私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

パーティーが終わって、中年が始まる

2025-02-02 10:24:11 | メンタルヘルス

pha (著) 幻冬舎刊 2024/6初版 184P 1540円

どこでもいいからどこかへ行きたい を読んで しょーもな・・と思った感想は書いたけど wikiで見てたら 本書のタイトルにちょいと興味があったんで 買う気は毛頭ないが図書館にあったので借り出してきた。結構な待ちがあったのだが 読んでみると半日で読めてしまうくらい中身の薄い本。大阪の人で大手前高から いわく暇つぶしでゲーム感覚で受験して 京大総合人間学部に受かってるから 頭はいいと思うが明確な目的を持って入ったわけでは無いようだ。著者78年生まれで入学は97年だからバブル崩壊を経験した世代だが なんとなく京大なので その後ふらふらと好きなことだけやってたみたいだけど 頭良くても明確な目的が無いと人はこうなるのか・・という見本みたいなもの。既におっさん世代なので こういう本しか出せないんだろうなと思うが タイトルだけはそそられるw  著者 やりたいことだけして‥みたいに思われるかもしれないが やりたくないことを回避してるだけ。周りとの関係性が希薄で 若いころならそれで許される。若いという事は 積み上げて何でもなれる可能性があるから 若い・・というのはある程度無条件に評価されるんであって 50近いおっさんが 色々やってきたかもしれないけど何も積み上げてないので先が見えないから こうなるよねぇ・・だ。自称作家らしいが 薄すぎて話にならないし 既に古本は500円だ。まーあたしは やりたいことをやってきただけだが 方向性がぶれなかったんで どうもこういうふらふら生きてる人って理解できない。69年のwoodstockで熱狂してたヒッピームーヴメントの時代ならまだしも78年生まれで何今頃やってんの?という感じ。いろんな人と・・と言いながら表層的なつきあいしかしてない様にみえる。東京の人ごみの中にぽつんと立ってる自分が居心地がいいみたいだし 50近くになって自分の立ち位置が定まってない感じで なんだかなー・・だったりする。 ま 今の時代ぽいと言えばそれまでだが。

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マリファナも銃もバカもOKの国 言霊USA2015

2025-02-02 10:23:48 | メンタルヘルス

町山 智浩 (著) 文藝春秋刊 2015/4初版 254P 1200円+税だったようだが 既に絶版 新本で900円 古本で1円からある。著者は1962年東京生まれの映画評論家、コラムニスト。現在カリフォルニア在住。本書は週刊文春の連載を単行本化したもの。民主主義の死に方で 大衆扇動家が独裁者に・・という理屈はわかったのだが なんでアメリカ国民がこぞってトランプを支持するのか?がわからなかった。アメリカ人てみんな教養が高く理性的で平和と民主主義を愛する・・という思い込みがあって なんで?だったのだが 本書のタイトル通り ドラッグも銃もバカもOKならわかる。少数の文化人なら手本になるようなアメリカ人なのだが 大多数はそうではないのが本書を読むと理解できる。そもそも 英国の課税に反対して北米に移民してきて 先住民を虐殺してアフリカの黒人を奴隷にしたのがアメリカ。白人至上主義で 自分たちこそが正義だと信じるてるのが傲慢というか・・石破さんが日本は同盟国だから・・と特別待遇してもらおうと動いてるが アメリカから見れば 日本て 中国・ロシアの共産主義・社会主義の防波堤にするのに地政学的に有利・・という見方しかしてない。なので ブラジル移民にまで1945年以降何も学んでない・・と言われる始末。日米安保があるから同盟国だから・・と自民は言うが 彼らは日本は防波堤であり属国・・としか思ってない。東の島国の黄色い猿だ。アメリカって当たり前のように普通に差別があるわけで それは白人同士でもある。バイク乗りなら必ず観てるイージーライダー 1969年のアメリカ映画だが ピーター・フォンダとデニス・ホッパーがハーレーのチョッパーで旅するロードムービーだが 保守的なおっさんにいきなりショットガンで撃たれて殺され燃えるバイクの映像で終わる。彼らはヒッピーやらチョッパーやらを悪と思うのでいきなり撃ち殺すわけだが それが正義だと信じている。アメリカって自由と正義の国・・というイメージだけど 彼らの信じる正義は白人の正義であって 正義の中には先住民や黒人や黄色い猿は含まれて無い。太平洋戦争末期に原爆を開発したが 彼らはそれを実戦で使いたくてしょうがなかったので 広島と長崎に違うタイプの原爆を落とした。戦争を終わらせたかったら 東京に一発落とせば済んだのに・・彼らは一般市民 彼らの中では黄色い猿がどれだけ死のうが関係ないわけで 降伏させて日本を共産主義の防波堤に使いたかったので東京に投下しなかっただけだ。まーそういうのを見てるとアメリカって どこが偉大なのかわからん。米軍は正義の軍隊か?沖縄で市民をレイプするのも正義か? 女王陛下の英国は好きだが まあ英国も相当無茶してるが アメリカよりはまだマシだ。

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民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

2025-02-02 10:23:26 | メンタルヘルス

スティーブン・レビツキー (著), ダニエル・ジブラット (著) 新潮社刊 2018/9初版 320P 2750円

司法を抱き込み、メディアを黙らせ、憲法を変える――。「合法的な独裁化」が、世界中で静かに進む。
米ハーバードの第一線の研究者が、民主主義の現在と未来を明らかにした全米ベストセラーだそうだ。これも日経の書評から拾った本。著者のスティーブン・レビツキー ダニエル・ジブラット はともに米ハーバード大学教授。
2016年11月、アメリカで、はっきりと独裁的傾向をもつ男が大統領に選ばれた・・というカバー裏書で始まるのだが 簡単に言えばそういう本。独裁主義的な行動を示す4つのポイント・て 1.ゲームの民主主義的ルールを拒否 あるいは無視 2.政治的な対立相手の正当性を否定する 3,暴力を許容・促進する 4.対立相手(含むメディア)の市民的自由を率先して奪おうとする。この4つのうちどれか一つでも当てはまるなら注意が必要・・と著者は言うけど トランプは4つ全てが当てはまるので もう独裁者決定だったりする。本書が出たのは2018年なのでトランプ1.0の時期だが 全米ベストセラーになっただけあって 滅茶苦茶面白い。価格は2500円なので 税を入れても2750円のはずだが なぜかamazonでは新本が2970円・・なぜだー・・まあポイントが303ポイントつくので2600円ちょい。久しぶりに本棚に入れたい本で買おうと思ったが年末年始で吞みすぎたwので もう出て6年もたってるからマケプレ見てみたらまだ2000円以上する。なぜだ?困った時のメルカリだが過去に700~1000円くらいで出てた時期もあったが 今は裁断済み(取り込むのに裁断したんだろう)が1100円ちょい メルカリSHOPで1138円の2冊しか出てない。仕方ないので1138円のをポチろうかと決済画面にいって気が付いた。送料690~1380円・・てなんだこれは? 程度は並らしいがどんなのが来るかわかんないので止めた。amazonのマケプレも少し下がってきて1880円であるが 新本との差は931円しかないのでまだ迷う。欲しいが6年前の本だ。図書館にあるからもう少し下がるまで待つつもりだが その前にこの著者で 去年の9月に出た 少数派の横暴:民主主義はいかにして奪われるか・・があるので 買うならそっちかと。これも2970円なので手が出ないが・・文学も悪くはないが こういう硬派の本て部数が出ないからだろうが 3000円近いのが多い。無職の主夫がほいほい買える金額ではないのは何とかしてほしい。しかし独立したのが1776年なので建国からまだ250年の若い国。トランプ2.0が発足したが 最初の大統領令は不法移民の強制送還だそうだが そもそもアメリカって英国からの移民でスタートした国だし クリーブランド・クリフスのCEOが13日に公の場で「中国は悪い。中国は邪悪だ。中国は恐ろしい」と述べつつ、「しかし日本はもっと悪い。日本は中国に対してダンピング(不当廉売)や過剰生産の手法を教えた」だの「世界が平和になるにはわれわれの血を吸うのをやめないといけない。1945年以来、われわれの実力を学んでいない。日本は自分が何者であるか理解していないことを自覚すべきだ」とか言いだすわけであきれて開いた口がふさがらない。この人合法的かも知れんがブラジルだしマスクは南アフリカなんで 君ら外国人に乗っ取られてるんだが・・と言いたくもなる。自由と民主主義の国かもしれんが 君ら先住民を虐殺して建国したじゃないか?それはどうなんと言いたくもなる。アメリカファーストでも結構だが それなら鎖国しなさいよ・・と言いたくもなる。まーそれにしても新政府の重要ポストが素人ばっかなんで恐ろしい国だなぁ・と感心することしきり。

 

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