 京都では3代住まないと京都人とは言えんというから微妙だ。さて通崎さんて マリンバ奏者で67年生まれだから本書が出たときには35か・・今は50代後半なんでどうなってるかは知らんが 中の写真がいい感じでこれだけでも本書を手に取る意味はあるだろう。サブタイトルが着物と自転車らしいので 新しい世代の京都人の日常のエッセイと思っていただければ良い。友禅の業界にいたので趣味のいい伝統にとらわれない若い人の日常の着物なんで いいなあ・・と思う。ある程度お歳の京都人が書くと 老舗や行事や町家の話に行っちゃうのだが どれだけ着物を楽しんで着れるかみたいな内容なんで 面白い。観光地が一切出てこないのもいい。暮らす京都というか普段の京都の空気をうまいこと文字にしてるし さりげなく 梅棹忠雄さんや鷲田清一さんの名前が出てくるところは好ましく思える。京都で暮らしてみぃ・・と言いたいところだが 普通それは叶わないので ガイドブック片手に寺社仏閣を歩き回るんでなく 中京や上京の一筋入ったところとか 学生の町京都なら百万遍あたりを歩いてみられると普段の京都が味わえて楽しいと思う。ここ数日すさまじく具合が悪くて ああこれは親より先にお星さまだなぁ・・と思うが 最後の贅沢で京都で終わりたいな・・と思う。若いころ四条河原町を自転車で走ってて 市バスにマイクで河原町通は自転車通行禁止です・・と怒られた。京都は自転車が一番と言われるが これ日常生活では自転車が一番という意味だが普通は近場の市場で日常の買い物はほぼ完結するので 学生さんを除くと市内では自転車はほぼ使い物ならない。それに市の取り締まりが厳しいので変なところに止めると あっさり回収されて 洛外の保管所まで3500円持って取りに来なさい・・というはがきが来るw 京都の移動手段の一番は徒歩 次に来るのが市バスで特定の路線が観光客でパンクしてるが 生活メインの路線はそんなでもないのでそこそこ使える。天使突抜・・ていかにも本のタイトルでつけられたっぽいが実在する地名だ。
コメント
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