湊かなえ著 集英社刊 2020年初版。なんで今頃こんなのを読んでるか?と言えば 別に湊かなえが好きってわけではない・・というか そもそも何者かも知らないのだけど 某週刊誌の書評に褒めてあったので 図書館の予約に入れたのが去年の話だ。その時点で予約待ちが40人超えてたので 予約待ちがあれば一人2週間なんで ほぼ1年以上待ったわけだ。もうどうでも良くなったのだけど ネットで見ると送料込みでも500円くらいだし メルカリでも400円ちょい。待つのにも疲れたので買おうか・・とも思ったが小説だ。しかも全然知らん人w 本屋大賞取ってるんで少しは・・と期待して予約入れたのだし 山本周五郎賞も取ってるし世間では有名らしいが・・・話自体は 太ってることを苦にしたか?とも読める自殺した女の子の周辺を同級生やら その親の世代やらが一人語りすることで構成されてるが 正直面白くない。1650円の価値はない。当然 半日で読んでそれでおしまいだ。母親と同級だった美容整形外科医の書き出しで始まりそれで終わる。読む人によって色々の含みのある描き方をしてるのだけど テクニックは慣れてるが所詮イジメの話。あちこちに象徴されるドーナツの話 穴の向こうとか まあそういう伏線はあるのだけど みんな素っ気ない。勝手に死んだんだろ?・・みたいな展開で不快ですらある。まあ世の中こういう話は往々にしてあるわけでそれを切り取って脚色しただけとも言える。久々につまらん本を読んだな・・という感が強い。まだ待ってる人が40人近くいるのでさっさと返してきたいところだが 嫁はんが怪我してそれどころじゃないのだ。
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