pha (著) 幻冬舎刊 2024/6初版 184P 1540円
どこでもいいからどこかへ行きたい を読んで しょーもな・・と思った感想は書いたけど wikiで見てたら 本書のタイトルにちょいと興味があったんで 買う気は毛頭ないが図書館にあったので借り出してきた。結構な待ちがあったのだが 読んでみると半日で読めてしまうくらい中身の薄い本。大阪の人で大手前高から いわく暇つぶしでゲーム感覚で受験して 京大総合人間学部に受かってるから 頭はいいと思うが明確な目的を持って入ったわけでは無いようだ。著者78年生まれで入学は97年だからバブル崩壊を経験した世代だが なんとなく京大なので その後ふらふらと好きなことだけやってたみたいだけど 頭良くても明確な目的が無いと人はこうなるのか・・という見本みたいなもの。既におっさん世代なので こういう本しか出せないんだろうなと思うが タイトルだけはそそられるw 著者 やりたいことだけして‥みたいに思われるかもしれないが やりたくないことを回避してるだけ。周りとの関係性が希薄で 若いころならそれで許される。若いという事は 積み上げて何でもなれる可能性があるから 若い・・というのはある程度無条件に評価されるんであって 50近いおっさんが 色々やってきたかもしれないけど何も積み上げてないので先が見えないから こうなるよねぇ・・だ。自称作家らしいが 薄すぎて話にならないし 既に古本は500円だ。まーあたしは やりたいことをやってきただけだが 方向性がぶれなかったんで どうもこういうふらふら生きてる人って理解できない。69年のwoodstockで熱狂してたヒッピームーヴメントの時代ならまだしも78年生まれで何今頃やってんの?という感じ。いろんな人と・・と言いながら表層的なつきあいしかしてない様にみえる。東京の人ごみの中にぽつんと立ってる自分が居心地がいいみたいだし 50近くになって自分の立ち位置が定まってない感じで なんだかなー・・だったりする。 ま 今の時代ぽいと言えばそれまでだが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます