5冊目は 最下層女子高生 無関心社会の罪 橘ジュン著 小学館刊 2016年初版だ。これもルポ中心なので 結局同じ。最後の沖田X華との対談が面白かった。これまで色々な貧困本を読んできたのだが 基本女子の貧困だが あたしだって似たようなものだ。政治運動に首突っ込みすぎて高校中退の大検 行きたい大学が無かったからの食うための専門 まあITだったから時代を見据えて成功した・・ってのもあるけど。正規だ 非正規だ・・というのも経験した。中小の非正規も経験して自営にもなった。ある意味 社会の底辺から這い上がってきた・・という感じである。なんで シングルマザーの貧困はさておき 低学歴の女子の貧困て痛いほどわかる。あたしはたまたま 親がそこまで壊れてなかったので 好きな道を歩いて自力で這いがったののだが 親が協力してくれなければ 這い上がれない・・というのはよくわかる。まあ あたしは幸いラッキーだったのだろう。こういうルポを見ていると あたしも何かできないか?と思うことしきりである。精神障害で低学歴w 社会の底辺にいても不思議ではないのだが たまたま時代が良かったので這い上がれただけである。今の混沌の時代 手を貸せる者がいれば 手を貸すべきだと思う。まあ 5冊ほど貧困の本を読んだわけだが 思うにあたしもNPOかなんか立ち上げて 志ある底辺に力を貸さねばいけないのだな・・と思う。まだ 精神障害の限られた部分しかサポートはできてないのだけど もっと手を貸す部分が多いのだな・・と思い知らされたのである。
読んだ鈴木氏の本の中では一番面白かったかも。援デリの少女たち 鈴木大介著 宝島社刊 2012年初版 249ページが完全ルポである。余計な意見が無くて 逆にそれがリアルなルポになっている。250ページからのあとがき数ページに鈴木氏の思うところが凝縮されていて この人のスタイルはこれが一番いいのだな・・と思う。こういう現実もある・・と読んでくれればいいかと。思うところは人それぞれだろう。誰もが自分ができることをすれば それでいいかと思う。変に格好をつけてないところが好ましい。 暇があれば読んで見て欲しい。
普通に問題提起し その構造的原因をも含めて書かれてる この手の本の中では良書に当たる。シングルマザーの貧困 水無田気流著 光文社新書刊 初版2014年。著者は詩人であり社会学者で立教の講師なんで 書きなれてるというか ポイントを押さえてロジカルに問題を解説している。他のルポが切り口の本とは一線を画す内容だ。この問題 まあシングルマザーの貧困の問題に関しては本書さえ読めば充分というくらいに突っ込んである。某氏のルポがメインの本てのは まあ読みやすいのだが ルポして それからさらっと展開して終わる内容なので 事の本質に迫るような内容が薄いのだが そういう意味から言えば本書は 本質への考察が深い・・と言えるだろう。読むなら本書である。次に読んだのが 女性たちの貧困 新たなる連鎖の衝撃 NHK女性の貧困取材班著 幻冬社刊 2014年初版である。これクローズアップ現代で放送された内容の書籍化なので 買うまでも無い。基本TV番組の紙版である。それなりに反響はあったらしいので こういうのを無料でWebで公開すれば公共放送としてのNHKの役目も果たせると思うのだがどうだろうか? NHKオンデマンドで観れるかどうかは知らないけどw これも単なるルポ=問題提起の領域を出ていない。問題提起すりゃそれで報道の使命は終わるのか?と すさまじく謎である。これも図書館で借りよう。
気になったので 買うか?と思ってamazonの欲しいものリストに入れたんだが 図書館検索したらあったので借りてきた。東京郊外の生存競争が始まった!静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ 三浦展著 光文社新書刊 2017年初版。結論から言えばつまらない以前に読むべき意味が見当たらない。あたしは三多摩住みである。住みたい街ナンバーワンにもなった吉祥寺にも住んでたし 当時仕事が三鷹だったので 遊ぶ・・といっても近鉄裏のJAZZ喫茶にたむろってたから 吉祥寺がなぜそんなに人気なのかわからなくもないけど やっぱりよくわからない。昭和の東京・・って感じの気取らない街なのは認めるけどなぁ。JASRACの横暴でJAZZ喫茶がみんな潰れて まあ高いJAZZライブハウスは残ったけど もう吉祥寺に行く意味が無くなったので吉祥寺は捨てた。ママも癌で亡くなったし 店はとうに無いし 唯一最寄の蒙古タンメン中本が吉祥寺だったので時々行ってたが 立川にも店ができてもういらねw 今住んでる街が一番である。さて本書 行政の転入・転出のデータをこねくり回して 街の衰退を語ってるんだが そんなもんどうでもいいかと。住んでる人がその環境に満足してりゃいいと思う。あたしは大満足だ。東京の中で一番好きな街だ。嫁はんの叔母が武蔵小杉のタワマンに住んでる。旦那はお医者様だw 今首都圏で住みたい街の一・二を争うのが吉祥寺と武蔵小杉だが 武蔵小杉って川崎じゃん?とか思うし 興味が無い。さて 本書最後に街の魅力は住民のコミニュティ力で・・とかほざいてるが たったそれだけの結論を導き出すのに 延々と数字をこねまわす意味があるのか?ってことである。単純に言えば中身の無い本である。これに840円てのは溝に金捨てるようなものだ。決して買ってはいけない。まあ図書館で借りたけど 無駄な時間使ったな・・とさえ思う。人が住みたい街なんかどうでもいいと思う。自分が本当に住みたい街であれがランキング下位でもいいじゃん・・と思う。東京であたしが住みたいのは今住んでる街で三多摩では上位5位にランキングしてるw 関西なら京都洛中なので 本書はどうでもいいのだw
amazonで中国製のウェストバッグを買ってみた。黒で小さい背面ポケット一箇所の2室だが・・欧米のアウトドアメーカーのちゃんとした代物は数千円するのだが 容量はあるし山なんかで使うのはいいのだが 町場で使うにはでかすぎる。今はまだTシャツの上にシャツを着るので財布は胸ポケットに入れられるのでいいのだが これから暑くなってTシャツだけになるとポケットがジーンズの尻ポケット位しか無くなるので ちょいと出るのに困る。といってデイパックを持って出るほどのことは無い場合 財布とスマホ・・って結構困る。まあ一時期は誰もが使ってたウェストバッグつーかウェストポーチだが 最近持ってる人って山行く人以外 少数のおっさんばっかw あれってヒップバッグと同じく腰の後ろにつけるものだが おっさん連中は前で使う。あれはどうも格好が悪い。ドラえもんのポケットじゃないんだからさー。斜めがけのショルダーポーチは更に格好が悪いのであれは嫌い。じゃあ小さいショルダーバッグを使えばいい・・と言われりゃそうだが あれはショルダーでも斜めにかけても やはりじじむさいwショルダーならA4が入るくらいのサイズでないと格好悪いのだ。でamazonで買ってみたのは送料無料で262円・・どんな粗悪品が来るのか?と思ったら案外普通の奴でこれは悪くない。レビューを見ると内側のビニールコーティングが1ヶ月くらいでボロボロとはがれる・・ってレビューがあるがこの値段なら我慢できる。何より変なロゴも無い黒一色だし 少量の荷物を入れるならちょうどいい。昔はダイソーなんかにもあったのだが 最近は見かけない。到着に時間がかかるのが難だが この値段でこのクオリティなら悪くない。追加で注文しておこうか・・と思ってる。補足だがこれ1個の注文なら送料無料だが 2個買おうと思ったら 送料375円が追加されたので注意である。