京阪で京都なので降りるのは出町柳。この辺は縁があって 学生時代に友人の下宿が同志社の裏で出町は庭みたいなもん。出町と言えばふたばの豆餅で有名だが 京都って商店街が元気なのでアニメの聖地になってるところが多い。 枡形商店街はたまこまーけっとの舞台だし 巨大な鯖のオブジェやら交流ノートがあったり 下鴨神社は森見登美彦の有頂天家族だし 百万遍やら京大やらまーいろいろ青春が落ちてる。森見登美彦の四畳半神話体系の舞台は錦だし けいおんは三条というわけで 青春山盛りが京都。あたしは生まれは三重だがおとんが転勤族だったのとでジプシー。学生時代は京都で一生の仕事と思ったのが京友禅で人生の方向を決めたのが京都なので半分くらい偽京都人。先日鴨川ぞいを歩いてたら 中東系の観光客と思われる濃いカップルが揃いの浴衣はいいんだが どうせ貸衣装なのはいいとして 二人とも足元は白の革のテニスシューズ。思わず鴨川に沈めたろか?と思ったが 水深が無い・・という話は置いといて レンタル着物屋 ちゃんと下駄まで出せよ?と思う。もう変なところが気になってしょうがない。川端通を歩いてると赤い花をつけた木が目に付くがさるすべりの花らしい。アブラゼミではなくミンミンセミばかりなのは不思議。16日は送り火だが 台風来てるんで気が気でない。大文字みるなら 定番の出町橋・河合橋付近 鴨川デルタでは無く ひとつ下賀茂大橋から東一条の先を見ると正面に見える。実家に置きっぱなしのノートなんでカレンダーがおかしいのはご勘弁を。今はキャロル・キングのタペストリー これも下鴨で仕入れた名盤。
京都は38度らしいので 今日もエアコンの利いた実家で昼前からウィスキー。近くで買ってきたコロッケやら京都で買ってきたお漬物やらお豆腐やら・・
で 下鴨の古本まつりで買ってきたマイルス・デイビスの名盤中の名盤 カインド・オブ・ブルーを聴いてる。東京にはあるんだが 傷ひとつない美品が400円・・・実家用である。レコーディングが1959年だからもう65年も前だが・・tp:マイルス・デイビス ts:ジョン・コルトレーン as:キャノンボール・アダレイ p:ビル・エヴァンス p:ウィントン・ケリー b:ポール・チェンバース ds:ジミー・コブ と八百万の神々が集結したようなパーソネルだが Jazzに興味がない人には それ誰よ?だろうがw あまりにも暑いので 実家のエアコンが神に見える今日この頃だが 相変わらずメンタルは最低である。彼女が京都行ったついでにいつもの出町輸入食品で買ってきたゴールドマウンテンの豆を挽いてる。挽き立ての芳醇な香り。アイスコーヒーだな。
で 下鴨の古本まつりで買ってきたマイルス・デイビスの名盤中の名盤 カインド・オブ・ブルーを聴いてる。東京にはあるんだが 傷ひとつない美品が400円・・・実家用である。レコーディングが1959年だからもう65年も前だが・・tp:マイルス・デイビス ts:ジョン・コルトレーン as:キャノンボール・アダレイ p:ビル・エヴァンス p:ウィントン・ケリー b:ポール・チェンバース ds:ジミー・コブ と八百万の神々が集結したようなパーソネルだが Jazzに興味がない人には それ誰よ?だろうがw あまりにも暑いので 実家のエアコンが神に見える今日この頃だが 相変わらずメンタルは最低である。彼女が京都行ったついでにいつもの出町輸入食品で買ってきたゴールドマウンテンの豆を挽いてる。挽き立ての芳醇な香り。アイスコーヒーだな。
安野 モヨコ (著) パルコ出版刊 2001/3初版 手元にあるのは2005年の6刷 235P 1480円+税 未だにamazonの古書が500円以上するのが怖いくらいつまんない。なんでこれが手元にあるのかわからないし安野モヨコ・・絵は見たことがあるのだがGAL系雑誌のイラストだが 売れた漫画家らしいが イスカンダルの話か?内容? 実家に移動するのに大混雑してたバスタ新宿の待合室で隣に座ってた20代前半のおねーちゃん二人がスマホ片手に 口から先に生まれてきたんだろうな・・というぐらい中身のない話を高速で延々と繰り返してたのと同じ感じだ。岸田の会見と同じで見事に中身が無い。これも捨てこよう。
椎名 誠 (著) 新潮社刊 1987/12初版 230P 950円 あたしは2円で買ったが・・一時期椎名誠にはまって片っ端から古本を買い漁ってた。当時BE-PALって小学館のアウトドア雑誌の読者で シーナマコトの独特の緩さが気に入って買ってたのだが 何冊か読んでから買い足せばよいのにもういきなり集めだして時間ができたら読もうとしたのが良くなかった。後日数冊読んだ時点で あまりの薄さに呆れたというか・・エッセイではいいのがあるのだが作家としてはうーむなのだ。シーナさんが後書きで書いてるが本書は小説。私小説と言わずにスーパーエッセイと言いたいらしい。沢野ひとしや木村晋介が出てくるのでエッセイかと思えば小説。よくこれがハードカバーになったな・・と呆れるくらいに味が薄い。買ったあたしも相当なアホだが・・というわけで これは図書館で十分 買うと後悔する代物だ。本棚に入れたい本では無いので実家の近くに古本屋があるので そこに捨ててこようと思って持ってきた山のうち。京都が37度とか殺人的な暑さで行く気にならないので冷房の効いた部屋で古本を読んでるお盆だ。下鴨の古本まつりは行ったし あとは送り火だけ。京都もお盆も過ぎると朝晩は涼しい。蝉が煩いが もう赤とんぼ飛んでるので 秋が近いなと言いたいところだが 昼間は死にそうな暑さ。おばーちゃんが少し歩いては立ち止まり肩で息してるのを見ると なんで?とか思ってたが 自分が大病して体力半分以下になると なるほどこういうことか・・と納得するのが少し悲しい。
(株)企画室NEKO刊 1978/8初版 134P 1800円だが すでに古書扱いで Amazonのマケプレでは2200円+送料なんていうとんでもない値段がついてる。で amazonじゃなくて下鴨神社糺の森でやってる下鴨納涼古本まつりで500円で手に入れた。英国の小さなスポーツカー トライアンフとMGの本。友人がMG-Bに乗ってたが 絶えず工場入りを繰り返していて よく見て買わないとえらい目に合うな・・と。マツダのロードスターが欲しかったが 新車に手が出せるほどの稼ぎでは無かったし 色が白・赤・青とポップすぎて無理だった。後で濃いグリーンでタン内装のVスペシャルが出たけど 更にプラスしなきゃならなかったんで更に無理。初代のリトラクタブルライトのNAと呼ばれるモデルだが 何が羨ましかったか?と言えば ほとんど壊れないのと部品が安いこと。一番はエアコンがついてること・・って志が低いったら無い。 オープン2シーターって幌をかけたら意味が無いので エアコンなんか夏場だけしか使わないし・・と強がりを言ってたが 中央道の大渋滞ではまるとエアコン無しオープンはその場で捨てて帰りたくなるぐらいに消耗する。さらに旧車は夏場の35度近い中でヒーターに冷却水を回して少しでも温度を下げなきゃアイドリングが不安定になっていきなり落ちるので とてもデートに使える代物ではない。もっともエアコンがついてるロードスター乗りの知り合いに言わせると 女子は一度は乗ってくれるが 暑い中走ると二度と乗ってくれない。他のシーズンでも髪がくしゃくしゃになるし 肌が乾燥して荒れる・・とほぼダメらしい。それで捨てられた知人もいるくらいだ。男のロマンだけの代物。ちなみにこの納涼古本まつり 納涼・・てどこの話?と言うぐらい暑い。今日は朝からいい鰻があるというのでお弁当にしてもらったんだが ちょいと呑みすぎてへろへろになってから行ったので 一度に歩けるのは100mくらいだ。糺の森は涼しいはずだが 体感で35度くらい。おまけに関西圏から本好きが集まるのでごったがえしてるし 雨を警戒してテントの中に木箱を押し込んでる出展者が多くて狭いし暑いし 古本の埃っぽい匂いで 更に疲弊する。結局古書まつりなのに買ったのはこの本だけ。後はCD8枚。昨今では音楽はネットのストリーミングで聴く時代なので すでにCDはオワコンだが ネット配信は絶望的に音が悪いのでCDで買う。60年代のJAZZの名盤とか20世紀のロックの名盤とか。JAZZの名盤時代はJAZZ喫茶に通うようになってから知ったので もう70年近く前・・のレコーディングだが今でも普通に良い。そもそも顔知らないがみんなむさくるしいおっさんだろうが結局いいものはいい・・としか言えない。昨今の若い人たちに人気があるのがK-P0Pやらアイドルグループ系だが 三ない運動(バイクの免許を取らせない・買わせない・運転させない)ではなくて 曲が書けない・詩が書けない・楽器ができない・・の三ないなわけで これ残るとは思えない。見た目はいいかも知れんがみんな漏れなく老けるし・・プロデュースされた通りに歌って踊ってるだけなんで旬をすぎたら そういえばそういうのいたねー・・だろう。音楽業界自体が よく言えば成熟 別の言い方をすれば使い捨てになってるわけで 嫌な時代だな・・と思う。