私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

別件で

2024-10-08 16:04:51 | 日記
検索したついでに 先に書いた朝崎郁恵のあはがりを買うか・・とあちこち見てたら amazonの新品が1081円に下がってる。残り7枚・・で後先考えずポチった。2012年発売なので いつ売り切れ廃盤でもおかしくない。しかし おかしいのは最近のamazon シチズンの下位ブランドのQ&Qの腕時計がいきなり3倍の値段になってるし このあはがりも3980→1081と乱高下してる。どーなってんだ?とは思うが まあとりあえずポチったので一安心。
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あはがり

2024-10-08 09:02:46 | メンタルヘルス
作詞:朝崎郁恵/作曲:奄美民謡/編曲:吉俣 良 某国営放送のBSプレミアムでやってる「新日本風土記」のテーマ曲
歌ってるのは奄美の伝説の歌手・朝崎郁恵 作詞はご本人だが曲は奄美民謡らしい。1935年、奄美・加計呂麻(カケロマ)島生まれ。
奄美諸島で古くから唄い継がれてきた奄美島唄の唄者(ウタシャ)。毎回必ずこのテーマが挟まれるわけではないようなので一応リンクしておくが・・あはがり この動画は番組から切り出してるが頭から入れるのに前後に余計な部分があるのはご愛敬。番組にCDは?のリクエストが多くてテイチクからCDが出てる。4曲収録のマキシで定価1275円なのだが なぜかamazonでは3980円なんて無茶な値段がついてる。欲しいんだが これ映像とセットがベストで唄だけでも十分に良いのだが 映像とセットで観ると何倍も良いので あーうまいことこさえてるな さすがだな・・と思わせる。番組自体は昭和の時代の新日本紀行の令和版焼き直しみたいなんで別として このテーマ部分は出色の出来。センスがいいし映像がひたすら美しい。日本の美そして人の始まりと終わり・・これこさえた人すごいな・・と思う。まーあたしがいつ終わるかわからない状態なのもあるだろうが・・10日は毎年の心臓周りのCTと心臓血管外科の診察 脳神経内科の診察 循環器の診察と 病院のはしごだったりする。
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ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅

2024-10-08 09:02:21 | 日記
某国営放送の10分足らずの番組だが ド田舎が多いがまあ普通の田舎の里山を守る人たち 主に農家さんだ。見てていいなぁ・・と思うのはあまり遠くない距離感というところか・・まあ総戸数30戸の山間の集落・・て そこそこの町に出るには車で最低1時間くらいはかかるだろう。こういうところで倒れたらまず助からんのだが でも広告の無い静かな暮らしがあるよなぁ 自然と共に生きてる感があっていいなぁとはおもうが ぶっちゃけ言えば不便な田舎 仕事は農業か林業しかない。娯楽もない。じっちゃん&ばっちゃんならいいだろうが なんかあったら助からん。ネイチャリストの若い人ならいいだろうが仕事がない 教育にも距離がある。結局打ち捨てられていく田舎なのだが 映像にするとすさまじく美しい。まあ国営放送がこういうきれいな映像を撮るのが上手ってこともあるが・・あーいいよなぁ 移住したいとか思うけど 都会暮らししててあの不自由な何も無い環境でどれだけ持つのか 誰も考えないんだろう。彼女の仕事がらみの大手企業の庶務さんは数年前に八ヶ岳に別荘を買ったらしいが 彼女ももう定年が近いし うーん どうするんだろう?と他人事ながら不安になる。あたしも若いときに山小屋を建てる!で 電動工具振り回してた。あたしの場合は建築遊びが目的だったのでいいんだが 別荘って何もすることが無くて最初はいいだろうが 都会の暮らしに慣れてると 車に乗ってコンビニに行く暮らしは無理だし 毎日同じ景色で結局すぐ飽きちゃうそうだ。で 売ろうとしても売れない。これが 田舎で農業を・・という方向だと 場所によっては上下関係が厳しかったり町内会だの氏子だのお隣だのとこれまた面倒。週末だけ・・という形だと都会もん・・と露骨に差別されるし。TVで見るような素敵な移住ってあれは映画と同じで幻想なんだが・・ 都会の人間関係に疲れて 定年退職後は田舎で・・という人はまず1~2年で疲れ切って逃げ出して来るのが普通だ。まあ それ以前に電車もバスも無いような田舎は車が無いと生活が維持できないので 80過ぎてもみんな車に乗る。子供に頼めば?という人もいるだろうが 若い人はそういう田舎が嫌だから都会に出て戻ってこない。田舎暮らしするなら若いうちなのよね。キャンプは楽しいけど 365日キャンプしたいとは思わんだろう。 生きていく為に稼がなきゃならないから ダメならさっと切り替えができるような歳の時にやらないとなぁ・・と思う。見るとやるでは大違い。若いころは何度でもやり直しは効くと思うが 実際は数度のチャンスがあるだけ。暮らしを優先すればやりたい仕事はできず やりたい仕事をするためには暮らしを犠牲にしなくちゃならない現実。親の総取りなんて都合のいい話は無いのだ。
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知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書 2439)

2024-10-05 15:52:42 | メンタルヘルス
矢部 宏治 (著) 講談社刊 2017/8初版 264P 990円
著者は1960年生まれの作家・実業家。博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社の代表だそうだが あたしはお恥ずかしながら全く知らなかった。本書はどっかの書評で紹介されてたので 何の気なしに図書館検索したらあったので 本書とこの続編2と併せて借り出してきたが この手の本で ここ何十年読んだ中ではベストだろう。それくらい良書だ。第一章の日本の空はすべて米軍に支配されている から始まるのだが 首都圏の上空 横田空域と呼ばれてる部分は 日本の航空機は飛行禁止である。ごくわずかに空いた細いルートを旅客機は飛んでる。沖縄の嘉手納空域にしても岩国空域にしても同じ。米軍の許可が無い限りこの空域は飛べない。横田は福生だが 中野くらいまで横田空域なので中野から西は飛べない。日本海側までこの空域は続いている。この空域に限らず日本の領空は航空法によって低空飛行禁止とか色々制約があるのだが米軍の行動は全て除外規定になってるので 住宅地上空でよく落ちるV22オスプレイが超低空飛行しても問題ないそうだ。米軍機は米軍関係者の住宅上空では本国の規定が適用されるので低空飛行は禁止なのだが日本の住宅地の上はその縛りはないので高度150mで飛行しても問題は無い。フルに稼働すると4日でどこか壊れるというオスプレイが日本の住宅地の上を低空で飛び回ってるわけだ。で 故障して落ちて民間人に死人が出ようが 米軍の公務中であれば 日本の警察には逮捕権はあるが裁判権は無いので要求されたら引き渡さないといけない。つまり米軍関係者が大酒呑んで日本人を殺そうがレイプしようが逮捕はできるが裁判権が無いわけで とんでもない話。うちらの上の世代が ベトナム戦争に反対してデモで機動隊と衝突してたのは理解できるが 日米安保や地位協定やら砂川裁判で 機動隊と殴り合いしてたのはなんで?と長い間謎だったのだが本書を読んで謎が解けたというかすっきりしたという意味では本書は素晴らしいが・・まあ昭和の人でも ああいう騒乱に興味するら無いと思うし そもそも知らないと思うが。日米安保て日本が大陸の怪しい専制主義の国から攻撃を受けた場合に米軍が守ってくれる条約と思ってる人がほとんどだと思うが まああたしもなんとなくそう思ってたんだが 要は朝鮮戦争で出撃基地として日本を使うために結ばれた条約なんで 日本が攻撃されたとしても米軍は日本を守る・・とはどこにも書いてない。在日米軍基地や米軍関係者は守るだろうけどねぇ・・そういう裏の話が満載で みんな疑問に思ってたことが ああそういうことか・・と理解できる。敗戦後70年たっても国全体が事実上米軍に対して治外法権・・てあんたねぇ。ちなみに日本国憲法は草案を米軍が書いたそうで 戦争放棄をうたった憲法9条の上に米軍があるので 米軍は憲法の縛りを受けない一番上に位置するわけで とても独立国とは思えない状態が続いている。こういうのって昔は情報共有も公開もされたなかったので 非常に見えにくかったのだが 著者が機密解除されたアメリカの公文書を探し出して検証してるのですっきりとわかる。日本はいまだにアメリカというか米軍の支配下にあるが 表に出てる誰もが納得できる条約+政府高官と米軍の間で結ばれた密約で動いてる。政治の裏ってこんなに汚いのか 上の世代はこれを知ってたから全力で権力と闘ってたのか・・と。日本国憲法を書いたのが米軍て・・あんたねぇなのだ。確かに今の若い世代 政治に無関心な人には知ってはいけない・・というような内容。あーちなみに親父は元自衛隊の佐官だが 自衛隊って元警察予備隊といえば聞こえがいいが 要は朝鮮戦争で米軍が出撃した後に在日米軍の基地を守る目的で作られた組織で 軍隊ではないがいつのまにか軍隊だが軍隊ではない・・というおかしな位置づけのまま認知されちゃったそしきである。親父は空自の左官だったが 空自ってJASDFの略称だが 最後のFはフォースだから軍。憲法9条で軍も戦争も放棄してるように見えるのだが 実は有事の際は自衛隊は米軍の指揮下に入るという取り決めがあって まー裏って恐ろしい。いろんな世代に読んで欲しいが 今の平和ボケしてる方々には そんなホラ本信じてどうすんの?と言われそうで怖い。累計17万部売れたらしいが amazonのマケプレでもメルカリでも古本が極端に高い。買った人が手放さない本ということだ。新本とほぼ200円くらいしか違わないので 本書は新本を買う。ぜひとも本棚に収めたい本。
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「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義 (中公選書 151)

2024-10-05 15:51:26 | メンタルヘルス
湊 一樹 (著) 中央公論新社刊 2024/5初版 296Pだが234P以降は引用や注釈。1980円
日経の書評から拾った本だが 数人しか待ちが無くてすぐ来た。お堅い本なので 芥川賞作家の新作ほど需要は無いのだが すさまじく面白い。著者は日本貿易振興機構 要はジェトロのアジア経済研究センターの研究員。最近中国が怪しいというか 隠れ反日だけでなく欧米や日本の民主主義圏の駐在員が逮捕されたり保護主義みたくなってきて これまでは大きな市場とみられていたのが段々ビジネスがやりにくくなってきて 中国から足を洗い始めているわけで 次は世界最大の民主主義国のインドというわけで インドを読み解く上での本書だ。あたしなんかは インド=仏教が生まれた国 神秘の国 カレー発祥の地くらいのいーかげんな認識だったのでお恥ずかしいのだが IT技術者を世界に送り出してる国だし貧富の差が大きい国だし14億の人口の大国だし世界最大の民主主義国家だし やっぱり不思議の国であることには変わりはない。本書を読むとわかるのだが 民主主義の顔をした権威主義と言われてるわけで お隣は共産主義の顔をした権威主義だし その隣は社会主義の顔をした権威主義なので 色々あるな・・という感じだ。明らかな独裁国家も張り付いてるし 大陸は混沌としてる。RSSてヒンドゥー至上主義団体の民族奉仕団だが そこから始まってBJPインド人民党を経て首相なわけだが 国民のほぼ80%がヒンドゥー教で17%がイスラム キリスト教が2.3%、 シーク教が 1.7%、仏教が 0.7%、ジャイナ教が 0.4%だそうだが あれ100%超えてるwがまあそういう比率らしい。 ヒンドゥー至上主義なので 徹底的にイスラムを排除するとか相当えぐいことをしてるらしい。モディ政権て 「モディ首相」という架空のキャラクターをモディという実在の人物が演じるワンマンショーと言われてるそうで 一言で言えば「恵まれない境遇を自らの力で乗り越えていった主人公が、強い指導者として人々から絶大な支持と信頼を得ながら、インドを偉大な国へと導いていくというストーリーだそうで お隣の毛おじさんと同じようなもん。個人崇拝なわけ。貧困層に対する政策的無関心とかWHO調査だが新型コロナで死者は474万人(政府発表は48万)とか どちらが正しいのか知らんが火の無いところに煙は立たぬ・・である。日本は他国の民主主義や人権をめぐる状況に概して無関心なんて書かれてるのでもう笑うしかない。芥川賞作家のカード詐欺のベストセラーもいいだろうが 一見こういう堅い・・実は見た目が適度に硬いだけで何倍も面白い。図書館にあれば是非読んでいただきたい。他に欲しい本がでてきたので図書館にあるから・・というわけで一時保留だ。
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